紅葉なう! 2020 [自然]
”なう!” ・・ねぇ。 最近は滅多に見かけないけど、どうしてるのかな?
どこか特殊な場所で、今も元気に使われているのかしら?
最初に出会った時は、変な違和感がありましたが、
最近では、なんか懐かしさを感じています。
ということで”今”、うちの周りは紅葉の盛りを迎えています。
うちの周りだけでなく、小国はどこに行っても紅葉です。小国だけでもないですが。
取り敢えず家の周りを撮ってきました。
このところ雨が多くて、陽が射すのを見計らっての撮影です。
天気が回復したら、久しぶりに小国の中を廻ってこようかと思っています。
五味沢に”熊出没注意”の旗が立った [暮らし]
この秋は、熊が市街地に現れる事件が多いと全国ニュースで報じられています。
小国でも最近まで、注意を呼び掛ける防災放送が、たびたび流れていました。
今年は町の近くに出没して何回も呼び出されたと、猟友会のおじさんも言ってます。
小国町には8地区に分かれて猟友会があるのですが、そのうち少なくとも3地区は
伝統的な熊猟を今も続けていて、五味沢猟友会もその一つです。
バックにある朝日連峰の広大なブナの森と山を狩猟場としています。
村では目撃されないのか、あっても通報しないのか、目撃情報はあまりないのですが、
先日”りふれ”横の町道に、”熊出没注意”の旗が立ちました。
この旗は熊の目撃者が町に通報すると、職員が現場に訪れて立てる仕組みです。
来たころは、”スピード出すな”や”飲んだら乗るな”と同じ注意喚起の旗だと思って、
交通標語は気が進まないけど、これならうちの前にも一本立てたいと言ったら、
”バカ言うな、熊が出た所だけだ”と言われちゃった。
熊もこれから冬眠を前にして、栄養を蓄えるためにあちこち出没する時期です。
昔、うちの栗の木で熊が目撃されたそうですが、気をつけなくちゃね。
うちには”ごはん”がいるんだけど、まったく当てにできない。
目撃された現場。写真右の”りふれ”の方から来て道を渡り、左の山に入ったそうな。
町の近くにも立っていました。あー、手前の旗じゃなくて、奥の方のね。
山は秋色に 2020 [自然]
秋も深まり、我が家の周りも秋色に変化してきました。
秋色っていうのは、今まで濃い緑色だった木々の葉が黄色味を帯びてくるのね。
紅葉が秋色だと言う方もおられるでしょうが、紅葉は紅葉で、その一歩手前の
明るい黄緑色に変わる今頃を”秋色”と言いたいと思います。
陽が射すと、森の外も中も、前よりずっと明るく感じます。
この後、木々の葉は鮮やかな赤や黄色に変わって、山は紅葉の季節を迎えます。
また、今の時期は枯れ葉が落ちてくる時期でもあります。
ベランダなどは、掃いても掃いても切りがないので嫌になっちゃう。
ま、掃いても掃いてもというのはウソで、最初から掃く気などありません。
都会と違って苦情など出ないので、落ち葉の季節を存分に楽しめます。
アケビ(木通)の実を見つけた [野草・花]
先日、朝の散歩の途中でたまたま道路横の茂みに目を移したら、”あれ! 何かある!”
