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縄文のクリ 小国のクリ [おぐに名所]

       しばらく、カメラからもパソコンからも離れて旅をしていました。
              えーと、心の旅ですけど、へへ…

  戻ってみたら、日本の首相は代わっているし、アメリカの大統領も決まってる、
  円は上がるは、株は下がる、緑の山は白くなるし、カレンダーはもう12月だ!
          ってことになってて、もう、浦島太郎みたい。
        まぁ、こちらに関係あるのは最後の二つくらいだな。
         太郎さんはお土産に、ワンコを貰ってきました。
       押し付けられた感じもするけど、そのうち紹介します。

    この秋、”縄文のクリ 小国のクリ”と題する講演会が開かれました。
  町の宣伝じゃなくて、新潟県立歴史博物館が開いた立派な講演会です。

 近年、遺跡の研究から、稲作が始まる前の縄文時代には、栗が食材として
    また、建築材として多用されていたことが解かってきたそうです。
  集落の周囲にはきっと栗林があって、縄文人が管理していたに違いない。
そこでクリの生態を調べる必要があるのだけれど、現代のクリは品種改良されて
       背が低く、農薬も使われていて調査にならない。
       小国には4ヘクタールの広大な栗園があります。
  下草を刈っただけの管理で、最も縄文の林に近いとされ、研究されました。

     講演会のあと、現地説明会となり、栗林を見学してきました。
   下草がきれいに刈り払われて、木々の間を渡る風が気持ちいい。
  縄文の人たちと同じ風景の中にいる体感で、ロマンチックな気分です。

でもね、辺り一面散らばっている栗をみると、頭のスィッチが切り替わっちゃうのね。
  ”拾わなきゃ!”  ロマンがマロンに切替わります。     うまいね、どうも…

  081225-3.jpg


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          白い三角形は、落ちてくる実や葉を捕らえる研究用のトラップです。


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          トラップの中。この中の栗は持って行っちゃダメよ。








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飛騨の忍者 ぼぼ影

栗大好きです。
by 飛騨の忍者 ぼぼ影 (2008-12-28 14:41) 

キタノオドリコ

ははは・・・ロマンがマロンですか。こりゃまたビックリ(><)。
しかし、縄文の栗ですか、格調高いな。小国には縄文の風景そのままに手つかずの森が広がっているのですか?
わんこも楽しみにしています。^^
by キタノオドリコ (2008-12-28 17:32) 

mukuのパパ

>ぼぼ影さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
 栗がお好きでしたら、ぜひ一度来てみるのをお勧めします。
 写真ではよく分からないでしょうが、一面に落ちている栗の実に
 感動しますよ。
 小国は一部の人にしか知られてないから、人の姿はほとんど見られない。
 各地で見かける、人のほうが多いんじゃないか、なんてことはありません。


>栗の木は何百年、何千年、生き抜くという木じゃないので、縄文の森が
 そのまま残っている訳ではありません。
 この栗林も戦後植林されたものだそうです。
 戦後といっても、壇ノ浦の合戦とか、関が原の合戦ほど古くなくて、
 巨人阪神戦あたりね。違うか?
 小国は磐梯朝日国立公園の中にあるようなものだから、
 どこまでも深い森が広がっているんですよ。
 
 
by mukuのパパ (2008-12-29 09:39) 

こぎん

パパったら、どこへ心の旅をして来たのでしょうか?
なんか、かっこいい~な。
私もヨーロッパ辺りで心の旅がしてみたい~~。
縄文時代の方々は、想像以上に美食家だったようですね。
三内丸山でも・・・当時の食材だった・・・栗ソフト食べました・・・それかい?

ワンちゃん、楽しみにしています!!
by こぎん (2009-01-01 17:12) 

mukuのパパ

か、かっこいい~  ですかー?   困ったな。
ホントのこと言えなくなっちゃった。
オジサン年配は、かっこいい~なんてことは、あまりないんだけどねー。

ヨーロッパで心の旅ねぇ。キョロキョロ忙しすぎて、それどころじゃなくなる気がするなぁ。
北極圏でオーロラをじっくり見上げるとか、南の島で珊瑚礁の海にゆったり潜るなんてのがいいな。とにかく、じっくりゆったり。オジサンだから。
ソフトクリームとオジサン。う~ん、好きだなー。
by mukuのパパ (2009-01-06 04:15) 

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