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冬鳥キレンジャク(黄連雀)の来訪 [動物]

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うちの庭に、真冬まで黒い実をつけている木があります。
美味い実ではないようで、食べている鳥の姿を見たことがありません。
前のオーナーは”目薬の木”だと言うのですが、調べると違う気がします。
あー、もし、ご存じの方がいらしたら教えてくださいね。

今日はその木に小鳥が来て、盛んについばんでいました。数えると5羽。
葉っぱのない冬の木々は、鳥の姿をすぐに見つけることができます。
遠目にはムクドリに見え、餌がなくて仕方なく来たのかと思ってよく眺めたら、
突っ張りのお兄さん(古いか?)のような髪型(冠羽と言うそうな)をしています。
”あれっ??” っと思って、カメラを持って木の下まで近づいたら凄くカッコいい!
飛び回ってじっとせず撮り難いのですが、こちらをまったく無視して逃げないので、
何枚も撮ることができました。

家に戻って調べると、すぐにキレンジャク(黄連雀)という名と判りました。
珍鳥でもないようですが、ロシア辺りから渡って来る冬鳥だそうです。
昔から知られているようで、尾の先の黄色と群れる姿と小鳥の意味から
ついた名前だそうです。恥ずかしながら初めて知る名前であります。
群れるようですが今回は5羽だけ。家族で来たのでしょうかね。
しばらく枝の間を飛び回って遊んでいましたが、
いつの間にか何処かに飛び去っていました。


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追記:
黒い実の木は ”キハダ(黄膚)”だと村の人に教えてもらいました。
コルク質の樹皮の下に黄色の内皮があります。
山の中の倒木などで、その鮮やかな黄色の内皮を何度も見たことがあります。
黄色の内皮は古くから胃腸薬や捻挫の外用薬、染料として利用されていたそうです。
更に調べると、よく似た木で”ニガキ(苦木)”というのがありました。
春になって木の葉が出たら、葉の形でどちらか決められると思います。
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