ミズバショウ(水芭蕉)の群落 2019 [野草・花]
今年もミズバショウの花が咲きました。それで今年も撮ってきました。
去年はたしか行ったのが遅くて、既に散り始めていたのですが、
今回は時期もピッタリで、勢いよく咲いておりました。
水芭蕉の白い大きな花は見栄えも良くて、確かに春が来たと感じさせてくれます。
正確には、白い花びらのようなのは、”仏炎包(ぶつえんほう)といって、
花に近い所の葉が変化したもので、中にあるマイクのようなものの
ぶつぶつが、一つ一つの小さな花の集まりだそうです。
前に載せた”座禅草”もサトイモ科の仲間で、同じような形をしています。
しかし水芭蕉の透きとおるような白い色とユニークな形は、
春のやわらかな光に素敵に映えていますね。
前にも言いましたが、この場所は一般の人には気づき難いところにあって、
地元の人にしか知られていません。
今まで観賞や撮影に来る人に会ったことは、一度もないんですよ。
我が家にも春がきた 2019 [自然]
2m以上あった我が家の周囲の積雪は、4月に入りどんどん融けて、
北側の家の陰を除いては、わずかに残るだけになりました。
あと数日ですべて消えることでしょう。
まだ雪囲いがそのままなのが、ちょっと恥ずかしいのですが、
このところ忙しいので、手をつけられません。
大型連休中には片づけて、今年の本格的な始動となります。
まぁ、大型連休って今のmukuパパにはあまり意味ないんだけどね。なんか残念。
早春のネコヤナギ(猫柳) [樹木・花]
雪が解けて地表が現われると、草花が春を告げてくれるのですが、
多くの樹木は見た目には、まだまだ変化を見せてくれません。
その中でネコヤナギは、銀色の毛に包まれた花芽がついて、
春の訪れを感じさせてくれます。
猫の尻尾からつけられた名前だそうですが、可愛らしくていいですね。
大雪崩を見に行く 2019 [山]
雪国の方はよく御存知でしょうが、今時分というよりもっと前の、
3月頃から雪の表面が硬くなって、どこでも自由に歩き回ることが出来ます。
”凍み雪”と呼ぶそうなんですけどね。
”ごはん”との朝の散歩に、徳網山の大雪崩を見に行くことにしました。
徳網山のこちら側は急峻な斜面になっていて、雪崩がしょっちゅう発生します。
そのたびに遠くの雷鳴のような音が、村まで伝わってきます。
崩れ落ちた雪塊は足元の荒川本流に落ち込みます。
本流の上を覆って、スノーブリッジになることもあるんですよ。
今回は時期も遅かったので、ご覧のように川は開いていましたけどね。
直線距離で300mもない所なのですが、雪がないと藪や無数の水路が障害になって、
たどり着くのが難しい場所です。今なら散歩で行くことができます。
ここが徳網山の大雪崩の現場です。
五味沢の残雪 [自然]
数日前、東京の知り合いに近況を伝えたところ、微妙な認識の違いを感じました。
こちらの冬は終わったばかりですが、向こうの冬はとっくの昔のことなんですね。
で、周囲は雪ばかりだと言っても、少し残雪があるくらいのイメージのようです。
”ちょっとブログを見てよ”と思ったけど、口には出しませんでした。大人だから。
このブログはみんなに近況を伝える目的もあったのですが、もう誰も見てないみたい。
十数年、同じような記事を毎年繰り返しているからねぇ。仕方ないかなぁ。
あー、たまたま偶然だとしても、今見ている貴方が頼りです。どうか、よろしく。
そんなことで、”小国の雪は、当分消えない”というのが当方の認識だったのですが、
今日、町へ行ったら、”あれっ?! 雪がない!” この間まであった雪が消えてるの。
帰る途中で雪景色を撮って、並べたのが下の写真ですが、20㎞の間の変化です。
こう見ると、やはり五味沢って他とはかなり違うのね。
その辺を理解してないと、変なおじさんになってしまうかも。気をつけよーっと。
