小国の街は晴れていた [自然]
このところ、雪が降ったり止んだりの薄暗い日が続いています。
こんな時は家に籠って薪ストーブにあたっているのが一番なんて言ってますが、
何日も続くとさすがに嫌になる。
餅とタクアンの食事(ご近所からたくさん頂いています)にも飽きてきたので、
なにか別の美味しい食材でも探してこようと、街に出ることにしました。
家を出る時は雪模様だったのに、五味沢集落に入ると雪はやんで、
青空も見えています。うちから2kmほどしか離れていないんですよ。
あれ?! っと振り向くと、白太郎山は雪雲の中に霞んでいました。
五味沢集落の奥は左右の山が急に迫まるせいか、天気が他と違うことがよくあります。
樋倉集落、徳網集落は山の神様の気分次第ということなんでしょうかね。
街に近づくにつれて青空も広がり、街ではなんと陽が射していました。
最近、ラジオの天気予報で、”日本海側は晴れか曇りで、所によって雨か雪でしょう”
なんて流れるたびに何か引っかかるのですが、その”所”はきっと、うちなのね。
家を出る時は雪模様でした。
樋倉集落を抜けて
五味沢集落に入ると雪はやんで晴れ間が見えました。
振り返ると白太郎山は雪雲の中です。
更に進んで小股集落。
更に進んで越中里集落。
舟渡から街の方向を見ると青空が広がっています。
小国の街は陽が射していました。
敢えて吹雪の写真を撮りに出た [自然]
ニュースでも伝えられているように、こちら近年では珍しく大雪になっています。
現在、隣の敷地の積雪がベランダの高さと同じくらいになっているので、
2mはあるんじゃないかしら。これから2月にかけて更に増えるのですが、
久しぶりに3mを超えるかもしれない。もしかしたら4mも。
今までブログには陽射しのある穏やかな写真しか載せていませんが、
これは稀な状景なんですよ。一週間に一度あるかないかくらい。
今回なぜか、雪の降り積る迫力のある写真を撮ろうと思いついて、
吹雪を狙って外に出たのでしたが、いやー、散々でしたね。よせば良かった。
身体は芯まで冷えるし、指は凍って、カメラはびしょ濡れ。
強風で身体は飛ばされそうになるし、杉の枝の雪は次々に落ちて頭を直撃。
家の前の道路でこれだから、森の奥に入ったら遭難間違いなしだと思う。
今回の写真、”言うほどの迫力はないな” と思われるかもしれませんが、
猛吹雪の只中で撮ったのは、何が写っているのかまったく分からないの。残念!
徳網集落の歳頭焼き(さいづやき)2022 [イベント]
今日、徳網では小正月の歳頭焼きが挙行されました。
他の地区では昨日だったのですが(小正月だから当然ですが)、徳網は今日。
特に意味はなくて各家の都合で今日になりました。戸数が少ないんだもの。
歳頭焼きは夜に火を囲むのが楽しいのですが、朝の内の準備作業も楽しみです。
特に、深い雪の森に入って木を伐り出すなんて作業は、普通では出来ません。
毎年写真を撮っていたのですが、今年は全面的に作業に加わったので写真なしです。
去年の記事を御覧ください。https://shirotarou.blog.ss-blog.jp/2021-01-18
mukuパパが加わったからでもないのですが、今年の神柱は近年になくカッコいい。
煙もモクモクと出て、迫力がありました。そんな神火に向かって願いはひとつ、
”早くコロナが終息しますように・・・”
ベランダの雪下ろし 2022 [暮らし]
昨日は全国的に穏やかな天気だったようで、小国も一日陽が射していました。
”こんな時やらなきゃやる時がない!”ということで、
正月の間に積もり積もった、ベランダの雪下ろしを始めました。
うちのベランダは屋根の雪がそのまま落ちてくるので、あっという間に積もります。
下に車を止めているので、ベランダが潰れたら悲惨な事態に陥ります。
最初のベランダはそれで潰れてしまい、今は2周りも太い部材を使っているのですが、
それでも2mも雪が載っているのを見るのは、気持ちが悪い。
幸い、ジンゴロウ沢が横を流れているので、ベランダから落とすだけで処理できます。
本当に役に立つ沢です。でも、すぐにジンゴロウ沢も雪に覆われてしまいますけどね。
雪下ろしをしていたら、隣の子供たちが”手伝ってあげる”とやって来ました。
”少しは役立つかな”と思ったのが甘かった。しばらくは作業も進んだのですが、
もぐもぐタイムが終わったら、”雪の魔王”との闘いの場所になっちゃった。
雪の塊をキックとパンチで粉々にするのですが、沢まで下りて闘い始めるの。
”何だよそれ?!、向こうで闘ってくれよ!”と言っても敵はここにしかないので、
聞きやしない。 もう少し下ろしたかったんだけど、まぁ、いいか。
雪下ろし前 before
ベランダの雪をジンゴロウ沢に落とします。
隣の子供たちが手伝いに来ました。
ちょっと休憩、もぐもぐタイム。
ジンゴロウ沢にも下りて、魔王との闘いが始まる。
雪下ろし終了 after
雪原の足跡 2022 [動物]
正月の間続いた降雪も、息切れをしたのか6日頃から晴れ間も出てきました。
五味沢の田んぼは広い雪原に変わっています。
その雪原をカンバスにして、野生の動物が足跡を描いています。
今年はウサギの足跡が多いみたい。今まで見たことのない足跡はイノシシかなぁ?
これらの足跡は夜の間に描かれ、昼間に動物を見ることはほとんどありません。
ウサギの足跡です。
左の足跡はウサギ、右のはキツネです。
これが初めて見る足跡でイノシシかなぁ?
ウサギが徳網山に向かったようです。
正月の雪は降り続く 2022 [自然]
日本海側にある小国は、正月から雪が降り続いています。
毎年、正月は雪がどんどん積もっていく時期なので驚くことでもありません。
でも、除雪が間に合わないほどのスピードで積もるのは厄介です。
先日、雪は降り続いていたのですが、暮に買い溜めた食料に飽きちゃったので、
町に買い出しに出かけることにしました。
mukuパパは基本的に雪道を走るのは好きです。四輪駆動で冬タイヤを履けば
恐いものはない。白い雪面をスキーで滑るように走り抜けるのは楽しい。
周囲の雪景色に陽が射せば最高の気分です。もちろん雪道に適した走行でね。
ところが先日はそうではなかった。ワイパーが間に合わないほど前が見えない。
加えて雪が深くて車の底につきそう。家を出てから”しまった!”と思いましたね。
冬タイヤの四輪駆動といえども、腹に雪が詰まってしまえば、
亀の子が足をジタバタさせるのと同じでどうにもなりません。
止まってしまえば最後だと思ったから、必死で”りふれ”まで操って、
そこで大きくUターンして、なんとか家まで戻り着きました。
”もう、不要不急の外出はやめよう”と心から思ったことでありました。ま、その時だけは。