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雪国の家々 2021 [暮らし]

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雪の中の暮らしも長いと飽きて、たまには村上市や米沢市まで買い物に行きます。
道路は除雪されていて、吹雪でなければいつでも出られるのがありがたい。
町に出るのも昔と今じゃ大違いだと、村の長老は言いますが、
確かに昔は大変だったのでありましょう。

そんな山の中から久しぶりに町へ出てくると、
見慣れていた家々の景色が、なにか変わった感じがします。
雪が生活感を消してしまうので、雰囲気が違っているのね。
まるで模型の世界、ジオラマを見ているような感じが面白い。
暮らしている人は気づかないでしょうけど。


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雪の造形 雪の壁 [自然]

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今回は単なる”雪の壁”です。自然の造形でもなく、除雪車が削った跡ですけどね。
雪の降り積った経緯が層となって現れて、太古の地層を見るようで面白い。
本当の雪国でなければ、こんな壁を目にすることはないと思います。
”地層を見たってちっとも面白くない!”ですか? そ、そうかな?

では、この壁に雪が被ると、白くて柔らかそうで天使の壁に見えますが、
じつは悪魔の壁だというお話を・・
前に一度ここに載せましたが、もう十年以上前になる(と思う)のでお許しください。

昔、同僚の車の助手席に乗って雪山の中の作業道路を走ったことがあります。
両側は雪の壁、ダンプ1台分の狭い道幅で、Uターンをすることになりました。
何回も細かい切り返しをして、直角の向きまで方向を変えたのですが、
ここでいきなり急バックをして、雪の壁に後部を衝突させました。
後部を雪にめり込ませて前を開け、切り返しを省こうとしたようです。
ところが壁は硬い氷だったものだから、大きくへこませてしまいました。
買ってからまだ数か月の新車だったから、本当に気の毒でした。

でもまぁ、人のことを笑っていられません。(もちろん笑ってなんかいませんが)
数年前、mukuパパも切り返しでバックした時ですが、路面も壁も白一色のためか、
目の焦点が合わずに、急に遠近感がなくなってしまったのね。
”あれ?!” っと思ったら、ドスンと当たって、バンパーをへこませてしまいました。
こういうこともありますので、雪のない地方の方はどうかご注意ください。


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餌場のヤマガラ(山雀) [動物]

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毎日止むことなく降り続く雪を見ていると、森の動物たちは、
今どうしているんだろう、食べ物なんかあるのかなぁ、と思うときがあります。
ま、こちらが心配するまでもなく、しっかり生きているんですけどね。

前々々回の記事のアオゲラが、最近は姿を見せません。
羽目板をつつかれるのは困るけど、玄関に鳥の餌を置いてみることにしました。
ホームセンターで粒の大きい(3~5㎜)”麻の実”を見つけて、それを置きました。
翌朝になると、さっそくコツコツと音がするので覗いてみると
アオゲラの姿はなく、体の小さいヤマガラが盛んに餌をつついています。

”あれ? コツコツの音は何なんだ?”と思って様子をみていたら、
大粒の麻の実を足で押さえて、くちばしでつついて割っているのね。
羽目板の音には及びませんが、ザルの縁なのに家の中にも聞こえる音が出ています。
何もない冬の日には、こんな動物の姿を眺めているのは楽しみです。

ヤマガラは近くに巣があるのか、麻の実を咥えて行ったり来たりしています。
一羽かと思ったら二羽が来たりして、どうやら夫婦で交代してるみたい。
ゲンカンニワニワヤマガラがやって来た。・・って、意味ないな。


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大粒の麻の実を足で押さえて、くちばしでつついて割っています。
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冬の林道 2021 [山]

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先日の地震では、小国は震度4と報道されて、お見舞いの連絡を頂きました。
小国での災害は聞かれませんし、他所でも大災害にはならなかったようです。
先ずは不幸中の幸いでしたね。コロナとダブルパンチかとゾッとしました。

前にも書きましたが、小国町は硬い岩盤の上にあるようです。
日本の国土の成り立ちで、東北は海底火山の隆起で出来たと聞きましたが
その硬い火山岩の上じゃないかしら。詳しく調べたわけではないけれど。
国道113号からは、一枚岩の岩山がいくつも見えて頼もしいですよ。
地震があっても他所よりは揺れがずっと小さくて、安心感を持っています。

