オオバギボウシ(大葉擬宝珠)の花 2022 [野草・花]
”大葉擬宝珠” えらく難しい名前ですが、なに、山菜の”ウルイ”なんですけどね。
今年の春、ご近所から4株ほど分けてもらって庭に植えました。
昔、同じように植えたのですが雑草に囲まれて、いつの間にか消えてしまいました。
”どうも水辺から離したのが良くなかったみたい” ということで、
今回はジンゴロウ沢の横に植えたら、見事、ピンクの可憐な花が咲きました。
うまく根付いたようで、来年は春の味覚を楽しめそうです。
コロナの前、朝日連峰の山開きの山菜コースで、角楢小屋の手前の河原で
芋煮汁の中に入れたのをご馳走になりましたが、美味かったなー。
”こんな大きな葉っぱなんだから、食べ応えあるだろう” なんて言ってはいけません。
山菜はどんなものでも、芽が出始めた頃の柔らかい幼葉を食べるものです。
でも、ウルイの美しい大きな葉は観賞用としても楽しめますね。
ジンゴロウ沢の横に移植しました。
昔からある、葉に斑(ふ)の入った観賞用の大葉擬宝珠。花は一度も見たことがない。
畑の大葉擬宝珠。花は可憐というより”ゴージャス”な感じね。
小国ジャングルクルーズ [おぐに名所]
昨年の暮れに、荒川の一部左岸に沿って河川管理用の新しい道路が出来ました。
その時、このブログで記事にしたので良かったら見てください。
冬の間は雪で閉鎖されていてすっかり忘れていたのですが、
町からの帰りに目に留まって、また走ってみる気になりました。
河川管理用道路といっても一般車も可のようで、注意看板など何もありません。
でも入ってみてびっくり、道の両側に雑草が生い茂り、道の上にも被さっています。
これ何処かで見た感じがあると思ったら、あ! テーマパークのジャングルクルーズだ!
周囲はワイルドだけど、通路はつまずかぬようしっかり整備されているパターンね。
ま、楽チンに入れるのはありがたい。雑草を掻き分けて走ってきました。
ところが道の真ん中、新しいアスファルトの上にも、もう草が生えているんですよ。
どうやって養分を摂っているんだろう。アスファルトの害毒はないのかな? 凄いね!
道路にもう草が生えている!それもど真ん中!
”アスファルトに咲く花(草だけど)のように・・” なんて歌があったような・・
数か所の道路上にはクルミも落ちていました。
採取にはまだ早い。二百十日を過ぎてからです。
古びた水門と堰の清流。
木々の間から臨める荒川本流
出口近くになって道路上に立て看が・・
”何だよ、迂回路なんてないじゃん!” 結局Uターンして入り口まで戻りました。
終わり
”くろ” の野草 [野草・花]
連日猛暑が続いたと思ったら、台風の余波の大雨になったりと、
激しい気候の変化ですが、みなさん如何お過ごしでしょうか。
先日田植えが終わったばかりと思っていたら、季節はもう夏に変わっています。
五味沢の田んぼもすっかり夏姿で、これぞ日本の原風景って感じになりました。
清々しい田んぼの景色ですが、この景色を保つのに畦(あぜ)の草取りが欠かせません。
田と田を区切る土盛りが畦ですが、こちらでは”くろ”と呼ぶようです。
この”くろ”には様々な野草が自生して、手入れをしないと伸び放題になります。
見た目も悪いし、病害虫の巣にもなるので、手入れをするのが決まりらしい。
それで頼まれて草刈り機を進めるのですが、突然珍しい魅力的な花が現れたりします。
あー、残して写真に撮りたいと思う心と、仕事だからとバッサバッサ刈っちゃう心。
五味沢の田んぼの風景には、そんな葛藤も潜んでいるのであります。
ショウブ(菖蒲)
ナルコユリ(鳴子百合)
ドクダミ(毒溜)