白太郎山への招待 (2) 2019 [山]
白太郎山山頂を麓から眺められる場所は五味沢集落しかありません。
他所では山の陰になってしまうので、その山に登らなければ見えません。
五味沢からは写真の姿になりますが、左側に流れる稜線が登山道となります。
見て分かるように、ほぼ一定の勾配で頂上まで登ることになります。
頂上から先が平に続くように見えますが、手前のピークに伸びる尾根を、
下から見てそのように見えるだけで、実際は頂点の形になっています。
その裏側は尾根筋が朝日連峰に続いています。登山道はないけど。
登山口に入ると、最初30mほどの急勾配を登らなければなりません。
滑落の危険があるのはここくらいですね。滑落しても雪に潜るだけでしょうね。
雪崩の危険もないし、コースもほぼ一直線なので迷う心配もありません。
面白いのは登る時は、後ろの徳網山や右後方の飯豊連峰が後押ししてくれます。
そして頂上に着いた時だけに、ご褒美に朝日連峰が姿を見せてくれるんですよ。
360°の展望が開け、来るたびに ”うまく出来てるなぁ” と思います。
五味沢集落から見た白太郎山。中央が山頂、左側の稜線が登山コースです。
ここで一休み。後ろを振り返ります。
向かいの徳網山の頂上(787.8m)と同じ高さまで登ったようです。
奥に飯豊連峰、手前には五味沢集落が眺められます。中央は”りふれ”
下からスキーを履いた登山者が登って来ました。
あっという間に追い抜かれちゃった。
つづく