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”すすき”と”オギ”の風景 [野草・花]

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秋から初冬にかけての代表的な野草と言ったらススキです。
代表と決めていいのか分かりませんが、誰でも知っている野草です。
mukuパパは逆光を透して、銀色に美しく輝く穂先を眺めるのは大好きです。

図鑑によれば、ススキには別名があり”尾花”とか”かや”とも呼ばれます。
また、よく似た仲間に”オギ(荻)”があります。
総武線”荻窪駅”の”荻”ね。 ちなみに、”萩”は”ハギ”です。
そして更に、”銀色に輝く穂先”を指すのは”ススキ”ではなくて”オギ”らしい。

なんてことは何年か前に、このブログの記事にしました。
”ススキ”は草原、荒れ地、道端に自生し、大株になり、穂が短く少ない。
”オギ”は沼や川のほとりの湿地を好み、一株ずつ分離して、穂が多く、垂れる。
なんて違いも載せて、こちらも一応理解したつもりでいたんですけどね。

だけど実物を前にしたら”これはどっちだ”と言われてもちょっと(かなり)迷う。
まして写真の画像からで決められない。ということで判断しません。(疲れるし)
きっと”オギ”が多いと思うけど。それより銀色に輝く穂先がホント美しいと思う。


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秋の陽射しと草花 2023 [野草・花]

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この数日、全国的に高気圧に覆われたということで、素敵な秋の日になりました。
暑くもなく寒くもない穏やかな気候と、柔らかい陽射し。
こんな日和は最近では一年の中でも、あまり出会わなくなったような気がします。

我が家はほとんど自然の中なので、外に出るとすぐに都会とは違う気分に包まれます。
ま、都会は都会でそれなりの気分を感じるのでしょうが、何となく寂しさの漂う気分。
好天で気分は最高なのですが、春とは違ってそのまま突き抜けるような気にはなれない。
これは先に暗い冬が待っているからでしょうね。考えれば昔から詩や歌や物語に
何度も出てくるテーマであります。爺になってやっと体感したということでしょうか。

ということで、陽射しに誘われ久しぶりに秋の草花を探してきました。
家の周辺なので、何処でも見られるお馴染みの草花です。
昔より種類がかなり減ったようなのが気になります。

あー、話は違いますが、明日はお隣の南陽市の”シェルター南陽ホール”に行って
コンサートを聴いてきます。木造で世界最大のホールで音響効果が最高と評判で、
一度行きたかったの。プログラムは”ビバルディの四季”。”芸術の秋”ってのは古いか?


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ノコンギク(野紺菊)
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ツリフネソウ(釣舟草)
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キツリフネ(黄釣舟)
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イヌヤマハッカ(犬山薄荷)
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オニアザミ(鬼薊)
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シシウド(猪独活)
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キンミズヒキ(金水引)
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イヌタデ(犬蓼) 別名 アカマンマ(赤飯)
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ハナタデ(花蓼)
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ミゾソバ(溝蕎麦)
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サラシナショウマ(晒菜升麻)
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カラハナソウ(唐花草)
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夏が来~れば想い出す ネジバナ(捩花)   [野草・花]

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ネジバナのネジはscrew ビスの”ネジ”ではなくて、
日本語のねじるの”捩じり花”から来ているそうです。 ま、当たり前でしょうな。
しかしまあ、姿を見ればつい、コーススレッドネジを思い出しちゃうけど。

この花は草原(くさはら)で見かけることができます。
草原と言っても雑草が生い茂っているようなのはダメね。
生えてても雑草に埋もれて見つからないでしょうね。
芝生のような背の低い草地に、独特の姿でにょっきりと一本立ちしています。
群生しているのは見たことはありません。
日当たりの良い草原にピンクの花がポツリポツリと咲いている様子は、
夏の青空に素敵に似合っています。

昔、都会に住んでいた頃に、かなり探したことがあるけど見つかりませんでした。
それがこちらに来たら、”りふれ”の草地にいくらでも見つかって胸を打たれました。
ちょっと個人的に想い出のある花です。


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土石流跡にカタクリが咲いた! [野草・花]

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去年の夏、大雨でジンゴロウ沢に土石流が発生しました。
村の長老が ”ジンゴロウ沢がこんなになったのは見たことがない” と
言った程なので、少なくとも80年に1回くらいになる災害だったようです。

ここで暮らす気になった大きな理由が、敷地内を流れるこのジンゴロウ沢です。
上流の清水から流れ出た水が、ブナの森を抜けてそのまま我が家にやってきます。
一年中流れが絶えることなく清冷で、岩魚も登ってくるほどです。
沢の周辺はカタクリの群生地で、毎年このブログで紹介しています。
それらが全て石ころで埋まってしまい、4,5年は戻らないと思っていたのですがね。

それが残雪が消えた土石流の跡に、もうカタクリの花の姿がありました。
地表面の大石は除いたとはいえ、数十㎝の厚さで砂や小石で埋められた筈です。
それがどうやって地表に出て花を咲かせたのか、とっても不思議!
ちょっと嬉しくて、また手間暇かけて庭を作っていこうかという気になっています。


砂や小石で埋められた土石流跡に、カタクリの花が咲きました。
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土石流が流れた跡です。緑の草地は被害を免れました。
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緑の草地にはいつものように、カタクリの群生が見られます。
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家の陰にはまだ雪が残っています。
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苔(コケ)の風景 2022 [野草・花]

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紅葉の木々も葉を落とし続けて、色彩の乏しい景色に変わってきました。
こんな時期にブログのネタはと探したら、苔の緑が目に入りました。

我が家はジンゴロウ沢が横に流れているせいで湿気が多く、
苔がよく成長するんですよ。(カビもよく出るけど・・)
一時は苔の家にしようかと思ったくらい。
緑の絨毯を眺めていると癒されますね。