五味沢地区 徳網集落
五味沢地区 五味沢集落
小股集落周辺
長沢集落周辺
越中里集落周辺
今市集落周辺
尻無沢集落周辺
早春のザゼンソウ(座禅草)2019 [野草・花]
東京の桜が見ごろになる頃、山里のこちらでは雪が割れてやっと地表が現われます。
先ず、湿地を覆っていた雪から徐々に消えていくのですが、
それを待っていたかのように、最初に顔を見せる花がザゼンソウです。
花の色は、いわゆる春のイメージとは違って、軽く華やかな感じはないのですが、
残雪に囲まれた、冷んやりとした空気の中に咲いている様子に趣があって、
早春の花としては、これはこれでなかなか良いものだと思います。
雪解けの森 (1) 2019 [自然]
時折、春の淡雪も降りますが、周囲の山肌は雪解けが進んでいます。
村上に行ったのですが、新潟の海側の地域は、雪なんかもう見当たりませんね。
小国の町も街中は、すっかり雪が消えていました。
うちの周囲はまだ1mほどの積雪があって、雪に囲まれている状態ですが、
2週間もすれば地肌が広がって、春が来たことを実感できるでしょう。
春を迎えて雪解けの進む森のようすを撮ってきました。
春の淡雪? 2019 [自然]
昨日、新元号決定のどさくさに紛れて、”徳網に春が来た宣言”をしたのですが、
一夜明けたらなんと、冬が戻って大雪になっていました。
まーったく、先を見る目がないんだから! でも、これは昔からだから仕方ない。
先を見通せる能力があれば、もっと違った人生があったように思うのね。
まぁ、そんなことはどーでもいいのですが、町の方では大騒ぎだったようです。
既に夏タイヤに交換していたものだから、車が出せない。
奥のお隣は町に住む子供さんの為に、冬タイヤの車をもって行ったそうです。
うちはまだ冬タイヤのままなので、まったく問題はありませんでした。
しかし、これは先を見通せたというより、ぐーたらが良い方向に向いた例ですね。
ま、塞翁が馬というか、人生どっちに転ぶか分からないということでしょうね。
若い方の生きる参考にしてください。参考なんかにしたくない? そーお。
ところで、春が来た宣言はどうしよう? もう四月になったことだし、
春の淡雪だったということで収めてくださいね。ちょっとheavyだけど。
冬に戻りの雪となりました。
一晩で20㎝近く積もりました。
湿原に春を見つけました。近いうちにご紹介します。
融雪水を止めていたので、車庫の前にも雪が積もってしまった。
先日割り終えた薪にも雪が積もって、すっかり濡れてしまいました。
これはお隣の薪。暮らしに向かう姿勢の差が如実に表れてますな。
うちのワンコは喜んでおりました。
春にはなったのだけど・・ふきのとう [野草・花]
四月に入り、新元号も”令和”に決まり、時期はまさに春になりました。
数日前から路肩の雪壁の前で、フキノトウを見つけていたので、
四月を待って”徳網の春”を宣言するつもりでいたのですけどね。
今朝はみぞれとなって、フキノトウが雪に隠れてしまいました。
それでも昼前には止み、夕方には日が射す時もあって再び顔を見せました。
明日からの予報も、ちらほら雪のマークが見えますが、
まぁ、いいや! 写真も撮っちゃったし、新年度にも入ったし、
今日の”令和”決定のお祝いに便乗して、本日を”2019年徳網の春”といたします。
新元号が決まっちゃうと昨日まで使っていた”平成最後の”が使いづらいですね。
今年はすでに薪割りを済ませたので、気分が軽い。
予定をいろいろ立てて、春から身体を動かしていこうと思っています。
でも、この雪が消えないことには、外の動きがとれないんだよねー。
んー、まさか五月に「”令和”最初の雪」なんてことはないと思いますが・・
「平成最後の”ごはん”の雪の足跡」となればいいのですが・・