茂みを掻き分け改めて目を凝らすと、小振りのアケビが実をつけていました。
”ラッキー!”ということで、取り敢えず写真を撮ったのですがね、
よく見ればまだ実を開けていない、摘むにはまだ早い実でした。
アケビは”開け実”から転じた名前で、実が割れているのが普通の姿です。
”木通”は漢名、つまり中国での名前で、その字をアケビに当てたということらしい。
そんなことで、まだ早いのは分かっていましたが、摘み取って家で食べちゃった。
一昨年のこの時期に、ブログで紹介しましたが、”まだ早いよ”と言われ、
そのままにしておいて翌日見たら取られていたという、苦い思い出があります。
食べた後で、割った中身を撮り忘れたのに気づいて、他にないか探したのですが、
見つかりません。ま、あればすぐに採られるだろうから、簡単には見つかりませんね。
一昨年に載せた写真を転載しておきました。
ところが、小国にただ一つのスーパーで、アケビが商品棚に出ていました。
そういや、山形県で栽培されているという話を聞いた覚えがあります。
でもこれ、実が開いていませんね。昔から実が開いた姿が嫌われていたそうですが、
商品としても見栄えがよくないので、品種改良したのかもしれません。
一つあたり100円前後ですね。都会では名前は知ってるけど食べたことはない、という
人も多いと思います。そちらのスーパーで見かけたら、一度くらい食べてみて下さい。
上品な甘さがあります。ただ種が多くてね。裏漉しするといいそうですよ。
一昨年に載せた、実の開いたアケビの写真です。
小国のスーパーにアケビが並べられていました。
インフルエンザの予防接種に行ってきた [暮らし]
mukuパパは健康診断では中性脂肪値がやや高めくらいで、他はすべて基準値内です。
そのため病院に行くことは滅多にありません。もちろん服薬も一切なし。
客観的にはどうか分かりませんが、本人はまだ若いままの意識が変わっていません。
でも数年前から”料金を助成するからインフルの予防接種を受けてね” とゆーような
お知らせが町から来るので、小国町立病院で受けるようにしています。
昨日から、そのインフルエンザの予防接種が始まりました。
今日は午後に町へ行く用事を利用し、午前中に病院に寄る予定を立てました。
滅多に行かない病院ですが、待合ロビーを見たらびっくり、お年寄りでいっぱいです。
明るく広いロビーとは言え、小国町で最も過密な場所に違いありません。
”こりゃ2時間は待つな、下手すりゃ3時間。午後に間に合わないかも”
予診票を調べている受付のお姉さんに、”どのくらい待ちますかね?”と訊いたら、
”今日は予防接種で多くて・・。最初に横の機械に診察券通して受付してくださいね”
”いや、あのー、だいたい2時間くらい待てば受けられますかね?”
”それは順番に受けていただくので・・。機械に診察券を通してくださいね”
最後は忙しそうに予診票の方に目をやったままでした。
今日は諦めようかと機械の前で思案していたら、別のお姉さんがやって来て、
”そこに診察券を差し込めばいいんですよ”
”えぇ、でも、これからどのくらい待ちますかね?”
”それは何とも・・。内科のボタンを押して、注射のみを選んでくださいね”
”予診票をお預かりしますね。あそこの席が空いていますよ。大丈夫ですか?”
いいや、時間が来たらドタキャンして逃げちゃおうと、教えられた席に着きました。
周りはお年寄りばっか。でも、テラスを見る大窓には、妙に馴染む自分の姿が映ってるの。
ま、幸い1時間も待たずに注射を受けられて、予定通りの一日でしたが、なんか疲れた。
小国町立病院です。小国町の中で現代的な建物と言ったら、ここと2,3年前に開校した
小国小学校しかありません。山の中の小国でよくできたなと思うほど、広くて明るくて
清潔な(病院だからそうでなきゃ困るけど)建物、待合ロビーの横はガラスの吹き抜けです。
半年前に併設する歯科で治療した時、入場時に額に赤外線を当てて体温を計られましたが
今回はモニターに自分の姿が映り、自動的に額に焦点が当たって、
そのままモニターに体温が表示される仕組み。設備も先進的でびっくりしちゃった。
診療が早く終わったので、人の少ない昼休みを待って写真を撮ってきました。
ススキ(薄、芒)と オギ(荻) [野草・花]
秋と言って思い浮かべる代表的な野草のひとつがススキであります。
馬の尾に似ているので別名を”尾花”と言いますが、”枯れ尾花”の方をよく聞きます。
それで何となくネガティブなイメージがあるのね。 また、カヤ(茅)の名前は
