最近、オタマジャクシを見たことある? [動物]
農作業を手伝っていた時、田植えを終えた水田にオタマジャクシを見つけました。
それが半端な数ではなくて、もう周辺にビッシリなの。
昔の海水浴場の ”芋を洗うような” と形容される人出の様子を思い出しました。
”芋を洗うような” って形容、今使うかなぁ? 若い人は知らないかも。
mukuパパは形容だけでなく実際の状況も知っています。うちが八百屋だったから。
ま、そんなことを自慢しても仕方ない。爺じいと思われるだけであります。
で、オタマジャクシですが、リアルに最後に見たのはいつだったっけ?
明確に記憶のあるのは、子供の頃、明大前の甲州街道を渡ったところの湿地です。
アメリカザリガニを獲りに行った時に、巨大なのを見つけました。
東京でもそんな場所があったんですよ。あそこは今は絶対に消滅しただろうな。
その後は思い出せない。当たり前すぎて、見ても記憶に残らなかったに違いない。
今回、水田にはこんなにいるのか!これが全部、蛙になったらエライ事だ!と驚いて、
他の水田も調べたけれど常識的な状況でした。ここだけ特異な条件があったようです。
(なんか今日の記事はエラク爺臭い。消しちゃおうかなぁ。 まぁ、いいか。)
雪原の足跡 2022 [動物]
正月の間続いた降雪も、息切れをしたのか6日頃から晴れ間も出てきました。
五味沢の田んぼは広い雪原に変わっています。
その雪原をカンバスにして、野生の動物が足跡を描いています。
今年はウサギの足跡が多いみたい。今まで見たことのない足跡はイノシシかなぁ?
これらの足跡は夜の間に描かれ、昼間に動物を見ることはほとんどありません。
ウサギの足跡です。
左の足跡はウサギ、右のはキツネです。
これが初めて見る足跡でイノシシかなぁ?
ウサギが徳網山に向かったようです。
すずめの戦略 [動物]
先日、何かで ”すずめとツバメの数が激減している” という記事があった気がします。
気がするというのは、タイトルだけ見て、中身を読んでないのね。すみません。
読もうとしたのだけど用事で立ったら、そのまま忘れてしまいました。
でも、ツバメはこのブログでも何回か載せているのですが、すずめはないなぁ。
この十年を考えてもすずめを見た記憶がありません。
いや、どこにでもいる鳥だったから、見えていても見てなかったのかもしれないけど。
それに、こちらでは都会のように、家の近くでチュンチュン飛び回っていません。
それが町で精米所の前で順番を待っていたら、まわりでチュンチュン鳴き声がします。
”なんだ、いるじゃん!” 久しぶりにお馴染みの姿を目にしました。
なるほどね、ここなら食いっぱぐれはありません。
mukuパパみたいに、精米時にやたら米粒を床に散らかす人の為に、ホーキ付きです。
”精米が終わったら外に掃き出してくれ”ということで、米粒が絶えることはない。
まぁ、雪で餌の乏しいこの時期を、元気で乗りきってくれと思ったことでありました。
今年もツバメがやって来た 2021 [動物]
都会ではほとんど見かけないけど、農村ではお馴染みのツバメであります。
都会の子供は実物を見る機会はないと思うのだけど、広く知られています。
映像や季節の話題、児童向けの本などによく取り上げられるからでしょうね。
プロ野球にも国鉄、じゃなくてヤクルトスワローズに”つば九郎”がいるし。
(何だよ?国鉄って・・)mukuパパは都会育ちでありますが、母親が新潟県の農村の出身だったので、
毎年、夏休みに”田舎”へ行っていて、お馴染みであります。
玄関にふんが飛び散っていたのが印象的でしたね。
各家では玄関を開放して、ツバメのために巣作りの場所を提供していました。
今はさすがに玄関を開放する家はありません。でも農家には納屋があります。
納屋もシャッターが取り付けられているのですが、
このお宅はツバメのいる間は一日中開放しています。
人が近くにいても警戒せず、巣作りをして、子育てをする姿はけなげで愛らしい。
毎年、海を越えてやって来て、同じ家を覚えていてそこに戻るのもなんか感動しちゃう。
餌場のヤマガラ(山雀) [動物]
毎日止むことなく降り続く雪を見ていると、森の動物たちは、
今どうしているんだろう、食べ物なんかあるのかなぁ、と思うときがあります。
ま、こちらが心配するまでもなく、しっかり生きているんですけどね。
前々々回の記事のアオゲラが、最近は姿を見せません。
