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菖蒲に、あやめ、ハナショウブ、更にキショウブ、カキツバタ(1) [野草・花]

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タイトルに並べた草花の違いを、皆さんご存知でしょうか?
昔、mukuパパは分かったようで、よく分からないまま、ボケーッと生きてきました。
こちらに来て、自生している”あやめ”を見つけて、ブログに載せるため調べたところ、
名前の変換の経緯が面白くて、なるほどとやっと納得した経緯があります。

実はこの話は何度もこのブログの記事にしたのですが、
短い字数の中での解説に無理があるのと、こちらの誤解もあって、
満足な説明ができないまま、”もう、やーめた”ということにしていました。
今回、偶然、菖蒲(ショウブ)を見つけて、再度挑戦する気になりました。
前に読んだ方は、”またか” とお思いでしょうが、今度はダイジョブだと思います。

結論を言えば、菖蒲(ショウブ)はサトイモ科、他のはすべてアヤメ科の植物で、
まったく別の種類です。同じアヤメ科なので、花姿がよく似ているのですね。
菖蒲の花はまったく地味で、人の記憶に残らないのですが、
葉から出る芳香が昔から愛され、よく知られていました。
このショウブは昔は漢字で”菖蒲”と書いて”アヤメ”と呼んでいたそうです。
その由来は、諸説あるようですが、斜めに重なる葉の姿が綾目になることから。
それとは別に、花弁に綾目の模様がある花があり、”ハナアヤメ”と呼ばれました。
江戸時代になって菖蒲が”ショウブ”と呼ばれるようになり、
花アヤメが単に”アヤメ”と呼ばれるようになりました。

と、ここまで書いたらmukuパパの限界になりました。後日に続けます。


ショウブ(菖蒲)です。
葉が斜めに交差している姿から、昔は”アヤメ”と呼ばれていました。
あれ?、直立していて綾目になってないな。もっと成長してかしら?
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アヤメ(綾目)です。
花弁に綾目の紋様があるので、昔は”ハナアヤメ”と呼ばれていました。
ショウブと違い水辺ではなく、乾いた草原に自生しています。
これは十年前の写真で、今は見かけなくなりました。
きっと近くのどこかに自生していると思うのですが・・
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つづく

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