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第22回 雪の学校 2017 (3) [イベント]

大いに喋って、ぐっすり眠った翌日は修了試験になります。
前日の雨空から一変して、青空の覗く好天になりました。

日程表には卒業試験と載っていますが、来年も来てもらえるように、
今期の”修了試験”が正しい呼び方になっています。
試験科目は”りふれ”の裏山の頂上から、尻滑りで一気に滑り下りる実技で、
その勇気、姿勢、速さ、距離等を試験官が評価して、合否が決まります。
つまり、”うまく滑れば合格”という、なんか意味のよく分からない試験なのね。

裏山は広大な雪の斜面になっていて、まさに尻滑りのために設置されました。
ウソです。春には山焼きして、五味沢のワラビ園になります。
パウダースノーだと最高なのですが、前日が雨だったので滑り具合が心配されました。
でも、皆さんそれなりに、うまくこなして全員合格!!

山を下りて、五味沢のお母さんたちの地元手料理でお昼を楽しんだ後、
”りふれ”で閉校式となり、校長から修了書を渡されて、無事解散となりました。
あー、またカメラが故障して、画像はありません。

えーと、よい機会なので、ここでちょっとお知らせします。
この雪の学校の校長ですが、去年の暮にアメリカの大学で開かれたシンポジウムに
日本のマタギの代表として講演してきたんですよ。
ネィティブアメリカンの方々とも交流されたそうです。
元日の山形新聞には載ったんですけどねー、全国版じゃなかった。残念。

それと、皆さん”マタギサミット”って、ご存知でしょうか?
全国の狩猟関係者が毎年各地のマタギの里や大学、研究機関に集まって開かれます。
今年で28回目だそうですが、今回の夏は、この”りふれ”が会場になります。
その様子はこのブログでもご紹介するつもりです。

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うしろに見える山の頂上まで登ります。

”りふれ”の横の荒川を渡って・・
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杉林を登って抜けると・・
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広い雪原が目の前に・・
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頂上を目指して雪の斜面を登ります。
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周囲360°どこも滑り台。
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頂上まであと一息、みんなが待ってる。
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ワラビ山の頂上です。
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実技試験が始まりました。
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途中で試験官が採点しています。
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みんな、頑張って!!
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親亀子亀スタイル。
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終点の人たちがあんなに小さく見える。
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