我家は紅葉の中 2019 [自然]
今日、ラジオから、 ”東京は、紅葉と呼ぶにはまだ早い” と流れていましたが、
小国の紅葉は今が最盛期であります。んー、最盛期を少し過ぎるあたりかな。
もう、ベランダには落ち葉がどんどん積もっています。
”掃いても掃いても・・” とは言いません。とっくに掃除放棄してるから。
こちらの紅葉は寒暖の差が少ないせいか、あまり鮮やかな色にはなりません。
それに今年は雨が多くて、しっとりと静かな紅葉になりました。
今年の栗の収穫 2019 [きのこ・山菜]
秋も進んで、もう今は、どの栗の木も実をほとんど落としています。
うちに栽培種と思われる、大きな実をつける一本の栗の木があります。
ただ、樹冠が道路の真上にかかるので、実がみんな道路に落ちてしまう。
車に踏みつぶされてしまう前に、朝晩の散歩で拾うのが楽しみでもありました。
また、裏山には山栗の木が何本かあって、たくさんの実をつけますが、
こちらは実が小さいのでサルの分として与え、平和共存を維持してたのですがね。
ところが奴ら留守の間に、こっちの領分侵入して食い散らかしていったんですよ。
帰ったら道路一面に、イガや栗の皮ばかりが散乱して、もう目を覆うほど。
悔しいからサルが来た時、一度追い払って、こちらも山栗をぶん奪ってきました。
ま、そんなことで集まった栗を、虫出しに一週間水に浸けて、天日干ししています。
この後、茹で栗にするか焼き栗にするか、ネットでレシピを眺めていたら、
面白い一文が目に留まりました。すみません、勝手に引用させてもらいます。
【「焼き栗をカイロ代わりに懐に忍ばせて寒い街を歩き、立ち寄ったカフェで
冷たい白ワインを飲みながら、やや粉っぽい焼き栗を食べる」
というのは作家の開高健が好んだスタイル。
作家は栗は冷たい白ワインの最良の友である、と言っています。】
これですよ! こーゆーお洒落なスタイルで暮らしたいものです。
サルと奪い合いをしてる場合じゃない!
でも、こっちは下戸だからなー? グレープジュースじゃ絵にならんかな?
大きいのが栽培種、小さいのが山栗です。
樹冠が道路にかかる、大きな実のなる栗の木
裏山に自生する山栗の木
デワノトネリコ(出羽のトネリコ?)という名の木だそうです [樹木・花]
うちの裏山でも探せば、すぐに見つかるような気もする木なのですが、
山形県の絶滅危惧種に指定されている木が、村の家の裏庭にあります。
でね、もちろんこの木も希少種なのですが、この木を食樹とする
”チョウセンアカシジミ” という蝶が、同じく絶滅危惧種で、かつ、
山形県の天然記念物にも指定されているんですよ。
ネットで調べると”チョウセンアカシジミ” は、日本では、岩手、山形、新潟の
限られた地域にしか生息が確認されていなくて、デワノトネリコだけを
食樹とするらしい。その限られた生息地域に小国町が入っているんですね。
なんでも大昔、大陸と日本列島が地続きだったことの証拠になるらしい。
大昔から日本にいるのに、発見が近年だったために他国の名前がつけられたようです。
日本では1952年に初めて発見されたという、悲劇の蝶ですな。
ま、ともすると、小国は山形県の中でも忘れられた地域じゃないかと感じてますが、
こういうことで小国の名前が出るのは、たいへん喜ばしいことであります。
小国での生息地は五味沢とは別の地域で、場所は乱獲を恐れ未公表のようです。
五味沢では、この木一本しか見つかってないし、家の人も誰もまだ蝶を見ていません。
もっとも五味沢で関心がある人は、ほとんどいないんだけれど。(皆無みたい)
でも、よく見ると葉っぱに食痕が残っているんですよ。見つかるかも。
羽化するのは毎年6月中旬ということなので、来年は見に来ようと思います。
忘れてなければ・・
デワノトネリコの葉っぱ
葉っぱに食痕があった!
家のまわりの秋の草花(3)2019 [野草・花]
日々、秋が深まっています。
朝晩は冷えるので、ストーブを焚いています。
そろそろ、冬の準備を始める時期になりました。
ちょっと、憂鬱・・。
オニアザミ(鬼薊)
ヤマニガナ(山苦菜)
キバナアキギリ(黄花秋桐)
アカジソ(赤紫蘇)
キツリフネ(黄釣舟)
ハナタデ(花蓼)
イヌタデ(犬蓼)
おわり
家のまわりの秋の草花(2)2019 [野草・花]
今年の秋は、災害の秋になってしまいましたね。
被災された方々に、お見舞いを申し上げます。
小国は幸いにも、被害は特に出なかったようです。
いつものように山も、少しづつ色づいてきました。
ノコンギク(野紺菊)
アキノキリンソウ(秋の麒麟草)
フジバカマ(藤袴)
サラシナショウマ(晒菜升麻)
つづく
家のまわりの秋の草花(1)2019 [野草・花]
夏の間、緑一色だった我家の周囲も、秋と共に色彩が豊かに変化しています。
秋の草花があちこちに見られるようになったからです。
都会から移った頃は興味津々で、写真に撮っては名前を調べたものですが、
慣れてしまえば、何も特別な花があるわけでもありません。
日本のどこに行っても見ることのできる草花たちです。
ただ、名前を覚えたせいで親近感がぐんと増しました。
季節の移り変わりの面白さも、より深く味わえるようになった気がします。
イヌヤマハッカ(犬山薄荷)
ミゾソバ(溝蕎麦)
キンミズヒキ(金水引)
シシウド(猪独活)
つづく
山形県安全狩猟ライフル・スラッグ射撃大会 2019 [イベント]
本日、小国町猟友会射撃場にて上記タイトルの競技会が開催されました。
”ちょっと手伝ってくれ”とのお声がかかり、スタッフとして行って参りました。
もちろんスタッフと言っても、運営とか進行といった知的な部門ではなく、
射撃終了後の標的を回収して審判室に届けるといった、肉体作業的部門ですけどね。
このブログをご覧の方は、鉄砲などには縁も関心もない方がほとんどだと思います。
皆さんの後学のためにとも思い(ならないな、たぶん)その様子をご紹介します。
銃はその使用について、公安委員会から、狩猟、有害鳥獣駆除、標的射撃、のみ
許可されており、その標的射撃には最近TV番組でお馴染みになったクレー射撃と
今回のライフル射撃があります・・
なんて説明始めたら終わりが見えないし、それほど知識があるわけもありません。
ま、画像で、こんな世界もあるんだと思ってご覧ください。
近年、住宅地に熊やイノシシが出て、警察や地元猟友会のメンバーが出動した
なんてニュースがよく出てきます。その猟友会のメンバーがこの方々です。
こういった競技会で腕を磨いているわけであります。
山形県の各支部から選抜された精鋭が集まって開会式です。
それぞれの支部がテントを張って待機します。
優勝杯と成績結果表
一人5分の持ち時間の中で10発発射したあとの標的です。
7点×2、8点×1、9点×4、10点×3、合計88点 になります(・・だと思う)。
今回100点も出ました。
成績結果を見つめます。
入賞者に表彰状の授与。
小国町猟友会射撃場
奥の数字の下に標的がセットされます。
4台の射台があります。
1番射台から50m先の標的位置を見る。
標的下にある作業ピットに続くトンネル。