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雪の学校が”新型コロナウイルス”によって・・ [イベント]

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都会のトレンドには、遠くから眺めるような距離感の小国でありますが、
その騒ぎがとうとうここまでやって来ました。
いや、感染者が出たわけではありませんよ。
29日と1日に開かれる予定の”雪の学校”が中止になったの。

楽屋話をすると、この数年参加者が減って事務局は頭を痛めていたのですが、
なぜか今年は東京だけで11人、千葉神奈川を加えて首都圏からなんと15人、
近県の方や常連さんを合わせて、37名もの参加申し込みがありました。

喜んだ事務局ですが次に頭を痛めたのが、今年の記録的な雪の少なさです。
こんなに雪が少なくては”雪の学校”にならない! でも除雪は簡単!
そこで、普段は行けない林道の最奥に案内して、楽しんでもらうことになりました。
そんな準備していた矢先、このウイルス騒ぎで一瞬で中止になっちゃった。
私事になりますが、今までのスタッフから、今年は先生になったのですがねぇ。
ま、参加者の皆さんには幸運だったかもしれませんが・・

えーもし、ここまで読んでくださったあなたが若い方だったら、次の言葉を贈りたい。
”これが人生というものさ”  意味は上の文章から読み取ってください。
昔は、”禍福は塞翁が馬で赤糸が絡まった縄だ”と言いました。
今は、”時代は回る”と言います。年を取ると目が回るので注意してください。

そんなことで、中止になった奥の林道を歩いて写真を撮ってきました。
計画では林道を除雪して、大石橋までバスで行く予定だったのですがね。
そんな奥まで歩けないので、霧の沢までです。


徳網集落の奥の林道入口です。ここから除雪する計画でした。
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森の奥から誰かに見つめられてるような気が・・
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五味沢から眺める朝日連峰、飯豊連峰 [山]

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先日、町に行こうと家を出ると、白く輝く飯豊連峰が目に入りました。
青空をバックにした素敵な光景はあまり見ることができないので、
カメラを横に置き、途中のビューポイントで車を止めて撮影してきました。

徳網、樋倉集落は朝日連峰の足元なので、平地からでは手前の山に
遮られて朝日連峰を眺めることができません。
五味沢集落まで下ると赤渕の峰と白太郎山の間から一部ですが望むことができます。
平地から朝日連峰を眺められるのは、小国の中ではここだけのようです。
でも残念ながら、飯豊連峰は南側の山の陰になって見えません。

更に進むと南側の山を迂回するようになり、正面にまた飯豊の山が現れます。
何度も言っていますが、飯豊連峰と朝日連峰の山頂の間は
全部小国町なんですよ。


徳網集落から飯豊連峰を眺める
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徳網集落の徳網山
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樋倉集落から飯豊連峰を眺める
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五味沢集落
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宿泊研修施設”りふれ”
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五味沢集落から朝日連峰を眺める
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越中里橋から飯豊連峰を眺める
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今市集落から飯豊連峰を眺める
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冬鳥キレンジャク(黄連雀)の来訪 [動物]

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うちの庭に、真冬まで黒い実をつけている木があります。
美味い実ではないようで、食べている鳥の姿を見たことがありません。
前のオーナーは”目薬の木”だと言うのですが、調べると違う気がします。
あー、もし、ご存じの方がいらしたら教えてくださいね。

今日はその木に小鳥が来て、盛んについばんでいました。数えると5羽。
葉っぱのない冬の木々は、鳥の姿をすぐに見つけることができます。
遠目にはムクドリに見え、餌がなくて仕方なく来たのかと思ってよく眺めたら、
突っ張りのお兄さん(古いか?)のような髪型(冠羽と言うそうな)をしています。
”あれっ??” っと思って、カメラを持って木の下まで近づいたら凄くカッコいい!
飛び回ってじっとせず撮り難いのですが、こちらをまったく無視して逃げないので、
何枚も撮ることができました。

家に戻って調べると、すぐにキレンジャク(黄連雀)という名と判りました。
珍鳥でもないようですが、ロシア辺りから渡って来る冬鳥だそうです。
昔から知られているようで、尾の先の黄色と群れる姿と小鳥の意味から
ついた名前だそうです。恥ずかしながら初めて知る名前であります。
群れるようですが今回は5羽だけ。家族で来たのでしょうかね。
しばらく枝の間を飛び回って遊んでいましたが、
いつの間にか何処かに飛び去っていました。


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追記:
黒い実の木は ”キハダ(黄膚)”だと村の人に教えてもらいました。
コルク質の樹皮の下に黄色の内皮があります。
山の中の倒木などで、その鮮やかな黄色の内皮を何度も見たことがあります。
黄色の内皮は古くから胃腸薬や捻挫の外用薬、染料として利用されていたそうです。
更に調べると、よく似た木で”ニガキ(苦木)”というのがありました。
春になって木の葉が出たら、葉の形でどちらか決められると思います。
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大雪予報も明けてみれば・・ [暮らし]

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ここ数日は第一級の寒波到来とのことで、大雪注意報も連日出ていましたが、
明けてみればトータルで30㎝程度の積雪しかありませんでした。
一晩で1m近く積もることもある小国では ”な~んだ!”って感じです。
時折は陽射しもあって、ずんずん降り続く凄みがなかったものね。
まぁ、去年の冬の状況と較べてみてください。

”ごはん”の散歩も毎日続いています。
なぜか、新雪の中に顔を突っ込むのが好きなのね。
それと、お約束のひっくり返って、足をばたばた、体をくねくね。
日頃の運動不足を補って、体をストレッチしているらしい。
ひとしきり動いたあとは、雪の上に寝転んでしばし休息です。

今朝は久しぶりに除雪車が出動して、向こうからやって来たのですが、
いくら呼んでも道路の真ん中から起き上がろうとしない。
あわてて首輪をつかんで、寝たままのを引きずって避けたのですが、
除雪車のオペさんは笑いながら、横を走り抜けて行きました。


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去年(2019年)
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去年(2019年)
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新雪に顔を突っ込むのが好きです。
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散歩のときのお約束。道路の上でストレッチ。
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”おいっ!! こっちに来い!”
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五味沢のうさぎ巻き 2020 [イベント]

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唱歌ふるさと ”う~さ~ぎ,追~いし,かの山~” でお馴染みのうさぎ巻きです。
歌ではお馴染みですが、実際に体験した人はいないでしょうね。
昔は地方の各地で行われていたようですが、今はほとんど聞かれません。
人が集まらないし、里の近くで兎のいる適当な場所もなくなったようです。
ところが”日本のロストワールド”五味沢では、まだ続いているんですよ。
無形民族文化財に指定されてもいいような気がしますが、話が出ないなぁ。

五味沢でも若い鉄砲ぶちが出なくて、将来も続くのか危ういのですが、
山形の大学で、ゼミの一環として学生が毎年参加するようになりました。
伝統的な狩猟文化や小国の自然に関心を持つ若い人が出てきて、
5人ほどがすでに小国に移住しているそうです。
もし興味があったらいかがです? あー、小国の中でも五味沢がいいですよ。

今日はその学生たちとの”うさぎ巻き”が開かれました。でも成果は”0”!
足跡もないんだもの。こんなことは近年ありません。
長老の話では今年は雪が少ないので、餌の見つけ易い所が別にあるんだろうと、
いうことでした。 NHKも取材に来ていたのに残念!


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鉄砲が杉林の上辺を囲むように配置され、下から勢子が追い上げる兎を待ちます。
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残念ながら一羽も出てこない。足跡がないか探しながら山を下ります。
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正面奥の雪を被った杉林が今回の猟場でした。
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