緊迫の五味沢 [暮らし]
小国町が孤立した”大雨特別警報”の出た今月3日から2週間になります。
小国町だけでなく徳網集落も孤立し、我が家も大きな被害を受けました。
mukuパパにとってショッキングな災害でしたが、やっと落ち着いてきました。
朝から雨のあの日、昼過ぎに小国町の防災ラジオが、高齢者避難指示を伝えましてね、
”俺も高齢者かな?”と思いながらジンゴロウ沢の様子を見ると、満杯に増水している。
天気予報では夜まで大雨が続くとあり、ちょっとヤバいかと避難することにしました。
避難所は町の方に8kmほど下った太鼓沢の旧北部小学校体育館で、そこまでの途中は、
山からの水が道路に流れ、用水や沢の水も溢れていて、初めて経験する異様な雰囲気。
途中”りふれ”に寄ったら庭の水路が、驚くほどの満水で流れているんですよ。
結局、夜になって越流して泥水がボイラー室に流れ込み、必死で排水したそうです。
また、出戸集落では用水路が溢れ消防団が出動し、土のうを積んで警戒していました。
そんな状況を撮影しながら、避難所に着いた時はまだ余裕があったのですけどね。
避難所には数家族が来ましたが、夜になって状況が良くなると皆帰ってしまいました。
広い体育館に一人だけも辛いので、こちらも様子を見に家に戻ることにしました。
ところが、家の手前から道路は水が流れ、大石小石が積み重なってとても走れない。
慌てて引き返すと、低地で急に溢れた冠水に突っ込んで危うくエンストの事態に。
翌朝には樋倉橋の手前で道路陥没が発生と、危機一髪の状況が続くことになりました。
樋倉橋の道路陥没は4日の夜までに応急復旧が終わり、5日の朝にブルドーザーが入り
家の前の土石流を除けて通れるようになったのですが、それまで樋倉・徳網集落は
孤立状態になってしまいました。mukuパパも”りふれ”に足止めです。
ジンゴロウ沢の増水
荒川本流・樋倉橋の増水
道路に山からの水が流れていました。
”りふれ”の庭を流れる水路も満杯です。
道路冠水
出戸集落の道路冠水
荒川本流の増水
出戸集落の出水と消防団の出動
一人で泊まった体育館の避難所
4日朝に発生した樋倉橋前の道路陥没現場
4日夜に仮復旧して、5日に土石除去するまで樋倉・徳網集落は孤立しました。