徳網集落の歳頭焼き(さいずやき)2023 [イベント]
また歳頭焼きがやって来ました。つい先日にやったばかりのようですが
もう一年経ってしまったんですね。年をとると月日に加速度がつく感じです。
いわゆる”どんど焼き”を、こちらでは”歳頭焼き”と呼びます。
mukuパパはどんど焼きを知らなかったので、歳頭焼きに馴染みがあります。
もう都会ではこんな火を扱う行事は、ほとんど出来なくなっているでしょう。
小国ではこの行事がまだ各集落に残っているんですよ。徳網もそのひとつです。
毎年載せているので、同じような記事、同じような写真になってしまいますが、
小さな集落だからまだ残る、豪快な火の行事をご覧ください。
村の共有地で神柱にする木を探します。
村の広場で稲わらを巻きつけます。今は米を作っていないので下部は萱(かや)で代用。
先端に吊るす稲わらの”ノサ”が重要。昔はノサの落ち方で豊作を占ったそうです。
神柱の中に正月の飾り物や去年のカレンダーなどを納めます。
枝に挟んだ餅も用意。
今年の点火はmukuパパが務めました。
あれ!緊急事態!ノサが落ちない。雪玉を当ててノサを落とせとの指示が・・。
見事ノサを落としたので、餅を焼くことができました。
長崎の田舎では昔、オンノホネ(鬼の骨)と言ったな。
中学性になる前だったかなあ、火事になるので危ないという理由で禁止になってしまった。あの頃はくだらない理由でいろんな催し物が禁止された。子供一人に一個の必需品、肥後守(小刀)も禁止になった。
山中に住む私は学校には持って行かなかったが、普段は持っていた。
本当に必需品だったから。
by 緑の森の仲間たち (2023-01-16 22:14)
優秀なビジネスマンの緑の森の・・さんが、子供の頃は肥後守を持って山の中を駆け回っていたんですね。
うちのお隣の兄弟も山の中を駆け回っていますよ。もう、一人前の釣り師の顔をしています。今はお父さんが裏山にコースを整備して、スキーの練習です。お母さんは山登りにも連れていく自然の中の英才教育です。
未来の緑の森の・・さんになれるかな?
by mukuのパパ (2023-01-17 20:27)