SSブログ

バイカモ(梅花藻)の花が開いた [野草・花]

200829-6.jpg

バイカモという水草をご存知でしょうか?
文字通り梅の花に似た、小さな花を咲かせる水草です。
水草に関心のある人たちの間では、かなり有名なようですよ。

今年はコロナで中止になりましたが、村の有志の方が夏休みに小学生を集めて
五味沢の水生生物の勉強会を開いています。毎年そのお手伝いをしています。
去年の勉強会の様子がhttps://shirotarou.blog.ss-blog.jp/2019-07-31に載っています。

そこで勉強したことですが、(誰が勉強してんだ?) バイカモは清冷な流水の中でしか
育たないそうです。それで水質の環境指標ともされています。もちろん綺麗な方のね。
ジンゴロウ沢にも自生していて、うちは沢の水を生活用水にしているんですよ。

前から、”沢の水を生活水にできる家は、日本でもそんなに多くはないよね” と,
多少の自慢も込めて言っているのですが、いつも微妙な顔をされてしまいます。
裏の白太郎山は杉の植林以外、人の手が入っていないし、登山道もありません。
こちらは安心して使っているのですが、いまいち理解されず同情されてるみたい。
そんなことで、最近はあまり話題にしないようにしています。

梅花藻の花は1㎝にも満たない小さな花なので、思いきり近くで接写したら、
奇妙な雰囲気の効果が出ました。夜の街にたたずむ清楚な女性って感じ。
こんな雰囲気も悪くないような気がするような感じがしても悪くないかも。

200829-16.jpg

200829-12.jpg

200829-14.jpg

200829-2.jpg

200829-8.jpg

200829-9.jpg

中央の沢胡桃の手前から流れが分かれていて、先の小さな滝に落ちます。
右側が流量の多い本流となり、左側が砂の堆積した梅花藻の自生地です。
200829-17b.jpg

200829-13b.jpg

200829-13.jpg

ちょっと妖しい雰囲気の画像となりました。
200829-15.jpg

200829-10.jpg

200829-7.jpg

200829-3.jpg

200829-4.jpg

200829-1.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

ちょっぴり秋の気配が [野草・花]

200825-1.jpg

猛暑日が続いている中、幸い外に出る用事もなかったのですが、
こんな真夏の状況も撮っておこうかと、ちょっと出てみました。
すると、今まで葉っぱの緑一色だったのに、意外にも花が増えているんですよ。

秋の花とされている”キンミズヒキ”や”フジバカマ”がもう見つかりました。
”キツリフネ”は7~10月の夏の花なのですが、秋の印象が強い花です。
”アカツメクサ”や”コウゾリナ”に至っては、5~10月の春の花となっていますが、
こちらで花が目につくようになるのは、やはり秋になってからです。

折しもベランダで赤トンボを見つけました。
真夏日が続く中でも、季節は確実に進んでいるようです。
ただ、今年の作業予定がコロナのせいで、まだ3割も進んでいません。
こちらとしては、秋が来るのはもう暫く遅らせて欲しいのですがね。
あー、暑さはすぐにでも和らいで欲しいと切望しております。


ナナカマド(七竈)の実と 赤トンボ
200825-2.jpg

キンミズヒキ(金水引)
200825-3b.jpg

200825-4.jpg

フジバカマ(藤袴)
200825-11.jpg

200825-12b.jpg

キツリフネ(黄釣舟)
200825-6.jpg

アカツメクサ(赤詰草)
200825-5.jpg

200825-8.jpg

コウゾリナ(髪剃菜、顔剃菜)
200825-14.jpg

200825-15.jpg

アカジソ(大葉)
200825-7.jpg

不明(調査中)
200825-9b.jpg

200825-10.jpg

nice!(0)  コメント(5) 
共通テーマ:地域

徳網の渓流 2020(2) [山]

200820-8b.jpg

”清涼な渓流が至る所で見られます”と言ったけど、道の近くから見る渓流の事です。
鬱蒼とした藪をかき分けてまで、渓流を見に行こうとは思いません。
その道なんですが、何処の山村にもあると思いますが、
地元の人しか知らない道があります。
もちろん地図には載っていないし、他所の人にはどこから入るのかも分からない。

徳網は朝日連峰の山裾で奥が深く、大昔から地元で使っている道が何本もあります。
普段は山菜採りやキノコ採り、熊猟、うさぎ巻きで使う道です。
今回そんな道の一つに入ってきたのですが、ほんの入り口の部分だけです。
道の横に小さな渓流があって、雰囲気が良くて前から気になっていたんですよ。

