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ホキてきたブナの森 2021 [山]

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春は五味沢の奥の、広大なブナの森にも広がっていきます。
木々がホキてきて、ブナの白い森の中に、少しづつ緑が混じってきました。
木々の若葉が芽生えて緑が拡がっていくのを、こちらではホキると呼びます。
どんな漢字を当てるのかは知らないけれど、そう呼んでいます。

森の中はまだ寒いけれど、明るく優しい緑を目にして清々しい気分になりますよ。
もうしばらくすると、山菜採りが始まります。


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Spring ephemeral (2) 2021 [野草・花]

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早春の庭を楽しませてくれた”春の妖精”も、葉桜の頃になると姿を消します。
時期を重ね合わせるように続いた、五味沢の春のイベントも終了となります。
そして5月になると、”さあ!一年が始まるぞ!”という気分が湧いてきます。

”じゃぁ、この4ヵ月何してたんだ?” ということになりますが、
とにかく雪のあるうちは、”何か始めよう” って気にならないのよ。
4月は別の用事があって、地に足がついた暮らしになりません。

4月の終わりは桜を愛で、春の妖精に癒される心静まるひと時であります。
そして5月になると若葉が芽吹き、一年で最も素敵快適な季節が始まります。


カタクリ(片栗)
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キクザキイチゲ(菊咲一華)
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エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
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五味沢の桜 2021 [樹木・花]

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東京では桜はもう昔の話題で、今はコロナでそれどころじゃないんでしょうねぇ。
先週、小国の町中の桜が満開でしたが、五味沢は今週になって見頃となりました。
まだ蕾も残っていて、8~9分咲きといったところであります。

五味沢の桜は”りふれ”の周辺にたくさん植えられています。何本かは誰も知らない。
しかし、コロナの影響で今年は訪れる人もなく・・というのはウソで、
コロナがあってもなくても、五味沢まで桜を見に来るなんて人は昔からいません。
咲くのが桜の話題も古くなった時期だし、花見するにもこちらはまだ寒いしね。
また、”りふれ”が出来てから植えた桜なので、樹齢はせいぜい30年ほどです。
あと20~30年経たないと風格がでませんね。ま、その頃はもういないと思うけど。

そんなことで、今はmukuパパが毎年、頼まれもしないのに紹介しております。
東京でコロナを心配しているよりは、ずっといいかなと思っております。


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早春の山(1)2021 [山]

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近くの山を歩いてきました。
山道の雪はほとんど消えていますが、それでも残った雪上を歩く所があります。
日陰となる木々の葉がまだ出ていないので、陽を浴びて登ると汗が出てきます。
で一枚脱ぐけど、休憩でじっとしていると寒くなってまた着ることの繰り返し。
陽の射さない谷沢はまだ厚く雪氷で覆われて、雪上を楽に歩くことができました。

今、こちらの山ではブナの冬芽が開いています。
ブナの冬芽には葉だけが含まれている芽(葉芽)と、花と葉の両方が含まれている
芽(混芽)とが混在しているそうです。今年はこの混芽がたくさんでています。
葉芽はこの後、混芽から1週間~10日遅れて出てくるそうですが混芽が多いのは喜ばしい。
冬眠から覚めた熊は、混芽が大好きだそうです。
そして、秋になればブナの実が大豊作となって、またまた大喜びでしょう。
町に出てくることも、今年はずっと少なくなるかも・・


ブナの花芽(混芽)が満開になっています。
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マンサクの花も満作(満開)でした。春に”まず咲く”の訛りという説もあるらしい。
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山道には、イワウチワ(岩団扇)もいたるところで満開。
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Spring ephemeral  カタクリ  2021 [野草・花]

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”スプリング エフェメラル” 直訳すれば ”春のはかない命” となりますが、
一般的には ”春の妖精” と訳されています。
木々がまだ芽吹く前、陽の光が十分に届く春先に数週間だけ姿を現し、
他の植物が生い茂るようになると地表から消えて、
地下茎、球根として次の春まで休眠する植物群を指します。

その代表格のカタクリ(片栗)が咲き始めました。
我が家の周囲に群生していて、自慢のひとつになっています。
ピンクの花が、明るい春の光に素敵に似合っています。


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家のまわりの雪解けが進んでいます。あと数日で消えてしまうでしょう。
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山形・小国/五味沢マタギの春熊猟 [暮らし]

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何とも刺激的なタイトルですが、春熊猟の話をしようと言うのではありません。
最新刊の本の目次にある、一つの章のタイトルを持ってきたものです。

先日、お隣のSさんから、”この本が送られてきたんだけど、読んでみない?”
と言われて、お借りした本です。
数年前Sさんの世話で、著者の高桑信一氏が五味沢の春熊猟に同行した体験記が
二章にわたって綴られています。今回本になり刊行されたので贈られてきたようです。
お馴染みの村の人達の名前や、写真が豊富にでてきて面白く読みました。
このブログの読者の方は、ほとんど狩猟には関心がないと思いますが、
五味沢には興味があるかもしれない。一応、ご紹介しますね。

書名  狩猟に生きる男たち女たち
著者  高桑信一
発行日 2021年 4月 1日
発行所 株式会社 つり人社
定価  1,980円(税込)

mukuパパが五味沢に来た頃ですが、町の本屋で ”小国マタギ 共生の民俗知
佐藤宏之編” という本を見つけて、なんとなく購入しました。
民俗学の学術的な本ですが、ここにも五味沢マタギの記述があります。
更に言えば、NHKも昔、何回か取材にきて映像になっているし、
数年前には”ナショナル ジオグラフィック”というアメリカの科学誌の
スペインのチームが取材にきています。残念ながら記事にはならなかったようですが。

そんなことで、五味沢には他地域とは違う、かなり濃い空気が流れているんですよ。
ま、mukuパパはその中でノー天気に暮らしているわけであります。
今年の五味沢の春熊猟は4月10日から始まります。


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小国マタギ 共生の民俗知  佐藤宏之編
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なんとこの写真は、我が家の前で撮られています。
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やなぎ(柳)の花が咲いた 2021 [樹木・花]

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日本の各地から桜満開の報道が伝えられています。
我が五味沢では長い冬が終わって今、柳の花が開き始めました。
冬の間、枯れ木のようだった木々に最初に入る薄い緑色が、この柳の花です。
恥ずかしながらmukuパパは近年まで、この緑色は柳の若葉だと思っていたのね、
だけど近くに寄ってよく見ると、葉っぱなんかありません。
サクラと同じように、葉が芽吹く前に穂状の花を咲かせています。これが緑色でした。

で、”柳の花って何だ?” というと、これがいわゆるネコヤナギなのね。
銀色のネコヤナギが緑色に変化していく様子を撮ったのでご覧ください。
正確に言えば花の名前ではなく、柳にも種類があって、ネコヤナギはそのひとつです。
写真の立木はタチヤナギ(立柳)じゃないかと思うのですがまだ同定していません。

フキノトウも咲き始めたし、柳も緑に色づいて五味沢の春がやって来ました。


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