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ウサギとテンの足跡 [自然]

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最強の寒波が抜けた後だからでしょうか、昨日・今日と青空になりました。
ま、午前中だけですけどね。午後になると雲が広がって小雪も降ってきます。
今朝は昨夜の粉雪が5㎝ほど積もったところに、陽射しの眩しい青空でした。
こんな条件だと木々の枝に雪が残り美しい雪景色になります。別世界の美しさです。

こんな時は野生動物も気分が良くて動き回るのか、よく足跡を残しています。
足跡はないかと雪の上を眺めたら、ウサギとテンの足跡を見つけました。
現場検証をすると、最初はお隣の杉林からテンが出てきて、ジンゴロウ沢を渡り、
裏の杉林に移ったようです。その後やはりお隣の杉林からウサギが出て、
テンの足跡を横切り、裏山を登って行きました。

ウサギの足跡は特徴があるからすぐに分かります。後ろ足でジャンプすると、
跳び箱を跳び越すように、手(前足)を着いてから後ろ足がその前方に着地します。
そのため矢印のような跡が残るけど、進んだ方向は逆向きです。
テンの進んだ向きは難しい。雪の削れた微妙な傾斜で判断します。
確率50パーセントね。へへ・・意味ないか。まぁ、間違いないでしょう。

パウダースノーだから、こんな足跡を探して歩き回るのも楽しいですよ。


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ジンゴロウ沢を雪が覆った、雪橋を渡ります。
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ウサギの足跡を見つけた。
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テンの足跡もあります。
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右から左に進むウサギの足跡と奥の点々のテンの足跡がクロスしています。
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ウサギは杉林から出てきています。
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テンも杉林から出ています。
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矢印のようなウサギの足跡ですが、進んだ向きは手前から画面奥です。
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ウサギの足跡は山を登っていきます。
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テンはジンゴロウ沢を渡って、隣の杉林に入っていきました。
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これはmukuパパの足跡。パウダースノーを歩くのは気持ちいい。
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”最強寒波”の到来 2023 [自然]

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だいぶ前から気象情報では、昨夜から今日にかけての大寒波を予報していました。
予報通りになって、特に雪に慣れない西日本では大混乱になっているようです。

山形も強風と大雪が予報されていましたが、こちらの風はそれほどでもなく、
雪も粉雪で30㎝くらいの積雪です。 それでも風に粉雪が舞い上がり、
運転中に時折り、ホワイトアウトが襲ってきます。
ただ気温は下がりました。車は氷でラッピングされた状態になっちゃった。
何とか動かしたけど、車のモニターには外気温が-8℃と表示されていました。
こんな時は不要不急の外出は避けるのが賢明ですね。運転しながらですみません。

写真は朝起きてから、ちょっと外を廻って撮ってきました。
前から欲しかった広角のレンズが昨日届いたので、試し撮りです。
新しいレンズに雪は吹き付けるし、指はかじかむしで、よせば良かったかも。


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屋根の雪下ろし 2023 [暮らし]

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天気予報では今週の火曜日から強い寒気が来て、大荒れになるようです。
うちの北側の屋根が気になっていたので、雪下ろしをすることにしました。

ご覧のように、屋根と地表が雪でつながっています。
このつながった部分の内側は、雪ではなくて硬い氷なんですよ。
屋根の表面で一度融けた雪が氷になって、少しずつ滑り落ちてきました。
そのため地表部の雪面が下がると、引っ張られて軒先に下向きの力がかかります。
さらに雪が積もると、軒先に大きな力がかかりちょっと危ない。
それで大雪の前に雪下ろしをすることにしました。

ここの雪下ろしは屋根に登らなくても、雪が自分から落ちてくれます。
前に何度か記事にしていて、ご覧になった方もいるかと思います。
屋根から落ちる危険はないのですが、逃げ遅れると雪に埋まる危険はあります。
離れた場所から細長い丸太棒で支えの氷を突くと、一気に滑り落ちてきます。
まぁ、その瞬間に快感があって、なんか楽しいんですけどね。

前はもっと積もるまで待ったし、雪に埋もれたままのシーズンもあったのですが、
このcabinも築30年近く経って、何の手入れをしない訳にもいかなくなりました。


地表と屋根が雪でつながっています。
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雪の内面は硬い氷になり、少しずつ滑り落ちています。
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雪の表面を削り、足元も平らに均します。
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更に氷が出るまで表面を削ります。
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氷を突いて壊すと、屋根の雪が一気に滑り落ちます。
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ミッション完了
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徳網集落の歳頭焼き(さいずやき)2023 [イベント]

