今年は早めに薪割りしました。 [暮らし]
いや、去年の薪割りは大失敗でした。以下にその状況を書き上げると、
まず、注文時期が遅かったので、他の仕事が始まるのと入荷が重なりました。
それで雪が消えてから玉切りとなり、チェンソーで土を削って刃を痛めました。
玉切りしたまま2か月も放っておいたら、乾燥して硬くなって、割るのに大苦戦。
薪積みが終ったのが8月で、中の十分な乾燥が出来ず、煙突掃除を今年はもう4回。
ま、負の連鎖ですね。今年はその反省から、他仕事の始まる前に終わらせました。
本来どこの家も、春の本格的作業前のウォーミングアップとして常識のようです。
しばらくこのままで、薪を乾燥させるため積むのは、雪が消えてからにします。
単調な薪割りしてると、与作の歌が頭に浮かびます。ヘイヘイホー!
枝分かれの部分は硬くて斧が入りません。チェンソーで切り分けます。
薪割り完了。乾燥のための薪積みは、雪が消えてから。
謎の足跡! [暮らし]
どんな図鑑にも載っていない、酔っぱらったような謎の足跡が・・!
なーんてね。 もちろん、うちの”ごはん”の散歩の足跡です。
どうしたらこんな千鳥足のような足跡ができるかというと、
お尻をフリフリして歩くんですよ。いわゆる”モンローウォーク”ね。
尻尾を目いっぱい左右に振って、お尻をくねらせながら歩く姿は
なかなか魅力的です。散歩しながらも、ついお尻を見つめてしまいます。
”犬のお尻が魅力的だなんて、あぶないオジさんじゃな~い?”
なんて言わないでね。複数のおじさんが同じような評価をしているんですよ。
まぁ、これもゴキゲンな時の歩き方でして、気が乗らないようなときは、
ドッタ,ドッタ,と、なんかカバを連れて歩いているような気になります。
動画でもないと、魅力的なモンローウォークを紹介できなかったのですが、
久しぶりの雪で、路上に面白い足跡がついていたので記事にしました。
久しぶりの雪が木々の枝に積もって、真冬の雪景色になりました。
白太郎山への招待 (3) 2019 [山]
白太郎山が知られるようになって、このブログもちょっと得をしてるみたい。
白太郎山の情報を求めて検索をかけると、図々しくも上位に顔を出すようです。
うっかり開いてしまって、”チェッ!”と顔をしかめる登山者もいらっしゃるでしょう。
すみませんねぇ。お役に立つような情報はほとんどありません。
この日、mukuパパに先行して登った方と、後から追い抜いて行った方に、
頂上で一緒になりその時、”ブログをなさってません?”と訊かれました。
幸いにも渋い顔ではなかったので、しばらくお話をして楽しく過ごしました。
写真を載せるのも許してもらったので、この記事になったわけです。
最近も下で散歩している時や家の前で、声を掛けられることがありました。
”ごはん”の名前も覚ていてくださって、なんか嬉しくなりましたね。
だけど、当たり前と言えば当たり前なのですが、山好きの方は皆さん健脚ですねぇ。
こんな所に住んでいながら息を切らしているのは、やはり恥ずかしい。
これから身体を鍛え直して・・というのは無理ですね。先はもう、あまりない。
えーと追記で、頂上でお会いした方にお知らせです。
山を下りてから車があった場所でストックを見つけました。
連絡の取りようがないので、こちらで預かったままになっています。
もし、コメントに一言頂ければ、お送りできるように考えます。
ここの右側は雪庇(せっぴ)になっています。
端を歩かないでください。崩壊する危険があります。
上から振り返って撮った雪庇個所の裏側です。
頂上の奥もこうなっているので、端に乗らないでね。
やっと頂上が見えてきました。
ついに到着! この先にご褒美が・・
朝日連峰の展望です。右から祝瓶山、大玉山、平岩山、
大朝日岳、西朝日岳、の山々。
飯豊連峰の遠景と手前は五味沢集落全景。
小国の町並みも見えました。ここと飯豊連峰の間の中間になります。
樹々の向こうに徳網山。足元に見えます。
白太郎山への招待 (2) 2019 [山]
白太郎山山頂を麓から眺められる場所は五味沢集落しかありません。
他所では山の陰になってしまうので、その山に登らなければ見えません。
五味沢からは写真の姿になりますが、左側に流れる稜線が登山道となります。
見て分かるように、ほぼ一定の勾配で頂上まで登ることになります。
頂上から先が平に続くように見えますが、手前のピークに伸びる尾根を、
下から見てそのように見えるだけで、実際は頂点の形になっています。
その裏側は尾根筋が朝日連峰に続いています。登山道はないけど。