ジンゴロウ沢のそこここも苔に覆われて、いい雰囲気だったんですがねぇ。
少なくとも70年以上かけて育った苔であります。
それがこの夏の土石流で、一瞬で石ころの河原になってしまいました。
まぁ、いつまで嘆いても始まらない。自然の回復力を願いながら撮りました。
でも、こっちの時間がないな、きっと。


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アケビ(木通)の実を見つけた [野草・花]

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先日の秋の野草を探していた折、アケビが実をつけているのを見つけました。
いままでにも1,2回、見つけて記事にしましたが、その時の実は1個か2個。
それが今回は、大量にも8個ほどもあるの。
ただ、まだ青い実もあって食べ頃とも思えず、取り敢えず実の割れたのと、
実は割れてないけど色の変わったのを採ってきました。
”あとのは様子を見て”なんて思っていたら、次の日にはもう、なくなっていました。
どうやら、毎年けっこうな数の実をつけているけど、すぐに採られてしまうようです。

アケビの名前は実が割れた様子の”開け実(アケミ)”から来たそうです。
中に見える白い果肉は上品な甘さがあるのですが、黒く丸い種が次から次へと
出てきて、ぺっ、ぺっ、と吐き出す姿は上品でないかも。
皮は厚くて、前に”りふれ”で料理で食べた記憶があります。それなりの味でした。
秋の一日、自分で採った甘いアケビをのんびり賞味するのもいいものであります。


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実の割れていないのは、皮と果肉が分かれてなかった。
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秋の草花 2022 [野草・花]

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土石流を免れた庭の隅に、ミゾソバ(溝蕎麦)の可憐な花が目につきました。
”秋の花がもう咲き始めてる” と思って、ちょっと探してみる気になりました。
そうしたら、なんだ、秋の草花がほとんど出揃っているじゃないの。
道の横に咲いていて手軽に撮れる、お馴染みの草花です。


ツリフネソウ(釣舟草)
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キツリフネ(黄釣舟)
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ミゾソバ(溝蕎麦)
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ハナタデ(花蓼)
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オニアザミ(鬼薊)
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ノコンギク(野紺菊)
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カラハナソウ(唐花草)
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ヤマハッカ(山薄荷)
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シシウド(猪独活)
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サラシナショウマ(晒菜升麻)
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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の花 2022 [野草・花]

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”大葉擬宝珠” えらく難しい名前ですが、なに、山菜の”ウルイ”なんですけどね。
今年の春、ご近所から4株ほど分けてもらって庭に植えました。
昔、同じように植えたのですが雑草に囲まれて、いつの間にか消えてしまいました。
”どうも水辺から離したのが良くなかったみたい” ということで、
今回はジンゴロウ沢の横に植えたら、見事、ピンクの可憐な花が咲きました。
うまく根付いたようで、来年は春の味覚を楽しめそうです。

コロナの前、朝日連峰の山開きの山菜コースで、角楢小屋の手前の河原で
芋煮汁の中に入れたのをご馳走になりましたが、美味かったなー。
”こんな大きな葉っぱなんだから、食べ応えあるだろう” なんて言ってはいけません。
山菜はどんなものでも、芽が出始めた頃の柔らかい幼葉を食べるものです。
でも、ウルイの美しい大きな葉は観賞用としても楽しめますね。


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ジンゴロウ沢の横に移植しました。
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昔からある、葉に斑(ふ)の入った観賞用の大葉擬宝珠。花は一度も見たことがない。
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畑の大葉擬宝珠。花は可憐というより”ゴージャス”な感じね。
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”くろ” の野草 [野草・花]

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連日猛暑が続いたと思ったら、台風の余波の大雨になったりと、
激しい気候の変化ですが、みなさん如何お過ごしでしょうか。
先日田植えが終わったばかりと思っていたら、季節はもう夏に変わっています。
五味沢の田んぼもすっかり夏姿で、これぞ日本の原風景って感じになりました。

清々しい田んぼの景色ですが、この景色を保つのに畦(あぜ)の草取りが欠かせません。
田と田を区切る土盛りが畦ですが、こちらでは”くろ”と呼ぶようです。
この”くろ”には様々な野草が自生して、手入れをしないと伸び放題になります。
見た目も悪いし、病害虫の巣にもなるので、手入れをするのが決まりらしい。

それで頼まれて草刈り機を進めるのですが、突然珍しい魅力的な花が現れたりします。
あー、残して写真に撮りたいと思う心と、仕事だからとバッサバッサ刈っちゃう心。
五味沢の田んぼの風景には、そんな葛藤も潜んでいるのであります。


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ショウブ(菖蒲)
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ナルコユリ(鳴子百合)
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ドクダミ(毒溜) 
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新緑の世界(2)2022 [野草・花]

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もちろん木々だけでなく、野草も葉を広げて緑をどんどん濃くしています。
この緑色はクロロフィルという物質の色だと、遠い昔に習いましたが、
これがないと植物は生きていられません。植物がなければ動物は生きられない。
当然、人間も生きられない。こんな緑に囲まれて幸せだ。めでたし、めでたし。

強引な話の展開ですが、野草には生命力の強靭なのがいるのはご存知のとおり。
それらが自分のテリトリーを広げるのが、こちらでは暮らしの脅威になります。
日頃まめに草刈りしていれば、脅威ってこともないけど、手を抜くと凄いことになる。
草苅り機を振り回して戦うことになるとは、都会では思ってもみないことでした。
えー、これから暑い中で、面倒な草刈りを始めなきゃならないということです。


オオバギボウシ(大葉擬宝珠)
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エンレイソウ(延齢草)
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ヤマユリ(山百合)
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ホウチャクソウ(宝鐸草)
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フキ(蕗)
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