ジンゴロウ沢の大増水 2020 [自然]
”お~い!最上川が氾濫したそうだけど、そっちは大丈夫かー?”
と知人から連絡をいただきました。
うちのテレビは雲があると画像が出ないので、まだ状況を見てないのですが、
山形県の北部は浸水で大変なことになってるようです。でも、こちらは大丈夫です。
被災された方々にお見舞いを申し上げます。
最上川は県南の米沢市から天童市、新庄氏、酒田市と北上し日本海に注ぎます。
調べたわけではないですが、山形県はほぼ全域、最上川の流域となるみたい。
ただ、小国町だけは荒川の源流域となっていて、お隣の新潟県に流れるのね。
この辺が山形県での立ち位置で、なんか微妙な所があるような気がするような、
感じを受けるのはmukuパパだけでしょうか。いや、そこが面白いのですがね。
とは言え、小国も大雨で、五味沢でも役場の職員や村の世話役が出て警戒してました。
でも、うちのジンゴロウ沢も溢れたんだけど、誰も来なかったなぁ。
まぁ、横目で警戒はしてたのだけど、あの住人ならと口を出さなかったのかも。
こちらも、河川工事をするなんて話が出ては困るので、黙っております。
木々の青い実 [樹木・花]
今年は何だか、わけのわからないうちに、7月も終盤に入ってしまいました。
子供の頃は7月21日から8月31日までが夏休みで、今が一番楽しい時でしたが、
今の小学校はどうなっているんでしょう?
50年以上もご無沙汰しているので、びっくりするくらい変わっているかも。
ま、今年はコロナもあってバタバタしてたし、梅雨も明けてないみたいだし、
小学生の子供たちには気の毒でしたね。
こちらも最近は、夏だ!海だ!山だ!といった高揚感がなんか盛り上がらない。
んー、単に年をとっただけだからでしょうかねぇ? あの解放感が懐かしい。
そんなことで、ブログのネタになるようなことも、見つからないのですが、
5月,6月に咲いた花に、もうこんな実がついていたので、撮ってみました。
秋になれば、これが鮮やかな赤や青に変色します。そして雪が来て冬です。
あー、やばい! 何もしないうちに一年が経って、また歳をとっちゃう!
マユミ(真弓)の実
サンショウ(山椒)の実
サワフタギ(沢蓋木)の実
ナナカマド(七竈)の実
夏の花 タマガワホトトギス(玉川杜鵑) [野草・花]
我が家の庭に昔から自生している”三大夏の花”というのがありまして、
一つはエゾアジサイ、二つがヤマユリ、三つがタマガワホトトギスです。
どの花もやって来る夏を連想させてくれるので、好きな花たちです。
このタマガワホトトギスって、かなりユニークな姿をしてるでしょう?
こちらに来て初めて知った花です。それでこのブログに何度も載せています。
うちの庭にあるくらいなら、奥へ行けばもっと見られるかと思っていたら、
そうでもなくて、他の場所で一度も見たことがありません。
結構貴重な花かも、ということで大事にしています。
そんな夏の花ですが、一頃より数が半分くらいに減ってしまいました。
エゾアジサイも横のサワフタギに領地を取られて小さくなるし、
ヤマユリなど、この数年咲いた花を見ていません。猿がつぼみを採って
食べちゃうんですよ。犯行現場を目撃したわけではありませんが、
現場状況から間違いない。今年もつぼみをみんな盗られて、がっかりしています。
ネムノキ(合歓の木)の花 [樹木・花]
皆さんは”ネムノキ”という名前の木があるのはよく御存知だと思います。
優しい語感があるし、童謡や詩にもよく出てきますね。
小学校の教室で、小さな鉢に入ったネムノキの、開いた葉を何度も刺激して、
無理やり閉じさせては、友達と喜んだ思い出もあります。
今の若い方はご存知ないでしょうが、昔、”合歓の郷”というコンサート会場があって、