それより今、北海道に台風並みの発達した低気圧があるとかで、
昨晩から今日一日中、そして今現在も強風が吹き荒れています。
我が家は杉や沢胡桃の大木に囲まれているのですが、
今にも家に倒れ掛かりそうにグラグラ揺れています。地震の揺れ以上。
見てると怖いので、見なかったことにして閉じ籠っています。ナンマイダブ・・

あー、写真は先日、徳網集落奥の林道に入って撮ってきました。
真冬の自然の一場面です。


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雪の造形 木の上のおじさん [自然]

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何を想っているのか、木の上に腰かけたおじさんが、空を見上げていました。

いや、本当は最初に見たときは、丸い帽子の女の子だったんですよ。
じつに詩情あふれる状景だったのですがねー。
急いでカメラを取りに家に帰った後、すぐに戻ればよかったのに、
つい、余計な用事に目がいって、少し時間を使ってしまいました。

戻ったら、女の子は消えて、代わりにおじさんが座っていました。
どこか雪の一部が融け落ちて、シルエットが変わっちゃったのね。
どう見てもおじさんじゃポエムにならない。
返す返すも残念なことでありました。


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朝の訪問者 “アオゲラ”(緑啄木鳥) [動物]

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最近、朝8時頃になると玄関の壁をコツコツ、コツコツ叩く音がします。
ドアを開けると一羽の鳥が、あわてたように頭上から庭木の梢に飛び移ります。
もちろん訪問者は分かっています。キツツキ科の”アオゲラ”です。
何年も前から羽目板に穴が開けられるのですが、犯人は姿を見せませんでした。
いつも留守の間に犯行がなされていたのが、最近はなぜか大胆になってきたのね。

今回、玄関横の窓から撮影に成功して、腹にある横班からアオゲラと特定できました。
日本では本州に普通に生息するキツツキだそうです。
頭頂部が赤いのが特徴だそうですが、この写真ではわかりませんね。
網戸越しの撮影なので画面が荒れています。窓拭きもほとんどしてないし、へへ・・。

村の人の話ですが、例のカメムシは板の裏側に寄り集まって異臭を放つそうです。
その匂いからキツツキが場所を突き止め、板を破ってカメムシを餌にします。
カメムシは数匹が犠牲になっても、開いた穴から外に出ることができる。
と、言うんですがね。カメムシなんてどんな隙間からも出られるんじゃないかなぁ。
ちょっと眉唾って感じでありますよ。
カメムシを餌にするなら賞賛すべき益鳥ですが、羽目板の穴をなんとかしろよー。


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梢で大きな声でチュッチュッ、チュッチュッと30分ほど遊んだ後、何処かへ飛び去ります。
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羽目板のそこら中に、穿孔された穴が開いています。
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後日追加
今朝、犯行現場の撮影に成功しました。 2月24日
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雪が降る降る降り続く(2) 2021 [自然]

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過酷な除雪作業だけど、今は家の前さえ除雪すれば町に行けるのはありがたい。
毎朝、町の除雪車が来て、うちの前の道路をきれいに除雪してくれます。
だけど30年も前は、ここから3kmほど町寄りの五味沢のバス停までしか
除雪車が来なかったそうです。ここは冬の間はまさに陸の孤島になりました。

町に行くとなったら雪の上を行き帰り6kmも歩かなければなりません。
会社勤めの人は冬の間、共同で町の中にアパートを借りていたそうです。
緊急用に各集落にスノーモービルが配置されていたなんて話もあります。

今は車を運転できれば、いつでも町に出られます。
道がある安心感は昔とは比べられないものだと思います。
もっとも今は新型コロナで、町に行く方が怖いかも。


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雪が降る降る降り続く(1) 2021 [自然]

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冬型の気圧配置で、小国には雪が降り続いています。
家の前の除雪作業は、毎日しなければなりません。
”取り払い、また降り積もり取り払い、なお降り積もる雪国の雪” だったかな? 
もっと洗練された語句だった気がするけど、ラジオで視聴者の歌が紹介されていました。
まったく、取っても取ってもすぐに元に戻ってしまう除雪は過酷な作業です。

うちは家の前に融雪水を流したりして、他の家より作業量は少ないのですが、
それでも除雪作業を終えると汗びっしょりになります。
汗をざっと流して着替え、薪ストーブの前で飲むコーヒーは最高ですけどね。
その後はストーブの前から動く気になりません。今はそんな一日を過ごしています。


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