登山口に入ると、最初30mほどの急勾配を登らなければなりません。
滑落の危険があるのはここくらいですね。滑落しても雪に潜るだけでしょうね。
雪崩の危険もないし、コースもほぼ一直線なので迷う心配もありません。
面白いのは登る時は、後ろの徳網山や右後方の飯豊連峰が後押ししてくれます。
そして頂上に着いた時だけに、ご褒美に朝日連峰が姿を見せてくれるんですよ。
360°の展望が開け、来るたびに ”うまく出来てるなぁ” と思います。
五味沢集落から見た白太郎山。中央が山頂、左側の稜線が登山コースです。
ここで一休み。後ろを振り返ります。
向かいの徳網山の頂上(787.8m)と同じ高さまで登ったようです。
奥に飯豊連峰、手前には五味沢集落が眺められます。中央は”りふれ”
下からスキーを履いた登山者が登って来ました。
あっという間に追い抜かれちゃった。
つづく
白太郎山への招待 (1) 2019 [山]
昨日の朝ですが、薄く雲がかかっていた空も、8時頃には晴れあがってきました。
天気予報では広く高気圧に覆われて、一日晴れの予報となっていました。
こんな日を逃したら白太郎山には登れないと思ったので、決起して登ってまいりました。
うちの裏山などと軽く口にする白太郎山ですが、山歩きにへたばるmukuパパなんかは、
”頭が高い!!”と叱られそうな、立派な山容を持つ標高1,003mの山です。
こちらに来た頃はそれほど知られた山でもなかったのですが、
近年、”山形県の百名山”に選ばれたり、YouTubeに動画が載ったりして
かなり知られているみたいです。村の人はほとんど関心がないけどね。
mukuパパの説明では難のあるのを承知で、白太郎山を少し紹介します。
白太郎山は普段は登れません、道がないから。 冬だけ登れます、雪があるから。
その冬も1月2月は雪降りが続くので、登れるのは2月の後半と3月に限られます。
コースは登山口から頂上までほぼ一直線。幅の広い尾根を上へ上へと登って行けば、
3時間弱で頂上です。帰りは徳網山を正面に見て下れば迷うこともありません。
雪庇に乗らぬよう注意すれば雪崩の心配もないし、頂上の展望がまた素晴らしい。
ということで、雪山初心者や雪山装備の準備点検にも最適な山ではないかと思います。
ここが登山口です。うちの前なんですけどね、へへー・・
車は道路幅の拡がった所に置けます。
写真ではそのように見えませんが、うちの裏がコース一番の急こう配。
杉林の手前まで登りました。
杉林の中を5分ほど進みます。
杉林を抜けるとブナの森が広がります。
雪の上にはウサギや猿、カモシカなどの足跡がついていました。
ブナの森の斜面を進みます。
つづく
ジンゴロウ沢でイワナ(岩魚)を見つけた [自然]
一昨日は大雪になって除雪車が出動するほどでしたが、
雪解けは進んで、ジンゴロウ沢を覆っていた雪も徐々に消えてきました。
そんな隙間から川面を覗いたら、なんとイワナの姿を見つけました。
雪の時期にイワナを見たのは初めてです。
今の時期、水量が増えて水面が乱れ、水の中は見えないことが多いんですよ。
それに今は本流の方にいて、まだ登ってくる時ではないと思っていました。
上流は雪に覆われて、まだ餌の昆虫が流れてくることもないだろうし、
こんな所で何を待っているんだろう?
上流の方に頭を向けて、流れの中で一か所にゆらゆらと漂っています。
人の気配を感じると素早く石の陰に隠れるのは相変わらずです。
日も長くなって、動物も春に向けて動き出してきたようです。
ベランダの横のいつもの場所に、イワナが戻っていました。
ジンゴロウ沢を覆っていた雪が解けてきました。
山の上からウサギが下りてきて・・
ジンゴロウ沢のスノーブリッジを渡って、お隣へ向かったようです。
春の雪山歩き 2019 [山]
3月に入って陽射しが、すっかり春めいてきました。
快晴に恵まれた昨日、村の人とうちの向かいの山を歩いてきました。
向かいの山といっても徳網山ではなく、その隣の赤渕というところです。
見た目立派な山なのですが、赤渕山とは言わないんですよ。ただ赤渕。
(すみません”赤芝”と誤記していました。お詫びして訂正しました。)
徳網山は雪崩の危険があって、今は登れません。
春になる前の、陽射しを浴びた雪の山。
上着を2枚も脱ぎましたが、それでもいい汗をかきました。
この山の裏側は人の手のまったく入っていない素晴らしい場所なのですが、
今回は時間がなくて行けません。いつかご紹介したいと思います。
あー、その前にうちの裏の白太郎山をご紹介しようと思っているのですが、できるかな?
