最後の一葉 [自然]
東京は大雪で大変なようですが、こちらも吹雪の日が続いています。
一時は少し減った積雪も、また2mを超えるまでになってしまいました。
何日も吹雪いていて、外に出ようという気になりません。
雪かきする気にもなれず、キッチンから何となく外を眺めていたら、
風に煽られる一枚の葉っぱが目に入りました。
すぐにも引きちぎれそうに、大きく揺れています。
あの葉っぱが飛び去ったら・・・
滅多にない情景だけど、気の利いた展開が思い浮かばない。
あれ、ここにも最後の一葉が・・ 探せばけっこうあるのね。
オーヘンリーの ”最後の一葉” 、想いだします。
大学1年の教養課程での英語の教材がこれでした。英国の先生でした。
オーヘンリーの短編集は好きでしたね。
ひどい肺炎で入院中の人を励ますために、風雨の中、一晩中蔦の葉を書いた画家は2日後に肺炎で亡くなりました。
おかげで昔を思い出しました。ありがとう。
このときに父が急死しました。悲しくて笹谷峠にひとり登りました。
ボブ・ディランの ”Sad Eyed Lady Of The Lowland” を登っている間ずっと口ずさんでいました。
今思うと回り灯籠のようです。
by 緑の森の仲間たち (2018-01-27 22:09)
それぞれの人にいろいろな想い出があるものですね。
私もこの話は、印象に残っている小説の一つです。
でも、あまり調子に乗ってはいけないと反省します。
by mukuのパパ (2018-01-27 23:40)