ポピュラーソングコンテストだかフェスティバルだかで有名だったんですよ。
ま、それ以上のことはこちらも知らないのだけど。そっち方面は馴染みがなかったの。
あー、馴染みがないと簡単に片づけるのも問題があるな。えーと、まぁ、よろしく。
ネムノキに話を戻すと、今日町に車で行く途中、道端に見慣れない花を見つけました。
取り敢えず写真だけ撮ったのですが、葉の形がなんか、ネムノキみたい。
気になって夕方、帰りに寄ってみると、見事に葉っぱが閉じていました。
帰って図鑑で調べると間違いなく合歓の木で、自生の生木を見たのは初めてです。
解説ではよく見かけるそうですが、すぐ横を十数年も通っていて全然気づかなかった。
場所から察すると、昔住宅の庭に植えていたのが、この木だけ残ったようです。
この木なら、うちの庭にも欲しいなぁ。楽しそう。
ネットで”合歓の郷”を調べたら、今も高級リゾートとして営業しているそうです。
関西の様子はよく分からない。やはり昔も今もあまりご縁はなさそうです。
というか、合歓の木との関係を調べたのだけど、書いてありませんでした。はい。
夕方には葉が閉じていました。
ジンゴロウ沢にダムができた!! [自然]
雨降りが続いて、相変わらず増水したままのジンゴロウ沢ですが、
上流部を見廻っていたら、見慣れない滝が目にはいりました。
”あれ?!” っと思って近づいたら、自然のダムが出来ているのね。
この場所は昔、山菜採りの山道として、倒木や枝を束ねたのを渡して、
橋として使っていたところです。今は放置されていました。
そこへ今回の増水で流れてきた枯れ木や大枝がひっかかり、
流石や流砂、泥があっという間に堆積してダムになったようです。
んー、このまま、もし決壊したら土石流となって我が家を襲うかも。
まぁ、1mもない高さなので、そんな大事にはならないでしよう。
沢が埋まって、ちょっと厄介なことになるかもしれないけど。
下手に手を出して面倒なことになっても困るので、しばらく様子を見ます。
それより、ダムの湖面というか水面の下は平らな砂地になっていました。
イワナ(岩魚)の産卵場所になるといいな。
元はこんな流れの場所でした。
水面の下は平らな砂地になりました。岩魚の産卵場所にならないかな。
エゾアジサイ(蝦夷紫陽花) 2020 [樹木・花]
あー、今日は七夕の夜なんですね。
こちらはまぁ、だからどうだってこともないのですが。
雨降りの続く山の小屋で、わんこと静かに過ごしております。
梅雨の時期となり、エゾアジサイが綺麗な花を咲かせています。
よく見かける丸い手まり咲きの紫陽花と違って、額縁咲きの紫陽花です。
豪華さはなくても、静かで落ち着いた様子が感じられて、好きな花です。
コロナも終わらないのに、九州では大雨で大きな災害が発生しています。
今まさに、大変な思いをされていることでしょう。
被災された皆様に、お見舞いを申し上げます。
ジンゴロウ沢が増水した! 2020 [山]
小国に移り住んだ大きな理由のひとつが、ジンゴロウ沢の存在です。
家のすぐ横に、自然のままの清流が流れているのよ。
日本中を探したって、こんな場所はそんなにあるもんじゃない!
と自慢してるのですが、周囲の反応は”ふ~ん・・”と今ひとつですけどね。
水の流れを眺めているだけでも、時間を忘れるほど楽しいものです。
そんな沢でも年に1,2度は大雨で増水します。一昨日の雨がそうでした。
普段は穏やかな沢でも、大水が出ると狂暴な姿に一変します。
ジンゴロウ沢の集水域は後ろの白太郎山の一部で、広くはないので、
これ以上の増水はないと思うのですが、ややビビりながら撮影しました。
翌朝外に出たら、越水して道路に流れ出た跡を見つけました。
水量は元に戻ったけど、枝や小石が丸木橋に堆積しています。