バイカモ(梅花藻)の花が開いた [野草・花]
バイカモという水草をご存知でしょうか?
文字通り梅の花に似た、小さな花を咲かせる水草です。
水草に関心のある人たちの間では、かなり有名なようですよ。
今年はコロナで中止になりましたが、村の有志の方が夏休みに小学生を集めて
五味沢の水生生物の勉強会を開いています。毎年そのお手伝いをしています。
去年の勉強会の様子がhttps://shirotarou.blog.ss-blog.jp/2019-07-31に載っています。
そこで勉強したことですが、(誰が勉強してんだ?) バイカモは清冷な流水の中でしか
育たないそうです。それで水質の環境指標ともされています。もちろん綺麗な方のね。
ジンゴロウ沢にも自生していて、うちは沢の水を生活用水にしているんですよ。
前から、”沢の水を生活水にできる家は、日本でもそんなに多くはないよね” と,
多少の自慢も込めて言っているのですが、いつも微妙な顔をされてしまいます。
裏の白太郎山は杉の植林以外、人の手が入っていないし、登山道もありません。
こちらは安心して使っているのですが、いまいち理解されず同情されてるみたい。
そんなことで、最近はあまり話題にしないようにしています。
梅花藻の花は1㎝にも満たない小さな花なので、思いきり近くで接写したら、
奇妙な雰囲気の効果が出ました。夜の街にたたずむ清楚な女性って感じ。
こんな雰囲気も悪くないような気がするような感じがしても悪くないかも。
中央の沢胡桃の手前から流れが分かれていて、先の小さな滝に落ちます。
右側が流量の多い本流となり、左側が砂の堆積した梅花藻の自生地です。
ちょっと妖しい雰囲気の画像となりました。