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桑の実を摘まむ [樹木・花]

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子供の頃のテレビドラマで(コンバットだったと思う)、荒れた庭に
1本のリンゴの木があって、無造作にそのリンゴをもぎ取って食う
というシーンがあり、なぜか妙に記憶に残っています。
この場合、丹精込めて育てた作物というのじゃダメで、
勝手になっている実を無造作にもぎ取るのがカッコよかったのね。

そんなことで小国に来た時、リンゴとサクランボの苗木を何本か植えました。
大きく育って実の生るのを目論んだのですが、自然はそんなに甘くない。
ろくに手入れもしないので、数年でほぼ全滅してしまいました。

そんな折、いつの間にか育って、勝手に実をつけたのが桑の実です。
本や歌などで名前はよく知っていたのですが、実物を見るのは初めてで、
最初に摘まんで食べた時は、ちょっと感動でしたね。
都会育ちでは目にしたことのない人も多いと思うので、毎年載せています。

今では庭に出た折に、ちょくちょく摘まんでは口に入れています。
小さな粒でも豊かな果汁で、口に甘さが広がって幸せな気分になります。
時に酸っぱさが広がる時がありますが、熟してない赤い実を入れちゃうのね。
次々に口に入れるので、目の動きと手の動きが同調しないと間違えます。
また、薬のような苦みが広がる時もあるそうですが、それは
小さなアリなどの虫がついたまま、口に入れちゃうからだそうです。
思い出すと、じゃなくて、考えると背筋の凍る悲惨な気分になるので、
皆さんも食べる機会があったら気を付けてくださいね。

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今、小国は桜が満開です 2020 [樹木・花]

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”な~に寝ぼけたことを言ってる、今はサクラじゃなくてコロナだろ!”
と、叱られそうですが、小国の桜は今年も満開になっています。
東京はもう1ヵ月前になりますが、コロナのせいで桜の報道は少なかったですね。
あー、そうだ、花見自粛が叫ばれていたんだっけ。ずいぶん昔だ。

その頃、山形県は感染者0を維持する最後の4県に残っていたのですが、
今ではもう60人を超えてしまいました。何とも恐ろしい疫病です。
小国はまだ0ですが、近くの米沢市や南陽市に感染者が出て、そろそろやばいかも。
小国でもスーパーや店にはマスクをしないと入りづらくなりました。

ところが小国ではマスクを売ってないのね。奥地まで回って来ないみたい。
皆さん都会の知り合いを通して、送ってもらっているようです。
mukuパパは10年以上前に買った、花粉症用のマスクの残りが出てきたので、
なんとか凌いでいます。やはり、取っておくものです。断捨離は棚上げ!

えー、桜の話に戻りますが、小国はもともと花見の習慣がありません。
まだ寒くて外で騒ぐ気にとてもならないの。自粛を叫んでも意味がない。
それに密閉、密集、密接には、あまり縁のない小国の環境であります。
疫病など早く終わらせ、前のように桜をのんびりと楽しめるよう祈ります。

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3月なのに桜が咲いた! 2020 [樹木・花]

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東京の桜は満開と聞きましたが、その後桜の話題がまったく入りません。
コロナウィルスで桜どころではないのでありましょう。
こちらでは大異変! 小国の桜はいつも、東京よりほぼ一か月遅れなのですが、
なんと今年は、我が家の桜がご覧のように開花しました。

じつを言えば、先日ホームセンターに桜の苗木が大量に並んでいましてね、
膨らんだ花のつぼみに誘惑されて、つい衝動買いをしてしまいました。
調節して魅力的な姿を店頭に並べたようで、自然の開花ではありません。

ま、そのつぼみが期待通りに開いたので文句はないのですが、
冷静になってみると、2本も買った苗をどこに植えるかが問題です。
いろんな木の苗を植えたので、もう日の当たる良い場所がありません。
取り敢えず大きな鉢に移して、そのうち適当な場所を探す事にしました。

夢としてはベランダの椅子に座って、満開の桜をゆっくり眺めることですが、
その頃はもうここにはいないだろうなぁ。

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ホームセンターで購入した2本の桜の苗です。
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今朝見たら雪の中でした。
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ご存じ早咲きの河津桜です。小国で根付くかなぁ?
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デワノトネリコ(出羽のトネリコ?)という名の木だそうです [樹木・花]

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うちの裏山でも探せば、すぐに見つかるような気もする木なのですが、
山形県の絶滅危惧種に指定されている木が、村の家の裏庭にあります。
でね、もちろんこの木も希少種なのですが、この木を食樹とする
”チョウセンアカシジミ” という蝶が、同じく絶滅危惧種で、かつ、
山形県の天然記念物にも指定されているんですよ。