羽目板をつつかれるのは困るけど、玄関に鳥の餌を置いてみることにしました。
ホームセンターで粒の大きい(3~5㎜)”麻の実”を見つけて、それを置きました。
翌朝になると、さっそくコツコツと音がするので覗いてみると
アオゲラの姿はなく、体の小さいヤマガラが盛んに餌をつついています。
”あれ? コツコツの音は何なんだ?”と思って様子をみていたら、
大粒の麻の実を足で押さえて、くちばしでつついて割っているのね。
羽目板の音には及びませんが、ザルの縁なのに家の中にも聞こえる音が出ています。
何もない冬の日には、こんな動物の姿を眺めているのは楽しみです。
ヤマガラは近くに巣があるのか、麻の実を咥えて行ったり来たりしています。
一羽かと思ったら二羽が来たりして、どうやら夫婦で交代してるみたい。
ゲンカンニワニワヤマガラがやって来た。・・って、意味ないな。
大粒の麻の実を足で押さえて、くちばしでつついて割っています。
朝の訪問者 “アオゲラ”(緑啄木鳥) [動物]
最近、朝8時頃になると玄関の壁をコツコツ、コツコツ叩く音がします。
ドアを開けると一羽の鳥が、あわてたように頭上から庭木の梢に飛び移ります。
もちろん訪問者は分かっています。キツツキ科の”アオゲラ”です。
何年も前から羽目板に穴が開けられるのですが、犯人は姿を見せませんでした。
いつも留守の間に犯行がなされていたのが、最近はなぜか大胆になってきたのね。
今回、玄関横の窓から撮影に成功して、腹にある横班からアオゲラと特定できました。
日本では本州に普通に生息するキツツキだそうです。
頭頂部が赤いのが特徴だそうですが、この写真ではわかりませんね。
網戸越しの撮影なので画面が荒れています。窓拭きもほとんどしてないし、へへ・・。
村の人の話ですが、例のカメムシは板の裏側に寄り集まって異臭を放つそうです。
その匂いからキツツキが場所を突き止め、板を破ってカメムシを餌にします。
カメムシは数匹が犠牲になっても、開いた穴から外に出ることができる。
と、言うんですがね。カメムシなんてどんな隙間からも出られるんじゃないかなぁ。
ちょっと眉唾って感じでありますよ。
カメムシを餌にするなら賞賛すべき益鳥ですが、羽目板の穴をなんとかしろよー。
梢で大きな声でチュッチュッ、チュッチュッと30分ほど遊んだ後、何処かへ飛び去ります。
羽目板のそこら中に、穿孔された穴が開いています。
後日追加
今朝、犯行現場の撮影に成功しました。 2月24日
イワナ(岩魚)が戻ってきた 2020 [動物]
他所から戻ってきたのか、近くでずっと隠れていたのかは分かりませんが、
ジンゴロウ沢のいつもの場所で、久しぶりにイワナの姿を見つけました。
何度もこのブログで紹介している、ベランダの横のポイントです。
前からずっと同じイワナだとは思いませんけどね。
今年は姿を見せないので、環境が変わったのかとちょっと心配していました。
この下流の小さな滝の下や、道路横の大きなコンクリート枡、また上流の
数か所にもポイントがあるのですが、流れが乱れて姿を眺めるのが難しいんですよ。
このポイントなら、いつでもベランダからでも眺めることができます。
写真のように、一か所にゆらゆら留まって、上流から虫などが流れてくるのをじっと
待っています。でも、人の気配を感じると一瞬に隠れて、しばらく戻ってきません。
それで撮影が難しくて、ご覧のようなボケた写真にしかなりませんでした。
まぁ、これからしばらくは、外に出た時に、そっと眺めるのが楽しみになります。
ベランダ横のポイントで、岩魚が頭を上流に向けて流れてくる獲物を待っています。
冬鳥キレンジャク(黄連雀)の来訪 [動物]
うちの庭に、真冬まで黒い実をつけている木があります。
美味い実ではないようで、食べている鳥の姿を見たことがありません。
前のオーナーは”目薬の木”だと言うのですが、調べると違う気がします。
あー、もし、ご存じの方がいらしたら教えてくださいね。
今日はその木に小鳥が来て、盛んについばんでいました。数えると5羽。
葉っぱのない冬の木々は、鳥の姿をすぐに見つけることができます。
遠目にはムクドリに見え、餌がなくて仕方なく来たのかと思ってよく眺めたら、
突っ張りのお兄さん(古いか?)のような髪型(冠羽と言うそうな)をしています。
”あれっ??” っと思って、カメラを持って木の下まで近づいたら凄くカッコいい!
