相棒のフキは亡くなりました。

今年の夏は悲しい夏になりました。

今年の１月頃から、ほとんど歩くことの出来なくなったフキでしたが、

食欲は衰えず、夜は自室、昼は作業場のストーブの横で過ごしていました。

それが、この夏の或る晩、夕食を拒み、そのまま未明に息をひきとりました。

フキがここに来たのが6年前、経緯はこのブログに載せました。

以来、何処に行くにも連れて歩き、多くの方にお世話になりました。

改めてお礼を申しあげます。

3カ月が過ぎて、今はフキのいない生活にもすっかり慣れました。

ただ、車に乗ると後ろ座席が寂しくて、まだちょっと胸キュンがありますね。

亡くなるという言い方もおかしいのですが、相棒ですのでお許しください。

写真も厳選したのですが、なかなか捨て難くて、枚数が増えてしまいました。

第７期改装工事完了

この夏から取り掛かった、階下の第７期外装工事が終わりました。

今回は北側の壁の部分です。

少し張り出しをつけて、冬の間、内部に薪を収納するようにしました。

なんたって、屋根の雪がまともに落ちて、一番雪に埋もれる所なので、

梁や柱は２ランクぐらい太くして頑丈にしたつもりです。

でも窓は、前回の工事で余った透明板を全部使って大きくとりました。

外の緑や、通行する車が眺められて、気持ちいいですよ。

上部の窓は開くようになっていて、爽やかな風も取り込めます。

基礎のコンクリートと煉瓦積が面倒で、一月以上かかってしまいました。

手を抜かずにというより、別に親方がいて叱られるわけじゃないから

チンタラやってたからねぇ。まぁ、問題は雪が消えた後どうなっているかです。

今年の外装工事はこれでおしまい。残りの第８期は来春になります。

そろそろ冬支度を始めなきゃ。

なんか乙女チックな外装になってしまいました。屋根のせいだな。

内部は冬の間、薪の収納庫になります。

before

after

before

after

第６期改装工事完了

かねてより改装中だった階下の倉庫の第６期工事が終わりました。

途中から計画を変更して、透明アクリル板なんぞを使ったものだから、

予算をオーバーしちゃった。でも、かなり室内に光が射し込むようになりました。

引き続き第７期工事に入ります。

第７期工事個所です。ここもベニヤ板を張り付けただけになっています。

ジンゴローは亡くなりました

　　　　　mukuに続く二代目相棒のジンゴローは、去年の10月11日に亡くなりました。
　　　　　　　　　　お世話になった方々に、御報告と共に御礼を申し上げます。

　　　　去年、夏に向かう頃、後肢が不自由になり、獣医に診せたところ老衰と診断され、
　　　　　　　　秋には寝たきりとなって、食事もあまり摂らなくなっていました。
　　小国に連れてきて小屋のテラスに出してやり、夕方私が街から戻ると、呼吸を止めていました。
　　　　　　　　　　　秋の山を眺めながら、静かに息を引き取ったようです。

ジンゴローは地元の人から託されたのですが、保健所、ボランティアを経た正統なノラだったので、
　　　　　　当時新顔の私で大丈夫かと、町の議員や警察が確かめに来たほどでした。
　　　　　　　　　　　　　その辺の経緯はこのブログにも載せました。

　　私の言うことはよく聞くし、他人に吠えることもなく気の弱い、いいヤツだったのですが
なんせせわしない落ち着きのないヤツで、あまり深いコミュニケーションは取れなかった印象です。
　でも、丸５年のつき合いのなかで、いろんな事があったなぁ、と写真を並べながら偲んでいます。


　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　フリスビーを咥えるのが好きでした。ジャンプして取る技はないのだけど、
　　　　　　　　　　投げて欲しい、でも渡すのはいやだ、と悩んでいるのが可笑しかった。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　雪の中を行くのも好きで、白太郎山頂にも登りました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　雪の壁に登ろうとジャンプして、大の字になって張り付きズルズル滑り落ちる。
　　　　　　　　何度も挑戦する姿が可笑しかった。動画サイトに投稿すれば人気になったと思う。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　

新年おめでとうございます 2014

　　相変わらずワンテンポもツーテンポも遅れた御挨拶ですが、本年もよろしくお願いいたします。

　　　　徳網での通信回線、および主要機器、および私個人、に起因する若干の障害により、
　　去年の暮れより3ヶ月ほど休止していました。いつもご愛読される皆様にお詫び申し上げます。
　　　　　　　　　　　　”どうでもいい”　ですか？　ありがとうございます。

　　　昨年の５月に母が亡くなり、この正月から、また小国に戻ってフキと生活を始めました。
　　　　　このブログのプロフィール画像も、mukuからフキに交代しました。よろしくね。

