小国町のご紹介 [おぐに名所]
このブログを始めて15年ほど経ちますが、小国の自然の素晴らしさを強調するあまり、
町の中はほとんど記事にしていません。今回、町の様子を初めてご紹介します。
”それはいいけど何で、暮も押し詰まった、しかも大雪になった今なんだ?”
とのご質問もあるかと思いますが、それはまぁ、”成り行き”です。
御存知のように、数年に一度の寒波が押し寄せて、日本海側は大雪になっています。
ラジオでは不要不急の外出は控えるよう、盛んに呼びかけています。
運転していても雪が吹き付けて、前は見えず、路面と両脇の雪山の境も真っ白。
小国でも、いつ立ち往生してもおかしくない、危険な状況となっています。
今回は当初、アイスクリームを買いに行くという大事な理由で家を出たのですが、
雪の状況は、一般的には不要不急と見なされかねないと大慌てで言い訳を考えました。
で、小国の街を取材するのは意味があると考え、急遽手元のカメラが役立ったわけです。
ま、次回はもっと穏当な時節を選んでご紹介したいと思います、はい。
今回は、というか今年はこれでおしまいかな?
年末に向けてやることがいっぱいあるんだよねえ・・・。
というわけで、ちょっと早いけど、皆様よいお年を。
(最後部は無断でコピペさせていただきました。徒然さん、ご容赦を。)
小国町のシンボル? 米坂線 小国駅
東側踏切から見た ”哀愁の小国駅”
その踏切にやって来た除雪機関車
踏切の隣の、あまり縁のない置賜森林管理署庁舎
薪の購入やチェンソー、草刈り機の修理で縁のある森林組合
小国町役場の隣の、いつもお世話になる小国警察署。犯罪関係ではありません。
小国警察署の隣のコンビニ。うちから一番近い、車で30分かかるコンビニ。
街の中心にあるスーパー、アスモ
小国駅前からのメインストリート
小国駅向かいの小国郵便局
メインストリートを除雪車が通る
小国町のセカンドストリート
最近やたら通うようになった小国町町立病院
小国町の生命線、国道113号
国道沿いの小国町道の駅
道の駅の隣の横根スキー場
すずめの戦略 [動物]
先日、何かで ”すずめとツバメの数が激減している” という記事があった気がします。
気がするというのは、タイトルだけ見て、中身を読んでないのね。すみません。
読もうとしたのだけど用事で立ったら、そのまま忘れてしまいました。
でも、ツバメはこのブログでも何回か載せているのですが、すずめはないなぁ。
この十年を考えてもすずめを見た記憶がありません。
いや、どこにでもいる鳥だったから、見えていても見てなかったのかもしれないけど。
それに、こちらでは都会のように、家の近くでチュンチュン飛び回っていません。
それが町で精米所の前で順番を待っていたら、まわりでチュンチュン鳴き声がします。
”なんだ、いるじゃん!” 久しぶりにお馴染みの姿を目にしました。
なるほどね、ここなら食いっぱぐれはありません。
mukuパパみたいに、精米時にやたら米粒を床に散らかす人の為に、ホーキ付きです。
”精米が終わったら外に掃き出してくれ”ということで、米粒が絶えることはない。
まぁ、雪で餌の乏しいこの時期を、元気で乗りきってくれと思ったことでありました。
雪国の冬が始まった 2021 [自然]
17日夜から降り始めた雪は、降ったり止んだりを繰り返して今日も続いています。
今朝は雪雲が西から東に、かなりのスピードで流れていました。
そのため時折り雲に切れ目ができて、青空が覗くことがあるのね。
その雲の隙間から陽が射して、降ったばかりの新雪を輝やかせています。
雪国の本格的な冬が始まりました。
12月の陽射し [自然]
年寄臭い話ですが昔、表日本・裏日本 という言葉がありましてね、
教科書に載っていたし、テレビ、ラジオの天気予報でも普通に使っていました。
それがいつの頃からか、イメージが悪いとか、何でこちらが裏なんだ、
というクレームが出て、太平洋側・日本海側に変わりました。
それはそれでいいのですが、雨や曇り、濃霧が続くこの12月は、
気分が落ち込んで、”確かに裏日本だよなー”って気分になりますね。
冷たくて寒くて暗くて湿っぽい日が毎日続いて、表日本のお日様マークが羨ましい。
まぁ、あちらは乾燥し過ぎるのが難ではありますがね。
そんな日本海側の当方は、時折り陽が射すことがあると、誰も口には出しませんが、
気持ちは明るくなるようです。景色も数割は美しさが増すみたい。
ということで、陽が射した時撮ったのを集めました。
