突然の訪問者 ナツエビネ(夏海老根) [野草・花]
この一週間、小国は大雨警報なども出たりして、雨日が続きました。
ジンゴロウ沢も梅雨の時よりも大暴れして、後の片付けが大変でした。
久しぶりに晴れ間も見えた今朝、あれ?ジンゴロウ沢に見慣れない花が咲いている。
近寄って見ると、花の形は蘭に似た上品さがある。調べてみるとナツエビネでした。
エビネは春咲きが多いのだけど、これは広い地域に自生する唯一の”夏咲き”の
エビネだそうです。 思いもかけない、こういう訪問者は嬉しい。
だけど、訪問者とは言っても、エビネは球根から成長するわけだから、
小さな球根が育つために、前から葉が出ていたに違いありません。
こんな場所に葉があった覚えはないけどなぁ。もちろん植えたものではありません。
エビネの名前の由来が図鑑にでているので、そのまま引用します。
「苗の段階では小さな球根であるが、株が育つにつれて球根が大きくなってくる。
小さな球根から大きな球根へと並んでいる姿が、海老の背中に似ている。
それで、この草を ”エビネ(海老根)”といった。」
エビネは ”ラン科エビネ属” の花です。 ”ラン・蘭” というとハイソなイメージですが、
何で”エビネ”なんだ? いや、エビネがハイソじゃないとは言いませんが・・。
花を見ないで、根っこの形から名前を付けるというのが納得できません。
夏の野草を撮ってきた 2021 [野草・花]
しばらく雨模様の涼しい日が続きましたが、昨日あたりから暑さが戻りました。
”ごはん”はまた、扇風機の前に寝転んで一日を過ごしています。
ブログに載せる写真もないので、カメラを持って外を歩いてきました。
暑い盛りに外を歩き回るのも大変なのですが、自然の中なので
これはこれで楽しく過ごすことができましたよ。
オトコエシ(男郎花)
ゲンノショウコ(現の証拠)
キンミズヒキ(金水引)
アカツメグサ(赤詰草)
ヤクシソウ(薬師草)
フジバカマ(藤袴)
ボタンヅル(牡丹蔓)
コバギボウシ(小葉擬宝珠)
ヒメヤブラン(姫藪蘭)
水のある風景 2021(2) [自然]
パンデミックの只中で開かれた東京オリンピックが終わりましたね。
”お・も・て・な・し” と言っていた時には、考えもしない状況での開催でした。
趣向を凝らした様々な企画が消えてしまったのは、残念でなりません。
関係していた多くの方の努力や夢が消えたこともあったでしょう。
なんか人生の”運・不運”みたいなのを考えてしまいました。年取ったせいかしら。
こちらはオリンピックに何も関与してないので、運・不運はないのですがね。
野球ヤッター!、サッカー残念!と一喜一憂していただけです。すみません。
これから開かれる東京パラリンピックでの、素敵な物語を期待しています。
えーと、オリンピックが終わった後の軽い興奮を引きずって書き始めたのですが、
どうやっても今回の写真と記事が結びつかない。あきらめました。
写真は森の中で見つけた小さな水の流れです。
真夏の花たち 2021 [野草・花]
うーーーっ!! あぢーっ!! 小国でも真夏日が続いています。
もう、な~んにもしたくありませんね。 考えるのも嫌!
それでも2回ほど熱中症寸前になりました。皆さんもお気を付けください。
小国は山の中だから涼しいだろうと言われるけど、高原の避暑地じゃありません。
近年は他県が話題になっているけど、長い間日本の最高気温は山形だったはずです。
”ごはん”が一日中扇風機の前に陣取っているので、仕方なく新しいのを買いました。
何十年ぶりかの新調ですが、今はリモコンもついて便利ですね。意外と安かったし。
エアコンて話もあるけど、山の中のログハウスにエアコンはどうも。やせ我慢です。
扇風機の前にいてはブログも更新できないのですが、何かないかと見まわしたら
暑い盛りの日中に、大きく開いている花が目に入りました。家々の庭の花です。
”暑さで人影のまったくない真夏に咲いている花” ってのも、何か風情のある気がする。
ってことで、勝手知ったるご近所の庭にお邪魔して撮ってきました。
ほとんどが園芸種と思われるので名前は調べていません。暑くて調べる気にもならない。