早春の山(1)2021 [山]
近くの山を歩いてきました。
山道の雪はほとんど消えていますが、それでも残った雪上を歩く所があります。
日陰となる木々の葉がまだ出ていないので、陽を浴びて登ると汗が出てきます。
で一枚脱ぐけど、休憩でじっとしていると寒くなってまた着ることの繰り返し。
陽の射さない谷沢はまだ厚く雪氷で覆われて、雪上を楽に歩くことができました。
今、こちらの山ではブナの冬芽が開いています。
ブナの冬芽には葉だけが含まれている芽(葉芽)と、花と葉の両方が含まれている
芽(混芽)とが混在しているそうです。今年はこの混芽がたくさんでています。
葉芽はこの後、混芽から1週間~10日遅れて出てくるそうですが混芽が多いのは喜ばしい。
冬眠から覚めた熊は、混芽が大好きだそうです。
そして、秋になればブナの実が大豊作となって、またまた大喜びでしょう。
町に出てくることも、今年はずっと少なくなるかも・・
ブナの花芽(混芽)が満開になっています。
マンサクの花も満作(満開)でした。春に”まず咲く”の訛りという説もあるらしい。
山道には、イワウチワ(岩団扇)もいたるところで満開。