アケビ(木通)を食べたことがありますか? [野草・花]
なーんてことを訊くのは失礼かしら?
いや、mukuパパが都会に住んでいたころに食べた記憶がないものだから。
もちろん名前は知っていたし、スーパーの棚でも見たと思うのですが、
買ってまで食べるほど馴染みはありませんでした。
それに若い時は量がないと、ちょこっとした量では割高に感じます。
近くの藪の中でアケビを見つけました。
九つ前の記事でアケビの写真を載せましたが、あれとは別のね。
あれは”まだ早い”と言われ、翌日に見たらもう誰かに採られていました。
”何だよー!”って思っちゃった。今回は即採取。実も割れていたし。
アケビは中のゼリー状の果肉を食べます。皮も調理して食べるようですが、
mukuパパはそんな面倒はしません。果肉だけ。
トローっとした食感で甘い。その甘さも上品な甘さで、後味爽やかです。
その上品さは、どこに出しても高級食材と言えるんじゃないかしら。
大昔は朝廷にも献上されていたそうです。
もっともアケビは皮が割れているのが嫌われて、
割れない”ムベ”という種類だったそうですが。
食べると、葡萄の種より小さめな、黒い種が口の中にいっぱい残ります。
それをぺっ、ぺっ、と吐き出すのですが、その姿はあまり上品じゃないなぁ。
このうっとうしい藪が、アケビの蔓が絡まった藪なんですよ。
藪の中を覗いてみます。
奥にひとつ見つけました。
ちょっと遠いので少し近づいて・・
近づき過ぎちゃった。
すでに実の開いた、アケビらしいアケビです。
今回は無事取得。
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