今、小国は桜が満開です 2020 [樹木・花]
”な~に寝ぼけたことを言ってる、今はサクラじゃなくてコロナだろ!”
と、叱られそうですが、小国の桜は今年も満開になっています。
東京はもう1ヵ月前になりますが、コロナのせいで桜の報道は少なかったですね。
あー、そうだ、花見自粛が叫ばれていたんだっけ。ずいぶん昔だ。
その頃、山形県は感染者0を維持する最後の4県に残っていたのですが、
今ではもう60人を超えてしまいました。何とも恐ろしい疫病です。
小国はまだ0ですが、近くの米沢市や南陽市に感染者が出て、そろそろやばいかも。
小国でもスーパーや店にはマスクをしないと入りづらくなりました。
ところが小国ではマスクを売ってないのね。奥地まで回って来ないみたい。
皆さん都会の知り合いを通して、送ってもらっているようです。
mukuパパは10年以上前に買った、花粉症用のマスクの残りが出てきたので、
なんとか凌いでいます。やはり、取っておくものです。断捨離は棚上げ!
えー、桜の話に戻りますが、小国はもともと花見の習慣がありません。
まだ寒くて外で騒ぐ気にとてもならないの。自粛を叫んでも意味がない。
それに密閉、密集、密接には、あまり縁のない小国の環境であります。
疫病など早く終わらせ、前のように桜をのんびりと楽しめるよう祈ります。
ミズバショウ(水芭蕉)も咲いていた 2020 [野草・花]
春になって雪が解けると、次々に花が開いてくるので忙しい。
このブログで常連のミズバショウも、いつもの白い姿を見せておりました。
でも、今年は自生している範囲が、半分くらいに狭まった感じです。
花の大きさも小振りのが多くて、大きなのはあまりありません。
冬の間の積雪が少なかった影響でしょうか。少し心配です。
来年は前のように戻るのを期待します。
それにしても誰も手を加えようとしないし、誰も見に来ない。
相変わらずに放っぽかされているミズバショウ達です。
春の妖精 スプリング エフェメラル 2020 [野草・花]
前回のカタクリも、その代表的な野草なのですが、
”Spring ephemeral” と呼ばれる春の野草があります。
スプリング・エフェメラル、直訳すれば”春の儚い命”ということで、
”春の妖精”と訳されることが多いようです。
”春の雪解けと共に地面から顔を出して花を咲かせ、
夏になると地下茎として残るものの、
地上部は枯れて翌年の春まで休眠する野草”
ということで、うちの周りには、
カタクリ、キクザキイチゲ、エゾエンゴサク、エンレイソウ、ニリンソウ、
が数多く咲いています。
(エンレイソウ、ニリンソウ、を撮り忘れました。後で追加します)
ま、おじさんにとっては名前からして似合わないのですがね。
でも、華やかな春が来たということで、眺めるだけで楽しいものです。
キクザキイチゲ(菊咲一華)
エゾエンゴサク(蝦夷延胡索)
エンレイソウ(延齢草)
ニリンソウ(二輪草)
春の4番バッター カタクリ(片栗) [野草・花]
あれ?! 3番はどうした? えーと、昔決めたのだけど忘れちゃった。
とにかく”カタクリ”は、4番ということになっています。
なんたって我が家のシンボルフラワーなんだもの。
うちの周囲に群生しているんですよ。いいでしょ!
カタクリが咲けば、もう間違いなく春が来たということになります。
だけど、このカタクリは一週間程度で終わる、儚い命なんですね。
自慢しようにもmukuパパの知り合いは誰もこの時期見ていない
というのが、まことに残念至極なのであります。
春の2番バッター ザゼンソウ(座禅草) [野草・花]
フキノトウを皮切りに、本格的な春の花が出てきました。
このブログでは、春の2番手は”ザゼンソウ”ということになっています。
花びらのような仏炎苞(ブツエンホウ)がユニークで、これを岩穴に見て、
中の花の集団を、座禅を組んでいる僧に見立てたのが名前の由来だそうです。
水芭蕉と同じサトイモ科の仲間だそうで、色はともかく姿はよく似ていますね。
今年は少雪の影響で、我が徳網湿原の水量が不足して水位が低いようです。
根元に水が回っていないので、居心地が悪いように見えます。
四月の雪 2020 [自然]
一昨日は春の陽気で、庭の雪もすっかり消えていたのですが、
今朝は、また雪景色に変わっていました。
”いくら少雪の年だって、降る時にゃふるぜ!”って言ってるみたい。
まぁ、雪といっても水分の多い春の雪で、普通なら昼頃には消えるのですが、
今日は一日、みぞれ混じりの雪雨が続いて、夜になっても消えていません。
それで迷惑しているようなのが、スプリング エフェメラルと呼ばれる
春の花たちです。昨日、庭のあちこちに姿を現したのに気づいて、
”今日は一斉に開くかな”と密かに期待していたのですけどね。
残念ながらこの雪で数日は延びそうです。
雪の消えていた徳網山もまた雪山に戻りました。
開きかけたスプリング エフェメラル ”カタクリ”も閉じたままです。
春のフキノトウ(蕗の薹)2020 [野草・花]
あー、とうとう山形県でも新型コロナ感染者が出てしまいました。
誰も口にはしなかったけれど、今まで感染者が出ていなかったことに、
山形県人の多くが密かな誇りを持っていたようです。みんな残念がっています。
さらに、感染者が運転免許合宿に来ていた他県の人ということで、
気持ちは複雑みたい。今後、集団感染に進まないことを祈ります。
そんな中で、春の一番バッター、フキノトウが本格的に出てきました。
何回か前の記事でフキノトウを載せましたが、あれは今年の記録的な少雪での
フライングですね。今回のが本物。いよいよ小国も春になります。
それにしても喜ぶような気分には、なかなかなれない今の状況です。
世界の歴史にも残るような疫病災害の中での春です。
終息の目途だけでも早く立ってくれればいいのですが。