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また歳頭焼きがやって来ました。つい先日にやったばかりのようですが
もう一年経ってしまったんですね。年をとると月日に加速度がつく感じです。

いわゆる”どんど焼き”を、こちらでは”歳頭焼き”と呼びます。
mukuパパはどんど焼きを知らなかったので、歳頭焼きに馴染みがあります。
もう都会ではこんな火を扱う行事は、ほとんど出来なくなっているでしょう。
小国ではこの行事がまだ各集落に残っているんですよ。徳網もそのひとつです。

毎年載せているので、同じような記事、同じような写真になってしまいますが、
小さな集落だからまだ残る、豪快な火の行事をご覧ください。



村の共有地で神柱にする木を探します。
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村の広場で稲わらを巻きつけます。今は米を作っていないので下部は萱(かや)で代用。
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先端に吊るす稲わらの”ノサ”が重要。昔はノサの落ち方で豊作を占ったそうです。
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神柱の中に正月の飾り物や去年のカレンダーなどを納めます。
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枝に挟んだ餅も用意。
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今年の点火はmukuパパが務めました。
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あれ!緊急事態!ノサが落ちない。雪玉を当ててノサを落とせとの指示が・・。
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見事ノサを落としたので、餅を焼くことができました。
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我家の裏山への招待 [山]

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このところ水分の多い霙(みぞれ) のような雪が続いて、外に出る気に
ならなかったのですが、今朝は寒気が強かったのか粉雪になっていました。
粉雪なら外でも苦にならない、そろそろブログの更新時期だし、ということで
カメラを持って裏山を廻ってきました。

裏山と気軽に言っていますが、白太郎山(しろたろうやま) という山名で、
目の前の徳網山と共に”山形百名山”のひとつに入っているんですよ。
YouTubeで”白太郎山”を検索すると、動画が何本か投稿されているので、
時間があったら覗いてみてください。頂上からのパノラマが絶景です。

今回は山登りする気にはならないので、ジンゴロウ沢に沿った散策です。
写真を撮りながらぶらぶら登っていたら、上から人が下りて来るのが見えました。
”誰かな?”と立ち止まったら、”見た?”と声をかけられました。なんだお隣さんだ。
”いや、何も来ない”。”変だな、こっちに来たと思ったんだが” と見まわして、
”あ、あそこに足跡がある” 。5mほど下のジンゴロウ沢の底の雪に足跡がついている。
雪をかき寄せ固めて底に投げ、少し様子を見たけど変化はない。
”いないな・・”と顔を見合わせて気を緩めたら、いきなり足元をバサバサと山鳥が
上流に飛び去っていきました。背後に回られたので振り向く余裕がない。
お隣さんは獲物を逃がし、こちらはシャッターチャンスを逃がしました。

まぁ、ブログのネタができただけ、こちらは良かったんですけどね。
山鳥だけでなく、ウサギの猟場にもなっているジンゴロウ沢の様子をご覧ください。


雪上を歩くのに”かんじき” は欠かせません。右が深雪用。左は家周りの作業用。
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もちろん今回は深雪用のかんじきを着けました。
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雪上を歩くとこんな足跡が。
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雪に埋まりそうなジンゴロウ沢に沿って上流に向かいます。
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上流にお隣のSさんが現れました。
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マタギの足跡です。無駄な動きがありません。直登と斜面の横断。
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静かな冬の夜に・・ 2023 [私信]

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新しい年、2023年が始まりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
こちら去年の暮は急な大雪のために、3日間続いた停電や引き込み電線の損傷で
バタバタしましたが、新年は降雪もおとなしめで静かな滑り出しです。
いくつかの問題は抱えていますが、穏やかな年を迎えています。

外の積雪は家が埋まるほどですが、家の中では薪ストーブをガンガン焚いて
暖かくして、YouTubeからの曲を聴きながらレモンティーでくつろいでいます。
忙しい現役時代に、こんな自然の中の生活に憧れていたのを思い出しました。
いくつかの幸運が重なって、夢がかなったのですが本当にラッキーでしたね。

これで更に優しい奥さんや可愛い子供たちがいれば、言うことはないのでしょうが
その幸運はお隣を訪れたようです。代わりにこちらには忠実なワンコがいますが・・。
ま、そんな幸運は幾つもあるとは思えない。口やかましい奥さんや、言うことの
聞かない子供達に当たる確率の方がきっと高いだろうと思えば今のままでいいな。
なんてことを考えながら静かな冬の夜は更けていくのでありました。


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