森の中は涼しいし、水は冷たくて美味い、神秘的な雰囲気で、過ごすのに最高です。
えーと、汗や虫が出るのはここに来るまでの話ね。アイスがあればもっといいんだけど。


村の人が草刈りをして、道を整備してくれています。
200820-4.jpg

200820-3.jpg

荒川本流が見えてきました。
200820-2.jpg

吊り橋を渡って対岸に移ります。
200820-18.jpg

この吊り橋の架け替え工事を前に紹介しました。
200820-5.jpg

荒川本流の情景です。
200820-12.jpg

200820-13.jpg

200820-20b.jpg

吊り橋を渡ると山道になり、横を上トクアミ沢が流れています。
200820-9.jpg

200820-8.jpg

200820-7.jpg

200820-10.jpg

200820-11.jpg

200820-19.jpg

200820-15.jpg

200820-16.jpg

200820-17.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

徳網の渓流 2020(1) [山]

200818-1b.jpg

昨日は日中の気温が過去の最高記録に並んだと報じられていましたが、
皆さんの所では如何お過ごしでしょうか。
都会の中で、日中に外で過ごすのは嫌ですね。殺人的でとても居られない。
日陰に入っても熱波に囲まれて、逃げられないんだもの。
でも、クーラーの効いた場所は何処でもあるので、建物の中に入って、
アイスクリームでも食べているのが一番です。

こちらは、暑いと言っても、風もあり木陰に入ればなんとか凌げます。また、
小国は急峻な山々の中にあり、清涼な山からの渓流が、至る所に見られます。
うちの横のジンゴロウ沢もそのひとつですが、水は冷たいですよ。
30秒間も手を浸してはいられないくらい。

ということで、今日の午前中、渓流の写真を撮ってきました。
ジンゴロウ沢ばかりじゃあんまりなので、荒川本流と向かいの上トクアミ沢です。
”都会よりこっちの方がいいでしょう”という意味も無くはなかったのですが、
山を歩くのは汗が出るし、虫も出るし、アイスが食べられないのが難点であります。
今回はちょっとアーティスティックな感じなのを選んで並べてみました。

200818-2.jpg

200818-3b.jpg

200818-4.jpg

200818-5.jpg

200818-7.jpg

200818-14.jpg

200818-6.jpg

200818-12b.jpg

200818-9.jpg

200818-13.jpg

200818-15.jpg

200818-10.jpg

200818-8.jpg

200818-8c.jpg

200818-11.jpg

200818-11b.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

ベランダでネジバナ(捩花)が咲いた! [野草・花]

200814-6.jpg

な~んて言うと、普通はベランダに置いたプランターの中で育てていた花が
咲いたと思いますよね。 うちはそうじゃないの。
ベランダに直接自生して咲いちゃったの。 ワイルドだろ~!!  (古!)

6月に苔の記事を載せた時、ベランダの苔と一緒に一本の雑草が映っていました。
もちろんその時は名前など知らず、いいアクセントになるくらいの認識でした。
すぐに忘れていましたが、2ヵ月の間に成長して花を咲かせたんですねー。凄い!
その間ベランダの掃除はどうした? って、えっ、いや、椅子の陰で気づかなかったの。

ネジバナはネジリ花のことで、小さな花が螺旋状についているのが特徴です。
ま、それが人の心の琴線に触れるようで、なかなかうまい戦略という感じもします。
ただ直線状に花がついているだけだったら、あまり印象に残らないと思う。

だけど何でまた、うちのベランダで咲くことになったんだろう?
うちの周囲はもちろん、五味沢の中でも今まで見たことがありません。
まぁ、よく探せば何処かの隅で見つかるのかもしれないけど、気が付かなかったなぁ。
まだ若い時に、この花を一所懸命に探し求めたこともあったのですけどね、ウフフ。
あ、いや、ウフフに特に意味はありません、うん。


6月に苔の記事で載せた写真です。一本の草が映っています。
200814-1.jpg

その草がネジバナで、いま花を咲かせています。
200814-2.jpg

200814-10.jpg

200814-3.jpg

200814-9.jpg

200814-8.jpg

200814-4.jpg

200814-7.jpg

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:地域

真夏の山のミステリー これはマタタビ(木天蓼)の実か? [樹木・花]

200809-13.jpg

実物を知らないで、図鑑に頼って記事を書くとこんな間違いを起こします。
前回の記事で、白い葉を調べ、野草図鑑の写真からハンゲショウと紹介しましたが、
いつも愛読いただく茨城の山さんから、マタタビも白くなるとコメントがありました。
調べると「夏の頃に枝の上部にある葉が白くなるので、遠目でもそれとわかる」と
樹木図鑑のマタタビの説明に載っています。

これは現場検証せねばと現地で状況を調べたところ、実がついているのを見つけたのと、
また蔓性植物だったのでので、ハンゲショウではなくマタタビと断定しました。
子供の頃飼い猫にマタタビの実を与えたら、顔が弛緩して、軟体動物のように
身体をくねらせたのを覚えています。また後年、マタタビの瓶詰も見ました。
ということで、マタタビの実には、見覚えがあるんですよ。

