薪(まき) を積んだ [暮らし]
夏も終えようとする今の時期に薪を積んだって、笑われるだけなのですが・・
いや、この記事は3ヵ月も前に載せようと準備した記事なんですけどね。
載せるタイミングを失って、以来ずっとお蔵入りとなっていました。
酷暑の今なら雪の景色が一興かと、都合よく解釈して蔵出しした次第です。
都会では薪ストーブを使う家庭などほとんどないでしょうが、
こちらでは冬の暖房としてまだ多くの家庭で使われています。
その燃料となる薪ですが、雪が融けて一年の仕事が始まる前の一仕事として、
各家のお父さんが雪の上で薪割りして、家の周りに積み上げておきます。
一夏かけて乾燥させ、秋に家の中に取り込み、冬の暖房の燃料に使います。
この薪を積み上げる場所や方法に、各家それぞれの形があって面白い。
うちは鉄線を組んだワイヤーメッシュで周囲を囲み、崩れを防いでいます。
これはmukuパパが考えたオリジナルな方法なのですが、本場北欧の関係本に
積み方の一方法として既に紹介されていました。やっぱり誰も考えるのね。
この本によると北欧では薪積みも文化とされ、積み方で人の性格を見るらしい。
”崩れるような積み方をする男に娘を嫁にやるな!” ということです。
まぁ、こっちはどうでもいいけどね。
久しぶりに雪の景色を見たら、酷暑でもこの夏を楽しもうという気になりました。
森林組合から原木の入荷 今年は不在時だったので、これだけ一昨年の写真です。
今年購入した1単位。
チェンソーで原木の玉切り。
お馴染みの薪割りです。
薪割りが完了しました。
ワイヤーメッシュで囲んだ中に薪積みです。
雨除けの屋根を乗せて薪棚の完成
ご近所のお宅の薪棚です。
そろそろ幕を閉じるか夏の雲 [自然]
今年は何と言っても ”熱中症警戒アラート” が強く印象に残る夏となりました。
初夏の頃に”りふれ”から、広大な敷地の草刈りのアルバイトを頼まれましてね、
6月・7月は張り切って仕事を進めたのですが、8月に入ったらもうダメ!
気が付いたら熱中症直前の症状になってしまいました。
”りふれ”からも涼しくなってからでいいと言われたので、8月は中止にしました。
今まで夏の暑さはそれほど苦でもなかったけど、やはり年で身体が弱くなったなぁ。
まだ暑い暑いと文句を言う日が続いていますが、9月になれば落ち着くでしょう。
そうなるとこの暑さが一年の花だったと、きっと懐かしく思うようになります。
ということで、折を見て撮っておいた今年の夏雲です。
小国は山国なので、山に登らなければ広い景色は見られません。
五味沢に加えて、よく買い物や遊びに行く、南陽・米沢・新潟村上の夏雲です。
夏が来~れば想い出す ネジバナ(捩花) [野草・花]
ネジバナのネジはscrew ビスの”ネジ”ではなくて、
日本語のねじるの”捩じり花”から来ているそうです。 ま、当たり前でしょうな。
しかしまあ、姿を見ればつい、コーススレッドネジを思い出しちゃうけど。
この花は草原(くさはら)で見かけることができます。
草原と言っても雑草が生い茂っているようなのはダメね。
生えてても雑草に埋もれて見つからないでしょうね。
芝生のような背の低い草地に、独特の姿でにょっきりと一本立ちしています。
群生しているのは見たことはありません。
日当たりの良い草原にピンクの花がポツリポツリと咲いている様子は、
夏の青空に素敵に似合っています。
昔、都会に住んでいた頃に、かなり探したことがあるけど見つかりませんでした。
それがこちらに来たら、”りふれ”の草地にいくらでも見つかって胸を打たれました。
ちょっと個人的に想い出のある花です。