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”行者ニンニク” の花が咲いた 2021 [野草・花]

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山菜の仲間に ”行者ニンニク” というのがあるのをご存知でしょうか?
山岳信仰の行者が荒行のスタミナをつけるために食べていたと言われています。

小国に来て初めて知った山菜なのですが、これがよくわからない。
深山にあって容易に手に入らないというけど、結構村のあちこちで作っています。
ま、ここの村の人はどんな山奥にも入って行く人達ですけどね。
また、熱烈に欲しがる人もいるけれど、市場で見かけることはあまりありません。

今回ちょっと調べたら、少し理由がわかりました。育てるのに時間がかかるのね。
種から食べられるようになる葉まで育つのに、7、8年かかるそうです。
それで株分けで植えるのですが、土壌とかの環境を整えるのが難しいようです。
それに一株で数枚しか採れないということで、供給量が絶対的に少ないみたい。

うちのは数年前に村の人から数株もらったのを、更に分けて適当に植えたものです。
手入れなんかしないのに庭の土壌が合ったのか、その年から毎年花が付いています。
”もう花をつけたの”って驚かれちゃった。食用になる葉もどんどん増えています。
山菜はどれも出始めの柔らかい頃が旬になります。今はもう大きくなり過ぎました。
だけど名前に似合わず、花がなかなか可愛いでしょう・・。


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