飛び回ってじっとせず撮り難いのですが、こちらをまったく無視して逃げないので、
何枚も撮ることができました。
家に戻って調べると、すぐにキレンジャク(黄連雀)という名と判りました。
珍鳥でもないようですが、ロシア辺りから渡って来る冬鳥だそうです。
昔から知られているようで、尾の先の黄色と群れる姿と小鳥の意味から
ついた名前だそうです。恥ずかしながら初めて知る名前であります。
群れるようですが今回は5羽だけ。家族で来たのでしょうかね。
しばらく枝の間を飛び回って遊んでいましたが、
いつの間にか何処かに飛び去っていました。
追記:
黒い実の木は ”キハダ(黄膚)”だと村の人に教えてもらいました。
コルク質の樹皮の下に黄色の内皮があります。
山の中の倒木などで、その鮮やかな黄色の内皮を何度も見たことがあります。
黄色の内皮は古くから胃腸薬や捻挫の外用薬、染料として利用されていたそうです。
更に調べると、よく似た木で”ニガキ(苦木)”というのがありました。
春になって木の葉が出たら、葉の形でどちらか決められると思います。
えー、パンダで~す! [動物]
あー、違いますね。”タヌキ” ですね。
夕方、車で民家の横を通ったら、残飯をあさっているタヌキを目にしました。
ちょうど手元にカメラがあったので、車を停めてそーっと近寄ったのですが、
気づかれて、逃げられてしまいました。でも、
奥の草藪に逃げ込むと思っていたら、なぜか手前で腰を落としてこちらを見てる。
このまま立ち去るには惜しい、魅力的な御馳走だったのでしょうね。
おかげで、夕暮れのうす暗い中、望遠でも捉えることができました。
前はタヌキは自然の中で暮らしていると思っていたのですが、
意外と人間に近いところに棲んでいるようですね。
都心に近い住宅地に住む友人から、”天井裏にタヌキが棲みついて困っている”
と聞いてびっくりしたことがあります。その後どうなったのかな?
タヌキは夜行性なので昼間に見ることは少ないようです。
都会では車に衝突して行倒れとなった猫をよく見ますが、
こちらでは圧倒的にタヌキです。ヘッドライトの前をよく走ってますよ。
写真のタヌキですが、その後、そこに座ったまま動こうとしません。
もっと近づこうと思ったけど、よその庭に入って行くわけにもいかない。
”早く帰れよ!” と言うようにこちらを睨んでいるので、礼を言って離れました。
残念!気づかれて逃げられた! と思ったのですが・・
草藪の前に止まって、こちらを見てる。
おかげでブログのネタになりました。ありがとう!
小鳥が巣をつくった [動物]
3月頃からですが、家の周りでピチュピチュと小鳥の声が耳に入ってきます。
そのうち、家から出たり戻ったりする時に何度か
ベランダの下から慌てて飛び出す小鳥を見かけるようになりました。
雪を避けているんだろうと、小鳥の餌を置いたりしてやったのですがね。
4月に入ってふと頭を上げたら、小鳥の巣が目の前に出来ていたんですよ。
”何でまた、通路の上に..” 家に入る唯一の通路なので通らないわけにいかない。
こげ茶の体色の小鳥も視認できて、写真も撮ることができました。
でも、名前を図鑑で調べたけど見つかりません。知っていたら教えてくださいね。
材料は苔を集めてつくったようで、ふわふわで暖かそうな巣です。
雪の中を苦労して集めたのだろうけど、お嫁さんは来なかったみたい。
今は巣が残っているだけで、本人も戻ってきません。
わが身に照らしてちょっと悲しい・・ かな?
階段の裏側に巣が作られています。
小鳥の餌を置いてやりました。
この小鳥の名前を知っていたら教えてくださいね。
近くに素敵な巣箱があるんだけどねぇ・・入居者はまだいません。