ネットで調べると”チョウセンアカシジミ” は、日本では、岩手、山形、新潟の
限られた地域にしか生息が確認されていなくて、デワノトネリコだけを
食樹とするらしい。その限られた生息地域に小国町が入っているんですね。
なんでも大昔、大陸と日本列島が地続きだったことの証拠になるらしい。
大昔から日本にいるのに、発見が近年だったために他国の名前がつけられたようです。
日本では1952年に初めて発見されたという、悲劇の蝶ですな。
ま、ともすると、小国は山形県の中でも忘れられた地域じゃないかと感じてますが、
こういうことで小国の名前が出るのは、たいへん喜ばしいことであります。

小国での生息地は五味沢とは別の地域で、場所は乱獲を恐れ未公表のようです。
五味沢では、この木一本しか見つかってないし、家の人も誰もまだ蝶を見ていません。
もっとも五味沢で関心がある人は、ほとんどいないんだけれど。(皆無みたい)
でも、よく見ると葉っぱに食痕が残っているんですよ。見つかるかも。
羽化するのは毎年6月中旬ということなので、来年は見に来ようと思います。
忘れてなければ・・

デワノトネリコの葉っぱ
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葉っぱに食痕があった!
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陽射しを遮る木の葉の下で [樹木・花]

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ニュースでは、各地の日照時間が極端に少ないと話題になっているようです。
小国もまだ梅雨の中なのでしょうが、雨ばかりという印象はそれほどなく、
時折、夏のような強い陽射しが降り注いでいます。
気温がまだ高くないので、過ごしやすくていいですけどね。

小国は山の中だから涼しいだろうと思われるかもしれませんが、
高原ではないのでそんなことはなく、朝晩は涼しくても日中はかなり暑いです。
加えて多くの小国の家は、周囲に日陰になるような背の高い木を植えません。
雪で倒れて家が損傷するのを防ぐのと、除雪する時の障害になるから。
まともに陽射しを浴びている家を見ると、”暑いだろうなぁ”と思いますね。

うちの周囲は高い木だらけで、一日中、日陰になるのでそんなことはありません。
もし倒れてきても山小屋みたいなもんだから、日曜大工で直しちゃうつもりなのね。
そのかわり、ジンゴロウ沢もあって、周囲の湿気が高いのが難ではあります。
ま、mukuパパの夢が高い木を眺めて暮らすことだったので苦にはなりません。
木の葉を透かす陽の光はやわらかで、その中にいるのは気持ちいいですよ。

ということで、光を透かすいろいろな葉っぱを、木の下から撮ってみました。

ホオノキ(朴の木)
大きな朴の葉の下は大好きです。栃の葉も大きいのですが
朴の葉の方が柔らかくて優しい感じがします。
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トチノキ(栃ノ木)
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ヤマモミジ(山紅葉)
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サワグルミ(沢胡桃)
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イタヤカエデ(板屋楓)
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オニグルミ(鬼胡桃)
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クリ(栗)
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ブナ(橅)
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桑の実をちょっと摘まむ [樹木・花]

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”桑の実を摘まんで食べた” なんて話をよく聞きますが、
都会で暮らしていると、どんな感じなのかちょっと想像できませんよね。
桑の実ってどんな形か知らない人も多いと思います。
mukuパパも昔はそうで、一度食べてみたいものだと思っていました。

ところが農村に行けば、桑の木なんてどこにも見つけることができます。
手入れをしていない田んぼの畔などに、すぐに生えてきて迷惑がられています。
タイミングよく今の時期じゃないと、桑の実は見ることができませんがね。

うちの庭にも勝手に生えてきて、どんどん大きくなっています。
でも、実をつけているので、ラッキー!と喜んでおります。
桑の木は雌雄別株だそうで、実のつかない木もあるんですよ。
緑、赤、黒の実がついていますが、真っ黒に熟した実じゃないと甘くない。
朝の散歩の途中などに摘まんで口に入れています。ちょっと嬉しい。

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本当はもっとたくさん付いていたのですが、鳥と競争して食べてしまいました。
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ヒヨドリがよく来て啄ばんでいます。時にはカラスも。
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特徴のある桑の葉っぱです。
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梅雨と葉っぱ [樹木・花]

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ちょっと忙しかったのと、遠出をしていたもので更新が遅れました。
その間に小国も梅雨に入ったようで、ぐずついた天気が続いています。