予報では今夜から明日にかけて暴風雪になるそうです。
今、外は風はないようですが雪がどんどん降り積っています。
明日は一面大雪に変わって、今回のような景色は見なれなくなるでしょう。
新しい道路が出来た 2021 [暮らし]
夏の終わり頃からだったと思うのですが、町からの途中にある越中里橋と
中荒川橋の横に、立入禁止の標識が立って、工事が始まったようでした。
”ようでした”というのは、まったく目立たなくて、何の工事かも知らなかったの。
それまで先は藪になっているだけで、入る気にもならないし入ったこともありません。
地元だけの農道みたいで、どこまで続くのか、戻って来れるのかもわかりません。
それが先日横を通ると、立入禁止が外されて綺麗に舗装された道になっていました。
”あれっ?”と思って恐る恐る乗り入れてみたのですが、中荒川橋から越中里橋まで
約3㎞の狭いけれど快適な道が続いていました。もちろん対向車などありません。
これはそれまで砂利道だった荒川の堤防の上を、舗装し直した道路なんですね。
今まで1本しかない町までの道を災害に備えて2本にする、村の要望かと思ったら、
そうでもなくて、誰も関心を持ってないようです。もちろん開通式もなし。
”あれは国交省河川局の作った道路で、お金が余ってたんじゃないの”なんて言うの。
ま、河川維持のための道路のようですが、幅が狭くてその後も誰も通りません。
mukuパパの写真撮り用に作ったみたいで、とても嬉しい。
中荒川橋からの入り口
越中里橋からの入り口
道幅がこんなに狭いので・・
すれ違い場が作られています。
別の場所ですが、以前はこんな様子の道でした。
奇しくも両橋の横には、砕石場があります。こちらは越中里橋側。
こちらは中荒川橋側。
スノーポールが立った 2021 [暮らし]
昔、真冬の北海道で仕事をしていた時、吹雪の中を運転することがよくありました。
周囲は真っ白で何も見えない。10mほど前方の路面が見えるだけ。
左右の境も分からなくなり、車の進む方向を何度も見失う。
でも、後の車に追突されそうで止まってもいられない。
とても怖い思いで運転したものです。
わずかに近づいて来るスノーポールだけを頼りに、のろのろと進みました。
そんなことでスノーポールはドライバー向けの雪国の冬の設備だと思っていました。
ところがこちらに来て、そうではないと知って驚きました。
それで以前にはよく問題としてブログに載せました。覚えているかしら?
新しい読者の方もいるので答えを言うと、これ、除雪車の目印なんですね。
オペレーターはスノーポールを目印に道路端を確認して除雪車を進めます。
腕の見せ所はどれだけポールに近づけて除雪できるかです。
近づけ過ぎると縁石やガードレールを傷つけてしまいます。
ま、こちらでは春になるとよく傷跡を目にするような気がしないでもないかな。
でも冬のドライバーにはありがたい。幅広い雪面を安心して走れるからです。
よく村上市に行くので新潟県を走るのですが、ポールまでの幅に余裕があります。
”何で?もっと削れるじゃん”と思うのですが、そのぶん道幅が狭くなっています。
雪道で車がすれ違う時ほど気を使うことはありません。ほんと疲れるんだわ。
あー、いや、もちろん新潟県でもいろんな雪道があると思いますけどね。
濃霧の朝 2021 [自然]
今年も、もう12月に入ってしまいました。
歳のせいか、流れる時間が早くなった気がします。
今年はmukuパパにとっては、ワクチン接種が記憶に残る年になりました。
こんなにワクチンを打った年は、ん十年生きてきて初めてです。
夏に新型コロナで2回も打ち、秋には毎年インフルエンザを打っています。
更に今年は冬に入った昨日、肺炎球菌のワクチンを打ってきました。
打てるものなら子宮頸がんも打っちゃおうかという勢いです。
”みんな仲良くちゃんと自分の仕事を果たしてね”と祈る気持ちね。
昨日の朝、徳網は陽が射していたのですが、ワクチンのため小国病院に向かうと、
お隣の樋倉集落から霧が立ち込めていました。
小国は盆地なので、この時期お皿の中のように霧が溜まります。
今回は最も上流にある徳網の手前の、樋倉まで霧が昇ってきたんですね。
幻想的な霧の中の情景は好きなので、車を停めては撮りながら町に向かいました。
病院で長く待つのは嫌なので、一番乗りしようと朝早く家を出たのですが、
そんなことで着いた時は、いつものようにロビーは満杯。
ワクチンを打ち終わって、30分待機して病院を出たら昼になっていました。