”刈って屋根にする”ということで、植物自体でなく建築材料を指して呼ぶそうです。
ウザイくらいどんな場所でも見かけるし、暗い冬に向かう時期でもあって、
ネガティブなイメージはありますが、mukuパパはススキは好きですよ。
(あー、べつに洒落で受けようとしたわけじゃないんだけどね・・ フフッ)
陽の光を浴びて、白銀に輝く姿はとても美しいと思う。
そんな情景を五味沢で見つけて撮ってきました。
で、ここでススキかオギかの区別で問題が出てきました。ネットで調べた結果です。
1 ススキは株立で自生するが、オギは根が横に延びて広く群落となる。2 ススキはススキが原のように乾燥した場所を好み、オギは荻窪のように湿地を好む。
3 オギにノギ(芒)無し、ススキにノギ(芒)有り。ノギってのは・・長くなるのでパス。
4 まだ他にもあったけどパス。
結論を言えば、ここに載せた写真はほとんどが休耕田に広がっていたのでオギですね。
ただ畔に株立ちしたのはススキです。最後の写真がそれ。
畔に株立ちしたススキは他にもあったけど、気に入った写真になりませんでした。
ま、ススキでもオギでも白く輝く様子は、秋のお気に入りの光景です。
おまけ:〔荻〕はオギ、〔萩〕はハギ、であります。老婆(爺)心ながら・・。
熟す前の栗が荒らされた! [暮らし]
お隣、新潟県村上市で買い物して帰ってきたら、なんか路上が散らかっている。
”あー!やられたッ!” 留守の間に猿軍団が栗の木を荒らしていった跡であります。
うちの栗の木は枝が道路に張り出していて、熟すと実を路上に落とします。
見つけ易いので朝夕の散歩の折、それを拾うのがこれからの楽しみになります。
夕方は車に潰された実も多いのですが、早朝は夜間に落ちた実でちょっとした収穫です。
まぁ、平均したら一日に十数粒ですが、シーズンの間にはかなりの量になります。
ここの栗は栽培種らしく、実が大粒なので食べ応えがあるんですよ。
また、裏には数本の大きな山栗の木が自生していて、こちらは小粒です。
食べるのに面倒なので放っとくのですが、山から20頭ほどの猿軍団がやってきます。
そのうちの何頭かが、こっちの栗にも手を出すんですね。
どんな作物も熟す時期を熟知していて、こちらが取り込む前に手を出すから憎らしい。
ま、美味しい実を食べるためで、本人(猿)も罪を犯してるつもりはないのでしょうが、
散らかった路面を掃除するのがなんか腹立たしい。
食べた後の始末は自分でやれよー。
秋の稲刈り 2020 [暮らし]
なんかタイトルの居心地が悪いなぁ。稲刈りは秋に決まってるからですね。
えー、小国は日本の原風景とも言うべき稲刈りの真っ最中です。
原風景と言っても今は機械が刈り取っている風景に変わっています。
mukuパパは手で稲を刈っている風景は映像でしか見たことがありません。
昔の映像ですが腰が痛くなりそうで、見ているのがちょっと辛かったですね。
こちらに来て早々に農業は向いてないと悟りましたが、農家のブログを見つけました。
なんとここと同じso-netブログで、ブログテーマも同じ”地域”です。
山形おぐにの百姓生活https://kagemusha01200403.blog.ss-blog.jp/というブログ。
アイコンが強烈で”山形小国”だもの、すぐに目が行きました。
もちろんブロガーの方にお目にかかったことはありませんが、お噂は聞いております。
なんせ狭い小国(あ、広さは東京23区より広いんですよ。でも人口が約7000)なので、
傑出した方がいると、すぐに有名になります。
小国経済の重要キーでもある会社にいた時は、実行力が抜群の方だったそうですが、
惜しまれて退社し、自営の酪農と農業に専念される様子をブログにUPされています。
そんな方なので、ブログも面白い。 ほぼ毎日、更新されています。
so-netの地域をテーマとするブログは約3000ありますが、常に20位以内です。
パソコンに時間を使うのが苦手で、他のブログを回ることはほとんどありませんが、
同じ町内の様子が分かって、面白く拝見しています。農家の仕事も分かりますよ。
あー、ちなみにこのブログですが、おかげさまで、そこそこの位置におります。
なんにつけても”中位の下部”がmukuパパの立ち位置で、順位には関心ないのですが、
このブログは、ま、望外と言ってもいい位置で読まれているようです。
もちろん、20位なんて所とは、遠く離れておりますが。
これからもよろしくご愛読ください。