アケビ(木通)の実を見つけた [野草・花]
先日、朝の散歩の途中でたまたま道路横の茂みに目を移したら、”あれ! 何かある!”
茂みを掻き分け改めて目を凝らすと、小振りのアケビが実をつけていました。
”ラッキー!”ということで、取り敢えず写真を撮ったのですがね、
よく見ればまだ実を開けていない、摘むにはまだ早い実でした。
アケビは”開け実”から転じた名前で、実が割れているのが普通の姿です。
”木通”は漢名、つまり中国での名前で、その字をアケビに当てたということらしい。
そんなことで、まだ早いのは分かっていましたが、摘み取って家で食べちゃった。
一昨年のこの時期に、ブログで紹介しましたが、”まだ早いよ”と言われ、
そのままにしておいて翌日見たら取られていたという、苦い思い出があります。
食べた後で、割った中身を撮り忘れたのに気づいて、他にないか探したのですが、
見つかりません。ま、あればすぐに採られるだろうから、簡単には見つかりませんね。
一昨年に載せた写真を転載しておきました。
ところが、小国にただ一つのスーパーで、アケビが商品棚に出ていました。
そういや、山形県で栽培されているという話を聞いた覚えがあります。
でもこれ、実が開いていませんね。昔から実が開いた姿が嫌われていたそうですが、
商品としても見栄えがよくないので、品種改良したのかもしれません。
一つあたり100円前後ですね。都会では名前は知ってるけど食べたことはない、という
人も多いと思います。そちらのスーパーで見かけたら、一度くらい食べてみて下さい。
上品な甘さがあります。ただ種が多くてね。裏漉しするといいそうですよ。
一昨年に載せた、実の開いたアケビの写真です。
小国のスーパーにアケビが並べられていました。