まぁ、この時期おおきなイベントはないし、周囲の緑はただ濃くなるだけ。
天気も悪いし、紫陽花もまだで、記事にするようなネタがありません。
しばらく雨降りを眺めていたのですが、濡れている葉っぱが面白そうなので、
カメラを持って外に出て、何枚か撮ってきました。

山間地なので樹木の種類は多いし、後から植えた木もあって、
かなりの枚数になりました。何度も記事にしている木の葉ですけどね。
どれも同じような葉っぱですが、こうやって見比べてみるのも楽しいですよ。

モミジ
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オオバギボウシ(山菜 ウルイ)
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オオバギボウシ(観賞用)
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ギョウジャニンニクの花
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サンショウ
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ナナカマド
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サワグルミ
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フキ
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ヤマボウシの花
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イチョウ
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クワ
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ホウノキ
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トチノキ
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クリ
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イタヤカエデ
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ホオノキ、タニウツギ、サワフタギの花 [樹木・花]

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5月~6月の間は、多くの樹々が花を開かせる時期です。
木全体を覆って派手に見せる花から、葉の間にポツンと咲く花まで多様です。
花の色や形をよく見るのも興味深いのですが、開花の期間が割と短いので、
知らないうちに終わってたなんてこともよくありますね。

今、我が家の周囲では、タニウツギとツルアジサイの花が目を引いています。
それと今年はサワフタギがいつもより花をつけているようです。
秋に美しい青い実をつける木です。今年はたくさんの実が期待できそうです。

ホオノキ (朴の木)
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タニウツギ (谷空木)
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ツルアジサイ (蔓紫陽花)
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サワフタギ (沢蓋木)
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トチノキ (栃の木)
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樹々の緑と藤の花 [樹木・花]

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小国は新緑の季節となりました。
今、小国を車でまわると、濃くなった緑の中のあちこちに
藤の花が、薄紫色の鮮やかな色を見せています。
まぁ、小国に限らず日本の田園地区では何処もそうなんでしょうけどね。

でも、都会で暮らしているとそれが分からない。
藤の花というと、庭に藤棚のある家に咲く特別な花のイメージがあって、
山の中でこれほど簡単に見つけられるものだとは、知りませんでした。
それに花の色やその形、寄せ集まった花姿は、華やかな中にも上品さがあって、
山の中に自生していると思えない、長年人の手で作り上げたようにも見えます。

花色も姿も好きな花なのですが、ひとつ気に入らないのは蔓性の植物なのね。
蔓植物の樹に絡みついている様子は、なんか鬱陶しくて不快な感じになります。
この冬、家の周囲で見つけた蔓を雪の上で片端から切ってまわりました。
そしたら、”あーっ、山ぶどうの蔓も切っちゃったの!!” と言われちゃった。

藤や蔦、山ぶどうやアケビなど、蔓性植物は木々にとって迷惑に見えますが、
花や葉や実がとても魅力的なのが、何とも悩ましいところであります。
これは藤棚やぶどう棚のように、人の手を加えた方が自然の姿より好きみたい。

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梨の花が咲く頃 [樹木・花]

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なんて題名の小説か映画が、昔あったような気がしますが(なかったかな?)
この風景はmukuパパの記憶に、いつまでも思い出として残ると思います。
小さなストーリーがあるのですが、まぁ、お話しするようなものでもありません。

ということで、徳網集落のビューポイントにある梨の木に、花が咲きました。
桜の花に似たこの木は、図鑑で調べると”山梨”という冗談みたいな名前であります。
でも果実は、今栽培されている梨の原種にあたるそうです。
村の長老によると、昔は各家それぞれに植えていたそうですが
今は村に二本残っているだけです。
”秋になると実がなって、よくかじったものだ”と言っていますが、
図鑑によれば、”9~10月に長十郎を小さくしたような果実が黄褐色に熟す。
ただしガリガリしていて味も渋く、食べられない”と、ありますね。
ま、ここの人は食べられる素材は何でも食べたようだから疑いませんけど。

一昨年にもブログに載せましたが、ほとんど同じ写真になってしまいました。
でも一部違った部分もあるんですよ。お気づきでしょうか?
去年、某ソフトバンクの通信アンテナが横に立ってしまいました。
某DoCoMoの時も邪魔だと思ったのですが、今度は本当に邪魔!
更に某KDDIも近くアンテナを立てる予定があるそうです。
こちらに来た時はケータイの圏外なのが新鮮だったのですが、
文明が追いかけてきました。 まぁ、確かに便利なんだけどね。

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山梨とイタヤカエデが並んで、花と葉が美しく調和しています。
長年連れ添った夫婦のようです。mukuパパが言うのも変だけど。
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