　　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　小国は毎日雪降りです。朝、家の前に兎の足跡がありました。
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　どっちから来たか判る?　画面奥、山から下りて来て、右に曲がって行きました。

しばらく東京での暮らしになります

　　　先週一ヶ月程ぶりに小国に帰ったら、もう、どこも田植えが終わっていました。
　　　　　　　　一年で一番素敵な新緑の季節を逃しちゃった。ちょっと残念。

　　　じつは母が歩行困難な状態になってしまい、その介護で東京に戻っています。
　　　　　　　　　　　　　しばらくはこちらでの生活が続きそうです。
　　　　　　でも、月に一回くらいは息抜きに小国に帰ろうと思っているのでね、
　　　　　　　　　　このブログも、そのくらいの更新でで続けるつもりです。　
　　　これまでと変わらない？　そ、そうかな？　ま、これからもよろしくお願いします。　

　　　　　　　　しかし、困ったのはジンゴローとフキの二頭の大型わんこ。
　庭もない東京での生活は一応想定しても、先のことだと思ってたら現実になっちゃった。
　　　しかたなく隣家との隙間に犬小屋をつくったのだけど、窮屈そうに暮らしています。
　散歩も一緒じゃ危なくて二頭別々。母とわんこの世話だけで一日が過ぎてしまいます。

　　　　　　で、それだけの人生じゃ悲しいので、東京のブログ作っちゃった。
　　ろくに更新もしないのに、ブログばかり増やしても仕方ないのですがね。すみません。
　　　　お暇でしたら覗いてみてください。　”　下北沢　時の香り　記憶の絵　”　です。
　　　　　　　　　　　　　http://shimokitazawa.blog.so-net.ne.jp/



おなじみの春の花も咲いています。
　　　　　　　　　　カタクリ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　カタクリ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　カタクリ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　座禅草
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　キクサキイチゲ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　キクサキイチゲ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　エゾエンゴサク
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　キジムシロ
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　つくし
　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　たちつぼすみれ
　　　　　　　　　　

東日本大震災・原発事故

　　　　　　　　　　　　　　悲しい春になってしまいました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　一日も早い復興を、そして
　　　　　　　　　　 被災された方々が平穏な生活を取り戻せますよう…


　　


　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

秋田犬 ”フキ （メス、推定３才）” デビュー！

　２ヶ月ほど前の夕方、村の集会所に行くと、道の真ん中に秋田犬がじっと座っていました。
　　　　　　　　　　　　　　　聞くと、朝からずっとそうしているらしい。
　　　　　　　　首輪もないところをみると、どうやら奥の駐車場に捨てられて、
　　　　　それでも迎えを待っているんですね。　誰だかまったく許せないよなー。
　　　　　　近づくと警戒心もみせずに手を舐めて、おとなしい性格のようでした。

　　　　　　　　　　　集会を終えて外に出ると暗い路上でまだ待っている。
　　　　　　”来るか？”と声をかけたら、腰を上げて家までトコトコついてきました。
　　　　ジンゴローに会わせてみたのですが、山暮しのジンゴローは他の犬を知らない。
　　　　　ましてや女の子なものだから、付きまとってはチョッカイを出すんですね。
　　　　　　しばらく我慢していましたが、そのうち集会所の方へ帰っていきました。

　　　　”おいっ”　と呼んだら、一度振り向いて、また夜道を戻っていったのですがね、
　　　　　　　　　　　　　なんか、おじさんの胸がキュン!　としましたね。

　　　　　　翌日、集会所に行ってみると、さすがにこのままにしてはおけないので、
　　　　　　　　　　　　　　　保健所に連絡することになっていました。
　　　　　　こんな大型犬、誰も引き取らないだろうから、運命が決まったようなもの
　　　　　　　　と思ったら手が挙っていたんですよ。　 ”うちで面倒みますわ。”
　　　　　　　　　”ｵｰｲ、大丈夫ｶｰ？”　”一匹飼ｳﾉﾓ、二匹飼ｳﾉﾓ、同ｼﾞﾀﾞﾛ”

　　　とーころが、一匹と二匹じゃ大違いだったんですよ。　冷静に考えればすぐ分かる。
　　　　　　世話する手間も時間も要求も２倍になるんですね。結果どうなったか？
　　　それまで犬の飼い主だったのが、犬の使用人になっちゃったんですよ。　　う～ん!

　　　　　ジンゴローはジンゴローで、調子に乗ってやたらチョッカイだすものだから、
とうとう怒らせてしまった。　そしたらさすが秋田犬、本気で怒らせたら迫力が全然ちがうの。
　　　　　　　　　　　　　もう、すっかりビッビってしまいました。　　う～ん!

