”ごはん” の朝の散歩 2021 [暮らし]
ドアを開けてやると、元気に玄関を出ます。
梅雨に入っているのですが、あまり雨になりません。ま、結構なことですが。
ただブログのネタがねぇ・・。花や葉っぱの写真ばかりでちょっと食傷気味でしょ?
村のイベントはコロナで中止が続いているので、記事になりません。
ということで、うちのワンコ、”ごはん”の朝の散歩を撮ってみました。
他所の犬の散歩なんて興味はないと思いますが、
このブログは我が家の記録も兼ねているので、どうかご容赦ください。
”ごはん”は2011年生まれで今年10歳。ゴールデンレトリーバーの雌です。
6歳になった4年前に、mukuパパが里親となって引き取ってきました。
ゲージで育てられたためか、外に出るのはあまり好きではありません。
一日ほとんど家の中で過ごしています。ベランダに出しても家に入りたがる。
車の中は好きなのでいつも連れていきます。ただ後席で寝ているだけですが。
勝手に走り回ることもないし、吠えることもない。おとなしいいい子ですよ。
えーと、今回は撮影のためにリードをつけていないことをお断りしておきます。
(それ理由になるのか?)
ベランダの階段を下りて
ジンゴロウ沢に向かいます。
先ずはジンゴロウ沢で冷たい沢水を飲みます。
飲み終えると沢の横を通って、家の前の道路に。
路上でmukuパパが来るのを待ちます。
頭を撫でてくれるのを待っています。
撫でてやると、やおら路面にひっくり返ります。
身体をくねらせて、いつものパフォーマンス。
最後にこのポーズを決めるともう動かない。
”もういいから早く来い!”と呼んでも動こうとしない。
仕方ないので戻ってひっくり返すのですが・・
”いい加減にしろよ!”
”ほら!車が来たじゃないか!” 村の人の軽トラです。
渋々立ち上がって、歩き始めるのですが、
これ以上はもう行きたくないの意思表示。
この後、用を済ませた後は、さっさと家に戻ります。
ベランダの階段を上って、
朝ご飯を待つ”ごはん”。
おわり
光と影と葉っぱ 2021 [樹木・花]
一昨日の土曜に東北地方が梅雨に入ったと気象庁から発表がありました。
例年だと東北南部と東北北部に分かれるのだけど、今年は同時のようです。
じつはお気に入りのギャグがありまして、今の時期にブログに載せています。
地図を広げると小国は東北南部なのですが、加えて言うと日本海に近い西側です。
つまり”日本の東北南西部”にあり、字だけ見たら”いったいどの方角だ?”となっちゃう。
ご存知の方はすみません。最近なぜか新しい読者の方が多くなってご挨拶代わりです。
季節は梅雨に入りましたが、タイミングが悪くて記事は陽射しの写真になりました。
木漏れ日が森の中にスポットライトのように射して、
葉っぱや花、木の実やきのこを浮かび上がらせる情景が好きです。
そんなシーンを探してきました。
ナナカマド(七竈)
ヤマボウシ(山法師)
クワ(桑)
クサソテツ(草蘇鉄)
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
シオデ
(?)
(?)
トチノキ(栃ノ木)
(?)
(?)
ヤマモミジ(山紅葉)
ブナ(橅)
オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
サンショウ(山椒)
ホオノキ(朴の木)
サワグルミ(沢胡桃)
ヤマボウシ(山法師)の花盛り 2021 [樹木・花]
今、小国を車で走るとたくさんの白い花をつけた木に目が留まります。
場所は山の中ではなくて、農家の庭先とか小さな公園です。
観賞用に植樹された”ヤマボウシ(山法師)”ですね。
樹木全体を覆うように咲く姿は見事です。
じつは、うちにも植樹した2本のヤマボウシがあるんですけどね。
こちらに来た当初に植えたので、もう10年以上前になります。
ヤマボウシは日向を好むそうですが、何も知らずに太い杉の横に植えてしまい、
杉の木の影になってほとんど陽が当たりません。そのせいか幹が細く、
葉や花もパラパラで可哀そうなことになってしまいました。
でも今の時期になればいっちょ前に花は咲くので、楽しみにしています。
うちの庭のヤマボウシです。花がパラパラなのがちょっと悲しい。
6月のジンゴロウ沢 2021 [自然]
今日、関東甲信地方は梅雨に入ったと気象庁の発表がありました。
あれ?! 越が入っていませんけど?
新潟県はまだなんですね。だけど越が入らないと語調がなんか寂しいですね。
新潟県のお隣の、我が東北南部もまだ梅雨入りしていません。
今年は爽やかな5月に雨が続いたと思ったら、6月になって晴れの日が多いみたい。
異常気象とは思いませんよ。昭和の頃のお天気もこんなもんじゃなかったかしら。
先日のたまたま雨の日、外出の予定が変わって家に籠ったのですが、暇なので
(まぁ、年金暮らしで忙しいことなんてほとんどありませんが)
ジンゴロウ沢とその周囲の様子を撮ってきました。
こうやって時間つぶしが家の周りで出来るのは悪くないかな。
カメラの設定を間違えて色調に一部変なのがありますが、笑って見てやってください。
”行者ニンニク” の花が咲いた 2021 [野草・花]
山菜の仲間に ”行者ニンニク” というのがあるのをご存知でしょうか?
