雪壁の中を走る 2022 [暮らし]
今、小国の住人はすべて雪壁の中で暮らしています。
まぁ、小国の住人に限らず、雪国ではどこもそうなのですが。
雪国以外にお住いの方は、どんなふうに雪壁が出来るか知らないかもしれませんね。
お節介ながらちょっと説明しますと、
道路表面に積もった雪を、ホイールローダーというタイヤのついたブルドーザーが
道路の脇に寄せながら進んで行きます。道路の脇は寄せられた雪の山が続くのですが、
その山をロータリー除雪車が道路左端のスノーポールを目印にしながら垂直に切り取り、
切り取った雪を道路外へ吹き飛ばしながら進んで行きます。往復すれば道路除雪完了。
これをシーズン続けるうちに、道路両脇の雪はどんどん高くなり、雪壁が出来上がります。
もう、町の中心から我が家まで雪の壁が続いています。
25㎞続く雪壁。万里の雪壁ね。
我が家の前の雪壁は3mを超えました。スノーポールの縞は30㎝間隔で全長2.7m。
白太郎山登山者向けの雪の階段を作りました。
JR米坂線 小国駅。ここから徳網に向かいます。
”りふれ”の入り口。
道路除雪はここで終点。この奥はマタギの世界です。