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キンポウゲ じゃなくて ウマノアシガタ(馬脚形) [野草・花]

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mukuパパは草花より樹木に関心があって、気に入った木は植えたがるのですが、
草花に対しては花壇を作ろうなどという気持ちはなく、自然のままにしています。
そのせいか、常連の草花に混じって、時折り庭に新顔を目にすることがあります。
今年はこの時期に、去年までなかった黄色い花が3か所で咲いていました。

調べてみると、キンポウゲ科のウマノアシガタ(馬脚形)という名前です。
キンポウゲ(金鳳花)という名はよく知られた名前ですが、学術的には
キンポウゲ科には多くの属種があって、どれも美しく可愛い花で有名です。
皆さんがよく知っている、お好きな花もきっとあると思います。
アネモネ・クレマチス・フクジュソウ・ニリンソウ・トリカブト(チョット怖いか?)

その中、ウマノアシガタはキンポウゲ科のキンポウゲ属、なんと直系の花なんですね。
この雄しべや雌しべが花弁に変化した八重咲タイプが、花のキンポウゲだそうです。
キンポウゲという名は語調もいいしゴージャスな語感もある。その良家の子息か令嬢が
ウマノアシガタという名前なんてねぇ。なんかすごく気の毒かも。

馬の蹄鉄は明治時代に日本に入ってきたもので、江戸時代は用役に使う馬は
ワラで編んだ馬草鞋(わらじ)を履いていたそうです。その形からの名前になるらしい。
江戸時代の浮世絵の中に馬草鞋(馬沓”うまぐつ”と呼ぶそうな)があります。


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歌川広重 名所江戸百景  「四ツ谷内藤新宿」
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