雪の造形 眠る雪坊主と目覚めた雪坊主 [自然]
自然は優れた造形作家だと言われますが、mukuパパも確かにそう思います。
自然が無意識に形作る景色や事物の中から、面白いものを見つけるのは楽しい。
それが山の中で暮らしていける理由のひとつになっているようです。
千差万別に変化する雲や雪を眺めて、様々なことを連想するのも楽しい。
”単なる妄想じゃないの?”と言われるとちょっと辛いけどね。
で、今は雪の季節。ここに居れば至る所で雪の造形が見られます。
面白いものが見つかったら、これからもご紹介しようと思います。
共感を得られそうなのを見つけるのはなかなか難しいのですが。
第1回は ”眠る雪坊主と目覚めた雪坊主”です。ちょっとリアルでしょ。
眠る雪坊主
目覚めた雪坊主
冬の裏山散歩(2) 2021
まぁ、そんなことで、カメラを持って裏山に入ったのですが、
かなり奥に入っても、ウサギの足跡に出会います。
こんなに見たのは本当に久しぶりです。
ここは五味沢猟友会の昔からのウサギの猟場のひとつでもあるんですけどね。
毎年3月初めに”雪の学校”が開かれるのですが、ここでウサギ巻きを体験して
もらっています。でも去年はコロナで中止でした。どうも今年も危ないようです。
いい機会なので、豆知識としてウサギの足跡の見方をお伝えしますね。
前はこのブログによく載せていたので、もしご存知でしたらご容赦願います。
上の写真で、上がウサギ、下の汚いのがmukuパパのかんじきの足跡です。
いや、ファインダーを覗きながらウロウロ歩いたのでこんな跡になったのよ。
雪面に一つのまとまりとなった4つの足跡が並んでいます。
進行方向の向きに並んだ2つが前足で、直角方向に並んだ2つが後ろ足です。
こう言うとウサギは、画面の左から右に走って行ったと思われるかもしれません。
でも実際は逆で、右側から出て来て、左側に抜けていきました。
ウサギの跳び方は体育の跳び箱と同じように、後ろ足で飛び跳ねた後、
前足を手前に前後について、後ろ足がそれを飛び越えて着地します。
これは野生のウサギの跳び方で、家飼いのウサギではこうはならないとか。
もし山で足跡を見つけたとき、これを知っていると楽しめると思いますよ。
ジンゴロウ沢も、もうすぐ雪に埋まりそう。
これはリスの足跡のようです。木の枝から飛び降りて奥へ走り去ったのね。
これは足跡じゃないですね。木の枝から雪玉が落ちて斜面を下った跡です。
冬の裏山散歩(1) 2021 [山]
今朝、玄関のドアを開けると、思ってもいなかった素敵な青空でした。
毎日天気予報をラジオで聴いているのですが、東北日本海側の予報では
冬型の気圧配置が崩れると言っても、”晴れる”とはほとんど言わないのね。
”低気圧が日本海を通るため”いつも曇りか、所によって雪か雨になってしまう。
ところが今日の小国は、素晴らしい青空が一日続きました。
雪の上にはウサギの足跡がいっぱいについています。
ウラニワニワニワどころじゃなくて、大運動会があったみたい。
今年はまた昔のように数が増えたのでしょうか。
気持ちの良い青空なので、しばらくウサギの足跡を追って撮ってきました。
かんじきを履いて雪の山歩きをした後は、久しぶりの晴れ間の有効活用です。
溜まっていた片付けや修理に張り切って取り掛かったものだから、
本日は少々お疲れ気味。
ということで、足跡の写真は明日載せることにします。
久しぶりの青空をバックにした徳網山です。
徳網集落の歳頭焼き(さいずやき)2021 [イベント]
昨日の日曜日は、年初恒例の徳網集落の歳頭焼きが開催されました。
今年は新型コロナの影響で、規模を縮小しての開催となりました。
ま、縮小と言っても毎年最小規模なので、たいした変化はないのですがね。
それでも最後の飲み会・・じゃなくて慰労会が中止になったのよ。
”飲み会がなけりゃ意味ないじゃん” などという不謹慎な発言もなく、
徳網の伝統行事は今年も無事に引き継がれました。
このブログで何回も書きましたが、mukuパパはこの火柱を眺めるのもいいのですが、
朝に雪の深い森に入って、神柱となる木を伐採する作業にわくわく感があります。
都会暮らしでは森林組合にでも入らない限りできない作業です。
斧を持っていけば伐採できるけど、だいたい犯罪になると思う。
今年はお隣の子供たちが元気にお手伝いをしてくれました。
この子たち、大きくなったら都会の子供にはない思い出を持つのでしょうね。
こちらに来た時に小学生だった兄弟も、今は青年になって、今年は除雪機で会場を