　　　　　　　　　　　　男所帯の中に入ってきた、ちょっと気の強い女の子。
　　　これまでのお気楽で平和な暮しは、これからどうなるんだろ？　なんか　嵐の予感…　

　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　町の役場に登録に行ったら、名前を聞かれたんですけどね、
　　　　　　　　　　女の子の名前なんて、すぐには思いつかない。
　　　　　　　　　　ちょうど”ふきのとう”の盛りだったので、”フキ”にしました。

　　　　　　　　　　小国には山菜からとったペットの名前が、よくあるそうです。
　　　　　　　　　　”わらび”とか　”こごみ”とか　”ぜんまい”とか。
　　　　　　　　　　”ぜんまい”はないな。　玩具みたいだ。

お詫び

　　　　　　　　　　毎回”白太郎の森から”をご愛読いただき、ありがとうございます。

　　　　　　以前より、知り合いから　”コメントが送れない”　との苦情が来ていたのですが、
　　　　　”画像認証の操作を間違えてんじゃないの？”ってな、返答をいたしておりました。
　　　　　今回、試しにゲストのほうに回ってコメントを送ったら、これがどうやっても送れない。

　　　　　　　　　　　　　　　”普通に送ってる”　なんて方もいるんですが、
　　　きっと、”せっかくコメントを送ったのに、はね返された。”なんて怒っている方もいるに違いない。
　　　　　今回、画像認証を外しましたので、気が向いたら、どうか懲りずにまた送ってください。

　　　　自分でちゃんと設定すればよかったんですけどね。大家さん任せにしたのがまずかった。
　　　　　　　　ヘタに動かしたら収拾がつかなくなって、”気が付いたら夜が明けてた”
　　　　　　　　　なんてことがよくあるんで、必要最低限の操作しかしないんですよ。

　　　　　　　自分の顔を出すわけにもいかないので、ジンゴローを身代わりにたてます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この顔に免じて許してね。


　　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　ー　身代わりになったご褒美の牛肉を前に　－
　　　　　　　　　　　　”待て!!　”　　　よ、よだれが…

えー、ジンゴローです。 よろしく。

　　会社の人からお呼びがかかり、自宅に伺ったらラブラドールの猛烈な歓迎を受けました。
　　　凄いスピードで尻尾を振って、前足を上げ、こちらの手をやたら甘噛みしようとするの。
　　　　　　　　　　”大きい犬が欲しいと言ってたよね。貰ってくれないかなー。”
　　　”えっー!!　せ、正確に言えば大きい犬の子供が欲しいんだけど。これ既に大きいし…”

聞けば、息子さんが捨て犬を預かってきたのだけど、家に一匹いて、これ以上飼えないとのこと。
　　　　　　　　じつを言うと、mukuも茨城の林に捨てられていた犬だったんですよ。
　　森や林に放置すれば何とかなると考えるのでしょうが、ペットは野生では生きていけません。
　　　とにかくペットを捨てるというのは、やめて欲しいなぁ。ここで言ってもしょうがないけど。

　　”躾けはされてるみたいよ、お座り!　　まぁ、今は興奮してるみたいね”　　　　”・・・・・”
　　しばらく預かって様子を見るってことになったけど、一度連れて来ちゃうと返せなくなるなぁ。
　　　　　　　　　　気が弱いの。　結局、名前をつけて飼うことになりました。
名前もハイソ風なのを考えたのだけど、このデカい顔では”ジンゴロー”しかぴったりこなかった。

ジンゴローは、警察→保健所→獣医→ボランティアの手を経た、由緒正しい捨て犬(？)だったので
　　　　　　飼い始めたら様子を観に、町議会議員は来るわ、猟友会副会長は来るわ、
　　　　　　　駐在所のお巡りさんは来るわ、郵便局の職員は来るわで、もう、大変！
　　　”あまり、信用されてないみたいですね。”　　”いや、一応規則だから…”　　”ふーん。”
　　　　　　　　　　　　　　　　ま、これから長い付き合いになります。

　　　　えーと、郵便局は手紙を届けにきただけです。頭をなでて、帰っていきました。

　　　
　　　獣医の見解では、推定３才の雄のラブラドールレトリーバーです。
　　　最初痩せていて、顔が異常に大きかったのですが、最近やっと、バランスがとれてきました。　　　

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　けっこうガッツのあるヤツで、エアーディスクを投げると、
　　　　　　　　　　深い雪でも飛び込んで行って持って帰ります。でも、渡そうとしないの。　
　　　　　　　　　　”渡せ！”　”イヤだ！”で引張り合いをするのが好きみたい。
　　　　　　　　　　口に咥えたまま、体をぶん回して、最後は負けたことにしてやります。
大人だから。

　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　私が作った犬小屋に自分から入って行くのが可愛いところです。
　　　　　　　　　　mukuのために作ったんだけどね。ヤツは最後まで絶対に入ろうと
しませんでした。