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山形県安全狩猟ライフル・スラッグ射撃大会 小国予選会 [イベント]

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東京23区より広い面積の小国町ですが、その約90%は山と森で覆われています。
その山と森では、大昔から銃による狩猟の伝統が受け継がれてきました。
更に戦後、猟友会の先人が銃猟の技術向上に小国射撃場を開設しました。
小さな射場ですが、山形県猟友会の競技会が隔年で開かれています。

このブログの読者の方は鉄砲など興味はないと思いますが、ごく簡単に紹介します。
熊、鹿、猪など大型獣には、スラグ弾(散弾銃で使う単粒弾)か、ライフル銃を使います。
スラグ弾の有効射程は100mと言われますが、まぁ、50mくらいでしょうね。
スコープの付いたライフル銃では、こちらでは300mの距離でも倒します。
一般に警察から銃の所持許可を受けると、散弾銃を持つことになります。
そして10年経ってから申請すると、ライフル銃を所持することができます。
ということで、こちらの猟師はほとんどがライフル銃の所持者です。

今年は10月1日に小国で競技会が開催されるので、先日小国の選手選考会がありました。
ライフル・スラッグ競技会では、3人のライフル銃と2人の散弾銃が1チームの団体戦です。
いつもmukuパパはスタッフでお手伝いしていたのですが、今年は選手選考に出ろという。
スラッグの選手が少ないので恰好がつかないから、頭数合わせの五味沢班長の指示です。
mukuパパはクレー射撃(いわゆる皿撃ち)のトラップ種目に熱を上げているのですが、
専門外などと言えば怒られる。”的撃ち”は前に半数も的紙に当たらなかったんだけどねぇ。
どうせ選考外と思って参加したら、小国Bチームに入ってしまいました。

選手に入ったのも想定外でしたが、スラグ弾の値段の高さも想定外でした。
競技会に必要な20発で¥6,000円。1個300円もするの!トラップ弾なら111個も買えるから
3ゲームも出来るのに・・    って、思いました~(4ゲームは無理)
競技会の結果は成績が良ければ載せますが、惨敗ならスルーなので、よろしく。



一応選手なので練習しない訳にいかない。昨日、射場に行って来ました。
手前がスコープ付きのライフル銃、奥が上下二連元折式の散弾銃です。
mukuパパはこの上下二連銃が一番好き。
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縦横45㎝の的紙です。直径33㎝の外円から1点刻み、
直径約20㎝の着色部分が5点から10点、外円の外は0点。
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薄いベニヤ板の台に的紙を貼り付けます。
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的を射台から50m離れた位置にセットします。
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射台から見た50m先の的。ライフルは映画などでお馴染み、スコープで狙いますが、
散弾銃は裸眼で照星と照門を合わせます。的が小さくて狙いようがない・・
って、思いました~
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射撃は銃の筒先を、固定した棒に添える委託姿勢100点と、立射100点の合計200点満点。
それぞれ5分間内に10発撃たなければなりません。これは委託射撃。
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こちらは手で支えるだけの立射射撃。当然こちらの方が格段に難しい。
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mukuパパの予選会の成績です。委託に慣れてないので、右側の立射の方が良かった。
本当は恥ずかしくて見せられないけど、的紙に(ほぼ)全部当たったのと、専門外の
競技なので公表しちゃいます。採点方法もご参考に。10発真ん中に当たれば100点。
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10月1日の競技会、頑張ります! (だいじょーぶかよ?)

あー、写真では五味沢班のライフルの名手にモデルになっていただきました。
凄い名人です。ありがとうございました。

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