整備してくれました。思春期の中学あたりから顔を見せなくなっていました。
来年も参加してくれて、慰労会にも加わってくれたらみんな喜ぶんだけどね。
雪の降る中を村の森に向かいます。
ここで”かんじき”を着けて森の中へ。
神柱に適した木を探します。子供たちもお手伝い。
いい木が見つかったようです。伐採して枝を切り落とします。
若手が除雪機で会場整備をしてくれました。
更に若手が、秋に準備したカヤを運び出すお手伝い。
みんなで神柱を立ち上げました。
雪も上がり今年は早めに、まだ明るいうちに始まりました。
神火でお餅を焼いて、コロナの終息を願っていただきます。
2階の窓に雪囲い板をはめろ! [暮らし]
今回のミッションは、2階のキッチンの窓への雪囲い板の取り付けです。
取り付けを忘れてたわけじゃなくて、高さが4mほどもあるので、積もった雪を
足場にしようとしていたら、大雪であっという間に屋根雪と繋がっちゃったの。
”2階の窓を開けたら雪で埋まっていた” なんてのはちょっとシュールな感じで
悪くはないのですが、ま、そうも言っていられない。
つららや氷塊でガラスが割れたら、厄介です。
こちらの道路側からでは逃げ場がないので、裏に回って近寄ることにします。
裏に回るには玄関の横から、この雪の上に出なければなりません。
スコップで階段を作って、”かんじき”を用意しました。
雪の上に出て、裏庭から見た我が家。まさに雪国って感じでしょ。
夜の間に山から二羽のウサギが下りて来て、遊びまわっていったようです。
ウラニワニワニワニワトリ・・じゃなくて、ウサギが来た。
ここがキッチンの部分の屋根です。屋根と地表が雪で繋がってしまった。
横の穴から中を覗いてみると、こんな感じ。
これからミッションの開始。雪を平らに整地して逃げ場をつくりました。
屋根の雪を支えている、外側の雪を少しづつ慎重に削っていきます。
最後に長い棒で支えを崩すと、屋根の雪が滑り落ちてきます。
キッチンの窓を掘り出しました。
雪囲い板をはめて、ミッション終了。
雪降りの小休止 [自然]
今こちらは雪国の冬ごもり。家の中でラジオのニュースなどを聴いています。
最近の報道はアメリカ議会での騒動と、コロナの感染拡大、北陸新潟の大雪ですね。
だけど、アメリカ議会はかなり遠いし、緊急事態宣言の東京もちょっと遠い、
北陸新潟はお隣ですが、まぁ対岸、といった感じの距離感で聴いています。
”大雪はそちらでも大変でしょう”とお見舞いをいただきましたが、
確かに雪降りが続いていて、毎朝の除雪に半時間ほどかけています。
ベランダや玄関屋根の雪下ろしも2回ほどしました。
ただ、積雪は特別多いとも思いません。去年よりは多いけど、まだ例年並みです。
でも、第3、第4の寒波がやって来るそうで、それが心配です。
先日、小国の道の駅で渡り通路が雪でひっくり返った、なんて報道がありました。
滅多にない小国発のニュースとしては、ちょっとカッコ悪いと評判になっています。
そんな小国ですが、一昨日の午後は冬型の気圧配置が緩んで青空が広がりました。
久しぶりの青空と陽射しは、誰の気分も明るくしてくれます。
上の青空は特別。今日は町からの帰り、ホワイトアウト寸前になりました。
正月の降雪 2021 [自然]
天気予報で報じられているように、ここ日本海側の小国も降雪が続いています。
まぁ、正月の降雪はいつものパターンなんですけどね。
1月の中頃までにドーンと降り積もって、その後は徐々に積雪が増え続け、
2月中頃に積雪がピークになるようです。
相変わらず正月の間は何もしなかったので、雪に埋もれてしまいました。
ま、それでも一度はベランダの除雪をしたのですがね。
うちの屋根の雪は、ある程度積もると自然にベランダに落ちてきます。
ドドドーと雪崩のような音と共に地響きも感じます。
ベランダの下に車を停めているので、潰れないかとやはり心配になります。
屋根の反対側は何もないので、落ちるに任せたまま。
もう一階部分は埋まってしまいました。そのうち屋根の雪と繋がってしまいます。
そうなると屋根に積もるだけなので、屋根の除雪が必要です。
その様子は前に何回か、このブログで紹介しました。
玄関の屋根は自然には落ちないので、雪下ろしをしなくてはなりません。
ちょっと積もり過ぎていますね。梁もたわんでいるみたい。
明日あたり、やったほうがいいかも。
いつもと同じこの家の冬の状況ですが、一回りして撮ってきました。
ワンコは本当に雪が好きですね。
"ごはん"もそそくさと飛び出して、いつもの朝のパフォーマンスです。