綿毛が空から降ってきた 柳絮(りゅうじょ) [樹木・花]
先日の晴れた日、洗濯物を干そうとベランダに出たら、幾つもの白い綿毛が
ふわふわと漂いながら落ちてきました。こちらに来て何年にもなるので、
もう調べなくても何であるかはすぐ分かる。柳の綿毛であります。
カメラを出して撮ってみたのですが、薄い綿毛なのでよく写っていませんね。
画面の中の白いレンズのゴミのようなのがそれなのですが、実際の感覚では
この何倍もの数が漂っています。
この綿毛、小さな種があるそうですが、ただの綿毛だけのようにしか見えません。
こちらで初めて見たのは徳網橋の上でした。川上から風に乗り、水の流れに合わせ
川幅いっぱいに漂い流れてきました。その流れの中に身を置いていたのですが
なかなかの迫力が忘れられません。今回もすぐに徳網橋に行ってみたのですが、
気象の関係からかそんな現象はなく、いくつかの綿毛が漂っているだけでした。残念。
ネットで調べると、この綿毛は”柳絮 (りゅうじょ)” と呼ぶそうです。
(この”絮”という漢字、今まで知らなかったけど一発で変換されてびっくり!)
ヤナギ科の樹木にはよくある現象で、各地でよく知られているみたいですね。
札幌のポプラもヤナギ科の木で、柳絮を大量に飛ばす時期は嫌われるそうです。
小国では稲作をやめた田んぼに舞い降りて、すぐに成長して厄介な木となります。
画面ではよく見えませんが、白い綿毛がふわふわ漂っています。
荒川の河原は柳の森になっています。
徳網橋の上です。以前、無数の綿毛が風に乗って川幅いっぱいに流れていきました。
稲作をやめた田んぼには、数年で柳が成長します。
ヤナギの枝に綿毛が残っていました。
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