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クズ(葛)と オオイタドリ(大虎杖) [野草・花]

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植物図鑑ではどちらも”夏の野草”として区分されています。
五味沢ではどちらも”大迷惑な雑草”として区分しています。
農道や水路の脇とか斜面、畑の隅等、人の暮らしの近くで生息しているのですが、
どちらも繁殖力が強い上、成長が速くて気付いた時はジャングルになってるのね。

毎年春と夏に、頼まれて草刈りをするのですが背丈以上に伸びていて、
庭の草を刈るような、のどかな作業にはなりません。
草刈り機という武器を振り回して、ジャングルと格闘するような作業です。

クズは蔓を伸ばして地を這い、灌木を覆い、勢力範囲をどんどん拡げていきます。
蔓が身体に絡まって動きを妨げるし、回転刃にも絡まるのでそれを取り除くため、
機械を度々止めなければならず、作業が面倒でなかなか進みません。

オオイタドリは成長が速く、茎の太さが3,4㎝、高さは2mを超えて密生します。
茎は太くても簡単に切れるのですが、密生しているので根元を切っても倒れない。
機械を振り回して、2段切り3段切りをしなければならず、これも作業が進まない。

もう何年も続けているので、草刈り作業についてはかなり鍛えられました。
どんな場所どんな状況でも、驚いたり、たじろぐようなことはありません。

まぁ、大迷惑な雑草などと言いましたが、それぞれの名誉のために言えば、昔から
クズの太い根からクズ粉を採っていたし、イタドリは若葉を傷口に当て、
血を止めて、痛み取り(イタドリ)としていたそうです。


クズ(葛)の花
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オオイタドリ(大虎杖)の花
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クズ(葛)の群生
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蔓を延ばして道路を侵略してきます
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電柱の支線を這い上がる
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ついに電柱が侵略された
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クズ(葛)で覆われたジャングル
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オオイタドリ(大虎杖)の群生
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茎の太さは3,4㎝、高さは2mを超えて密生しています
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農道への侵略が始まっている
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こちらはオオイタドリ(大虎杖)のジャングル
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