ホキてきたブナの森 2021 [山]
春は五味沢の奥の、広大なブナの森にも広がっていきます。
木々がホキてきて、ブナの白い森の中に、少しづつ緑が混じってきました。
木々の若葉が芽生えて緑が拡がっていくのを、こちらではホキると呼びます。
どんな漢字を当てるのかは知らないけれど、そう呼んでいます。
森の中はまだ寒いけれど、明るく優しい緑を目にして清々しい気分になりますよ。
もうしばらくすると、山菜採りが始まります。
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このような時間に失礼いたします。
早く寝すぎて起きてしまいました。
ほきるを調べたら
神奈川、栃木、群馬の方言で〈草木などが成長する〉とあります。
小国でも使うんですね。
初めて知った方言です。
それとも忘れてしまった言葉なのかな? トホホ…
by しろめだか&たこのひらき (2021-05-01 02:37)
茨城県、千葉県でも「ホキル」を使います。
畑の作物がズンズン成長するような様を言います。
五味沢ではブナや木の芽が出て青々する状況を言っているように思います。
でも、茨城県育ちも五味沢の山でマタギの人達が「ホギで熊が見えない」ということを問題なく理解しましたよ~
by 山さん (2021-05-02 19:07)
しろめだかさん、こんにちは。 お久しぶりです。
いつもご愛読いただいて、ありがとうございます。
なるほど、草木が成長するのが”ほきる”ですか。
私もこちらで初めて知った言葉なので、木々の芽生えを指すことに限定した言葉かと思っていました。
五味沢では、熊猟や山菜採りの時期に使われる言葉です。
小国でも町の暮らしの中では、ほとんど使う機会はないでしょうね。
by mukuのパパ (2021-05-02 23:09)
山さん、確かに芽生えというより、青々する状況を指しているのが正解のように思えてきました。
春熊猟は、熊が冬眠から覚めて穴から出てくる4月の初めから、ホギで熊が見えなくなる5月初めまでの約1か月間続きます。
行政からは有害鳥獣駆除という名目で1ヵ月間の狩猟許可が出ます。
by mukuのパパ (2021-05-02 23:27)