近年けっこう有名になって、土日には訪れる人も多くなりました。
森林組合から薪が届いた 2019 [暮らし]
毎年、森林組合に注文して薪を仕入れています。
いつもは注文するのにグズグズしていたので、配達が今月の終わり頃だったのですが、
今年は早めに、昨日注文したら今日にはもう届いたので、びっくりしちゃった。
まぁ、タイミングがうまく合ったのでしょう。普通2週間程度はかかります。
都会では薪を仕入れるなんてことはないでしょうけど、こちらでは
こんな具合にクレーン車で原木で届きます。これじゃあ都会では絶対無理ですね。
もちろん、小割り加工済みの薪もありますが、当然、加工費が入って高い。
どの家も”パルプ薪”と言ってこの形で購入して、自分で薪割りをします。
1立方メートルを注文してこの量です。計量は重さで換算するらしいのですが、
苦情のないよう、かなり割増ししているようなので、ちょっと計算してみました。
直径が平均して25㎝くらい、長さが2.1mの原木が17本あるので、実量1.75立米。
75%の割増よ。エイヤッで持ってくるんだろうけど、こういうの好きだなー。
1シーズンに使う量は差はありますが、独身で適当に暮らしている家で2立米弱。
しっかり家庭を営む家では毎年2立米~3立米を注文するということです。
うちは前年の残りや無償配布をもらってくるので、1立米注文すれば十分です。
ちなみにパルプ薪1立米の代金は、税、運搬費込みで¥18,360円となっています。
ま、今年は早く薪にして十分乾燥させなきゃいけません。去年の反省点です。
第24回 雪の学校 2019(2) [イベント]
雪の学校、二日目は卒業試験になります。
”りふれ”裏の、わらび山の頂上に登って、尻滑りが試験課題です。
去年と同様の素晴らしい天気になりました。
前の晩の交流会では、酒に弱いmukuパパは早めに切り上げたのですが、
若い人が多かったせいか、延々と夜中まで盛り上がったそうです。
それが二日酔いも見せずに、元気に山登りなんだから若いよなー。いいなー。
青い空の下、白い雪の上を尻滑りで下まで滑り降りて、試験は無事終了しました。
その様子は写真でご覧ください。
山から下りた後の村の公民館での昼食は、mukuパパの秘かな楽しみです。
村のお母さん達が朝から用意した、山菜やキノコふんだんの手料理が振舞われます。
でも、mukuパパが食卓に着く前に食事は始まっていて写真はないの。ごめん。
昼食の後”りふれ”に戻って閉校式、修了証授与で終了となります。
ま、写真は去年のと、ほとんど変わりないですが、思い出はそれぞれに残ります。
興味がありましたら来年はぜひ、ご一緒してください。
あー、その前に今年の6月の1、2日に朝日連峰の山開きがあります。
初心者コースから健脚コースまで4コースから選べます。よろしかったら、ぜひ・・。
”りふれ”裏のかじか橋を渡って、後方のわらび山頂上まで登ります。
かんじきで前の人の跡を踏み固めながら、一列で登ります。
広い雪のゲレンデは尻滑りのためにあるようなものです。
頂上に到着です。周囲360°の展望が楽しめます。
卒業試験”尻滑り”の開始です。がんばって!
100m近くを一気に滑り下ります。これを下まで3回。
途中で黒鳥が降りてきて、餌をねだっているとか・・。
昼食の後、”りふれ”で閉校式。修了証を授与して無事終了となりました。
おわり
第24回 雪の学校 2019(1) [イベント]
今日は東京マラソンがあったようですね。雨で寒くて大変だったようです。
こちらは昨日(2日)今日(3日)と、晴天に恵まれて”雪の学校”が開かれました。
何度も取り上げていますが、”雪の学校”は五味沢の3大イベントのひとつです。
最近あちこちで”雪山トレッキング”が開かれているようですが、
ここのは草分け的な存在で、今年でもう、24回になります。
今年は21名の参加がありました。若い方の参加が増えて、賑やかでしたよ。
ここでは他にはないものをということで、本格的なうさぎ巻きが体験できます。
今年は首尾よく一羽を仕留めることができました。
すぐにお肉にされて、夜の交流会という名の宴会で振舞われました。
今年は熊肉の鍋も出て、熊とウサギが食べられるという幸運に恵まれたのですが、
”そんなの幸運とは思わない!”という方もいらっしゃるでしょうねぇ。
でもまあ、興味のある方は、来年ぜひ参加してくださいね。
授業の日程は例年と変わりません。だもんで、いつもと同じような写真です。
今回は初日の、開校式から3時限目の交流会までの様子をご紹介します。
最後に日程表を写真に撮って載せたので、参考にしてください。
来年に参加するための参考よ。
”りふれ”の研修室で開校式です。正面に立ってるのは何だ?
小国町のゆるキャラで、ワラビーノとワラビーナ(だったかな?)です。よろしく。
1時間目のうさぎ巻き。猟場はなんとmukuパパの家の裏山です。
家の前で”かんじき”をつけて、山に入ります。
杉林の中を配置場所に向かいます。
山親方の合図で、大声でウサギを上に追い立てながら登ります。
首尾よく仕留めたウサギの周りにみんな集まりました。
お肉にする様子にも人気が集まりました。
”りふれ”に戻って、みんなで火まつりの準備です。
2時間目の火まつりです。火を囲んで、どぶろくとスルメと昆布が振舞われます。
もちろん、御神火で餅も焼いて、無病息災を願っていただきます。
会場への雪の回廊の灯篭
3時間目の交流会の会場。みんなこれが楽しみでやってるようなものですね。
酒がどんどん出て来て、夜中まで話の輪が盛り上がります。写真はカット。
雪の学校の日程表です。来年参加の参考にしてください。
つづく