ところが別にこぶこぶの実もあって、白い葉を辿るとこの実ばかりに繋がる。
丸い実はいくら辿っても、白い葉に繋がりません。
ハテ?どうしたことだ?と考えあぐねていたら、お隣さんが通りかかったんですねー。
”あぁ、こぶこぶの実はマタタビの実だよ。丸いのはマタタビなんかじゃないよ。
瓶詰の実?もっと細長い形で、ここらじゃほとんど見ないなぁ”と教えてくれました。

樹木図鑑にも「虫こぶになった果実は木天蓼と呼んで漢方薬として利用」とあります。
丸い実は隣のページに載っていて、”猿梨”というマタタビ科の別の植物でした。
「10~11月に熟す果実は和製のキウイフルーツで、最上級の味だ”」とのこと。

結局真相は、柳の木にマタタビと猿梨の蔓がびっしり絡んで、それぞれの実を
つけていたということです。またマタタビには2種類の実があって、瓶詰で
お馴染みの長細い実は五味沢では見かけないということね。これにて一件落着!


丸い実を見つけたのですが、蔓を辿っても白い葉に繋がりません。
200809-10.jpg

200809-11b.jpg

こぶこぶの実もあって、これが白い葉に繋がっていました。
200809-5.jpg

200809-5b.jpg

200809-3.jpg

表から見ると白い葉の混じった一本の木に見えますが、
200809-7.jpg

200809-8.jpg

裏を覗けば、蔓が縦横に延びています。左はマタタビ、右は猿梨の実。
200809-12.jpg

200809-14.jpg

200809-6.jpg

大家さんの柳は、葉っぱが上の方にしか見えません。
200809-15.jpg

犬も悶えるかと”ごはん”の前にマタタビを置いたけど、まったく無視。
200809-9b.jpg

nice!(0)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

クズ(葛)の花とハンゲショウ(半夏生・半化粧)の葉 [野草・花]

200805-1.jpg

【お詫び:ハンゲショウと紹介した写真はマタタビの間違いでした。訂正します。】

梅雨が明けたと思ったら、すぐに真夏日が続いて、どうなってんだろねー?
そんな中、真夏に相応しいような派手な花を見つけました。

ご覧のように、赤、ピンク、紫、黄色で姿も派手な熱帯植物みたいな花。
よく見たら、ここらでは何処でも自生している蔓(つる)植物じゃないの!
毎年村の全員で共有地の草刈りをするのですが、いつも邪魔になる蔓です。
雑草を刈っても倒れないわ、回転刃に巻き付くわ、身体に絡まるわ、
作業しながら、いつも悪態をつく相手だけど、それがこんな花を咲かすとは・・
図鑑で調べたら葛(クズ)だとわかりました。根がくず粉になるあのクズです。
迷惑な隣人だと思っていたら、意外と有名人だったという感じでありますね。

図鑑でその葛を調べていたとき、半化粧の項目が目に止まりました。
あれ?これって病害虫を患った葉っぱじゃなかったの? そんなんじゃなく、
”夏至から11日目を半夏至(半夏生)。その頃に花が咲き、葉は白く化粧する。”
という植物だそうです。花は終わって葉だけが、白く残っていたようです。
ひも状の花の出る葉だけが白く変化して、花のない葉は変化しないそうです。
身近にあっても、知らないことはいくらでもある。というお話でありました。

クズ(葛)の花
200805-2.jpg

200805-3.jpg

200805-4.jpg

200805-5.jpg

200805-7b.jpg

200805-8.jpg

200805-6.jpg

200805-9.jpg

200805-11.jpg

クズが密生するこんな場所の草刈りは大変です。
200805-10.jpg


ハンゲショウ(半夏生、半化粧)マタタビ(木天蓼)の葉
200805-14.jpg

200805-12b.jpg

200805-13.jpg

200805-17.jpg

200805-16.jpg

200805-15b.jpg

白い葉は病害虫に侵された葉だと思っていました。
200805-18.jpg

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:地域

今年の梅雨の最後の雨雲・・かも

200801-4b.jpg

気象庁が発表したわけでもないし、あてにならないmukuパパの予想ですが、
なんか長かった今年の梅雨が、やっと終わったような感じです。
今朝はまだ雨雲が覆って小雨が降り続く、薄暗い朝だったのですが、
夕方には青空も見えるようになりました。

なんと言っても、お昼にお隣の飯豊町、南陽市に出掛けたのですが、
鬱、じゃなくて宇津峠を越えたら、もう夏の空になっていて気分が軽くなりました。

天気予報も明日からはお日様マークが続いているし、
今日で梅雨はおしまいと決めました。
あとはコロナが、なんとかならんかなぁ・・


今朝の五味沢は、雨雲が覆っていましたが、
200801-1.jpg

200801-2.jpg

200801-3.jpg

夕方には青空も覗きました。
200801-5.jpg

宇津峠を越えたら、お隣の飯豊町、南陽市はもう夏の雲
200801-6b.jpg

200801-7.jpg

200801-8.jpg

200801-9.jpg

200801-10.jpg

nice!(1)  コメント(4) 
共通テーマ:地域

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。