山岳信仰の行者が荒行のスタミナをつけるために食べていたと言われています。
小国に来て初めて知った山菜なのですが、これがよくわからない。
深山にあって容易に手に入らないというけど、結構村のあちこちで作っています。
ま、ここの村の人はどんな山奥にも入って行く人達ですけどね。
また、熱烈に欲しがる人もいるけれど、市場で見かけることはあまりありません。
今回ちょっと調べたら、少し理由がわかりました。育てるのに時間がかかるのね。
種から食べられるようになる葉まで育つのに、7、8年かかるそうです。
それで株分けで植えるのですが、土壌とかの環境を整えるのが難しいようです。
それに一株で数枚しか採れないということで、供給量が絶対的に少ないみたい。
うちのは数年前に村の人から数株もらったのを、更に分けて適当に植えたものです。
手入れなんかしないのに庭の土壌が合ったのか、その年から毎年花が付いています。
”もう花をつけたの”って驚かれちゃった。食用になる葉もどんどん増えています。
山菜はどれも出始めの柔らかい頃が旬になります。今はもう大きくなり過ぎました。
だけど名前に似合わず、花がなかなか可愛いでしょう・・。
キンポウゲ じゃなくて ウマノアシガタ(馬脚形) [野草・花]
mukuパパは草花より樹木に関心があって、気に入った木は植えたがるのですが、
草花に対しては花壇を作ろうなどという気持ちはなく、自然のままにしています。
そのせいか、常連の草花に混じって、時折り庭に新顔を目にすることがあります。
今年はこの時期に、去年までなかった黄色い花が3か所で咲いていました。
調べてみると、キンポウゲ科のウマノアシガタ(馬脚形)という名前です。
キンポウゲ(金鳳花)という名はよく知られた名前ですが、学術的には
キンポウゲ科には多くの属種があって、どれも美しく可愛い花で有名です。
皆さんがよく知っている、お好きな花もきっとあると思います。
アネモネ・クレマチス・フクジュソウ・ニリンソウ・トリカブト(チョット怖いか?)
その中、ウマノアシガタはキンポウゲ科のキンポウゲ属、なんと直系の花なんですね。
この雄しべや雌しべが花弁に変化した八重咲タイプが、花のキンポウゲだそうです。
キンポウゲという名は語調もいいしゴージャスな語感もある。その良家の子息か令嬢が
ウマノアシガタという名前なんてねぇ。なんかすごく気の毒かも。
馬の蹄鉄は明治時代に日本に入ってきたもので、江戸時代は用役に使う馬は
ワラで編んだ馬草鞋(わらじ)を履いていたそうです。その形からの名前になるらしい。
江戸時代の浮世絵の中に馬草鞋(馬沓”うまぐつ”と呼ぶそうな)があります。
歌川広重 名所江戸百景 「四ツ谷内藤新宿」
綿毛が空から降ってきた 柳絮(りゅうじょ) [樹木・花]
先日の晴れた日、洗濯物を干そうとベランダに出たら、幾つもの白い綿毛が
ふわふわと漂いながら落ちてきました。こちらに来て何年にもなるので、
もう調べなくても何であるかはすぐ分かる。柳の綿毛であります。
カメラを出して撮ってみたのですが、薄い綿毛なのでよく写っていませんね。
画面の中の白いレンズのゴミのようなのがそれなのですが、実際の感覚では
この何倍もの数が漂っています。
この綿毛、小さな種があるそうですが、ただの綿毛だけのようにしか見えません。
こちらで初めて見たのは徳網橋の上でした。川上から風に乗り、水の流れに合わせ
川幅いっぱいに漂い流れてきました。その流れの中に身を置いていたのですが
なかなかの迫力が忘れられません。今回もすぐに徳網橋に行ってみたのですが、
気象の関係からかそんな現象はなく、いくつかの綿毛が漂っているだけでした。残念。
ネットで調べると、この綿毛は”柳絮 (りゅうじょ)” と呼ぶそうです。
(この”絮”という漢字、今まで知らなかったけど一発で変換されてびっくり!)
ヤナギ科の樹木にはよくある現象で、各地でよく知られているみたいですね。
札幌のポプラもヤナギ科の木で、柳絮を大量に飛ばす時期は嫌われるそうです。
小国では稲作をやめた田んぼに舞い降りて、すぐに成長して厄介な木となります。
画面ではよく見えませんが、白い綿毛がふわふわ漂っています。
荒川の河原は柳の森になっています。
徳網橋の上です。以前、無数の綿毛が風に乗って川幅いっぱいに流れていきました。
稲作をやめた田んぼには、数年で柳が成長します。
ヤナギの枝に綿毛が残っていました。
青山に 風ありそよぐ 藤の花 [樹木・花]
小国は今、どこに行っても緑の山肌に薄紫色の藤の花を見ることができます。
そして田んぼに目をやれば、今は田植えの真っ最中。
藤の花が消える頃が、田植えを終える目安となると、愛読するブログで知りました。
前の記事で、若い頃の亀戸天神で藤棚を見た印象が強いと書きましたが、
じつはそれよりも前、小学生の頃、友達の家の庭で見た藤棚が最初です。
うちは小さな商店なので庭などなかったのですが、友達の家の庭でよく遊んで
いました。うちの周りには子供の頃は大きな庭のある家が多くあったんですよ。
そんな友達の中に藤棚のある家があり、華麗な花が密集している様子は衝撃でした。
たぶん花が綺麗だと感じた最初の体験だったような気がします。
そんなこともあって、こちらに来た時は藤棚の計画もあったのですがねぇ。
やたら木を植えていたら、場所がなくなってしまった。それに雪国なので、
積雪に耐えるように作るのが難しい。また、これから作っても花を観賞できる頃には
いなくなる気がする。 ということで、計画は計画のまま終わりそうです。